乱筆乱文縦横無尽

2009年10月18日
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カテゴリ: 読書日記

「 読書メーター 」というウェブサイトをみつけました。これに登録していくと、自分が何冊読んだのか、総ページ数はどれくらいかが一目瞭然ですとりあえず、10月1日分から記録してみました。読書好きの方なら、ぜひ登録してほしいと思います。今月はがんばって読んでいますが、それでもまだ9冊。せっせと読まなきゃ


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さて、今日は10月15日に読み終えた『 和辻哲郎 文人哲学者の軌跡 』を紹介します。著者の熊野純彦氏は、同じ岩波新書で『西洋哲学史』(全2巻)を著している哲学研究者です。

和辻哲郎は戦前から戦中にかけて活躍した思想家で、『風土』や『古寺巡礼』などの著作で知られており、主著『倫理学』は学界で高く評価されています。そうした和辻の少年時代から晩年までを俯瞰しつつ、その思想に迫った著作が本書ですが、これが私にはとにかく難解でした

もともと「京都学派」に興味があり、『西田幾多郎』(岩波新書)などにも手を出したこともありましたが、とにかく日本の哲学者の文章には苦労させられますよっぽど西洋哲学の翻訳書の日本語の方が、私には理解しやすいです。

その和辻の倫理学のエッセンスとは「倫理とは、かくて、人間関係であり、すじみちであった」(p.123)とのこと。人間は周囲の人間に対して、どの他人にも同じように接しているのではなく、他人ごとに言葉遣いや態度を変え、「本当の自分とは一体どの自分なのか?」と自問する存在です。そして本当の自分とは、そうしたさまざまな「自分」の総体であり、それが「世間」や「世の中」を形成する最小単位であることを考えれば、人間とは「社会であるとともにまた個人」(同)だとする和辻の考えに首肯できる所がありそうです。

まだまだ修業が必要です。



和辻哲郎 (楽天ブックス)
※岩波書店(岩波新書) 2009年 ★★★☆☆(難解で本当は評価できません…)



西田幾多郎 (楽天ブックス)
※岩波書店(岩波新書) 2007年 ★★★☆☆(こちらも同じです…)


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Last updated  2009年10月19日 01時40分27秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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