乱筆乱文縦横無尽

2009年11月02日
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カテゴリ: 読書日記

薄手のコートに北風が容赦なく吹きつけます。明日も朝から仕事なので、冷え込みが心配です


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今日は10月27日に読み終えた『 シュレディンガーの哲学する猫 』(中公文庫)を紹介します。著者の竹内薫氏とさなみ氏は兄妹とのこと。



シュレディンガーの哲学する猫 (楽天ブックス)
※中央公論新社(中公文庫) 2008年 ★★★★☆



本書は、作家である「わたし」と時空を超えてやってきた「シュレ猫」の珍妙なやり取りの合間に、古今東西の哲学者の解説が挟まれるという面白い構成。登場する哲学者は、ウィトゲンシュタインやニーチェにハイデガーの大御所に、日本からは廣松渉と大森荘蔵、面白いところでは『星の王子様』のサン=テグジュペリなども扱われています。


解説は至って平易で、「哲学入門マニア」的な私にはやや簡単でしたとはいえ、「今度こそ、『精神現象学』!」などと思っても、私にはきっと読めません


本書を読んでいて思いだしたことが一つ。それは、学生時代に大学の図書館で適当に論文を読み漁っていたときに、ふっと視界に入って気になった言葉がありました。それは「君の選択が同時に人類の選択であるように」という警句です(確かこんな感じ)。これが当時の私にはとても印象的で、何か言葉を求められたときには、このセリフを訳知り顔で書いたものでした


これのオリジナルがサルトルであることを本書を読んで知りました。でも、なぜサルトル?大学時代にサルトルなんて読んでもいないし、そもそも私の専門は日本近代史だし図書館の「哲学・思想」の棚には立ち寄ったことすら記憶にありません。


というわけで、本書を読んで一番うれしかったのは、あの言葉の原典を知ることができたことです。『実存主義とは何か』でも読んでみようかと思いましたが、どうせ挫折するだろうとも思いました。とりあえずブログ右下の「お気に入り」に入れておくことにします。


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Last updated  2009年11月03日 01時50分00秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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