乱筆乱文縦横無尽

2010年02月02日
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カテゴリ: 雑記




1月は 読書メーター によれば、24冊読破しましたそのうちコミックが3冊あるので、実質21冊。仕事が忙しい割にに、我ながらよく読んだものです最近読書のペースが上がってきました。過去には年間おそらく500冊以上読んだ年もあるので、その域をめざして読んでいきたいと思います


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2010年1月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:6892ページ

■警官の血〈上〉 (新潮文庫)

読了日:01月01日 著者:佐々木 譲
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329316

■警官の血〈下〉 (新潮文庫)
下巻では二代目の民雄、そして三代目の和也を通して現代が描かれました。民雄までは面白く読みましたが、和也がなあ…。これも時代の為せる業なのでしょうか。もう少し「英雄」的な生き様が観たかったです。
読了日:01月01日 著者:佐々木 譲
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329432

■聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)
キリスト教の異端とされたカタリ派の弾圧の様子を描いた文献を巡る暗闘。本筋とは関係がありませんが、ブローデルの『地中海』を早いうちに読まないと、という気持ちになりました。
読了日:01月01日 著者:帚木 蓬生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329470

■聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)

読了日:01月01日 著者:帚木 蓬生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329545

■関ヶ原前夜―西軍大名たちの戦い (NHKブックス 1138)
近世史は専門外ですが、長めの資料の引用には現代語訳も付されていて、実に読みやすい著作でした。関ヶ原の戦いは通り一遍のことしか知らなかったため、戦前の毛利氏の動向などとても勉強になりました。できれば戦いそのものにも筆を伸ばしてほしかったです。
読了日:01月02日 著者:光成 準治


■大臣 増補版 (岩波新書 新赤版 1220)
旧版も読んでおり、興味深く読むことができました。驚かされるのは現在の民主党の改革の多くが、1998年当時の著者の指摘する問題点の克服に基づくものであることです。ただ、それが単なる制度改革であり、目指すべきものとなると何ともあいまい。著者の志す改革を全うするとどのような日本となるのかも示してほしかったです。
読了日:01月02日 著者:菅 直人
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329617

■ニライカナイの空で (講談社文庫)
「坪田譲治文学賞」の受賞作。炭鉱で暮らす人々が物語の中心です。映画『フラガール』を思い出しながら読んでいました。面白く読みましたが、主人公の弱さにイライラしてしまいました。
読了日:01月02日 著者:上野 哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4329698

■私が愛した池田大作 「虚飾の王」との五〇年
友人から借りて読みました。公明党の元委員長による回顧録です。池田大作氏の人柄に触れる点は多いものの、政治家(著者)の自叙伝としても読むことができます。宗門を離れた信徒団体としての創価学会という組織の存在は、著者と同様に何とも不思議に思います。いったい何なんでしょう?
読了日:01月05日 著者:矢野 絢也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4356920

■瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)
1987年の著作の文庫化です。瀬島龍三の生涯を大本営参謀、シベリア抑留、帰国後の商社、臨調委員の4つに分けて、多くの証言などをもとにまとめています。共同通信による類書もあるので、そちらも今後読む予定。シベリア抑留がなぜ起こったのか。それを口にしない(できない)のは、そこに人生の汚点があるのかもしれないと思いました。
読了日:01月08日 著者:保阪 正康
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4414078

■イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か)
上巻は第1部「回廊の迷い人」。田口先生が霞ヶ関に迷い込みます。単行本を全面改稿したそうです。理屈っぽい登場人物ばかりです(笑)
読了日:01月09日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4440866

■イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か)
下巻は第2部「イノセント・ゲリラの咆哮」。何かの謎解きがあるわけではなく、ミステリ色を廃した医療小説です。作者の思想がふんだんに盛り込まれているようです。海堂尊氏の作品の登場人物は、どの人もたしかに個性がはっきりしていて「生きている」と強く感じます。考えさせられ、しかも面白い。エンターテイメントの傑作だと思いました。
読了日:01月10日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4440919

■戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)
新書にしてはかなりの大著。タイトル通り、日本・アメリカ・ヨーロッパ・南米・アジア・アフリカ・中東・ロシアなど、第二次世界大戦後の世界各国の経済の歩みを概観しています。このような包括的な著作は、どのような立ち位置から世界を眺めているかという著者のスタンスが問われます。その意味で「むすび」がとても面白く、経済学が数字に置き換えられない領域にまで踏み込んでいくことの重要性を感じました。
読了日:01月11日 著者:猪木 武徳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4481727

■サマータイム (新潮文庫)
4つの短編で構成される連作小説です。「音楽」をモチーフにした物語で、ジャズに詳しくなりたいとついつい思ってしまいます。解説は森絵都さん。そう、解説はこの人がぴったりな小説です。
読了日:01月12日 著者:佐藤 多佳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4482792

■みちづれ―短篇集モザイク〈1〉 (新潮文庫)
10ページほどの短篇が24本収められていました。相互に関連してそうな、あるいはしてなさそうな感じ。『ふなうた』も読めばそのあたりがわかるのでしょうか。「とんかつ」が好きです。
読了日:01月14日 著者:三浦 哲郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4512041

■泣けない魚たち (講談社文庫 あ 106-1)
何となく読み始めたら、面白くて一気に読み終えました。都会で成長した人間にとって、秘密基地にはあこがれます。作中に登場する大人たちの、子どもを見守る姿が素敵でした。
読了日:01月16日 著者:阿部 夏丸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4549160

■秀吉を襲った大地震―地震考古学で戦国史を読む (平凡社新書)
歴史(中心)の本かと思いきや、地震と考古学の本でした。その名も「地震考古学」という新しい学問です。地震をナマズと表現した初出史料はなんと太閤秀吉の直筆。面白く、そして怖い話が満載でした。
読了日:01月19日 著者:寒川 旭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4583049

■南アフリカの衝撃(日経プレミアシリーズ)
現時点で最新の南アフリカ研究だと思います。日経の新書ということもあり、歴史は最小限にとどめられ、主に経済的な面から南アフリカを概観しています。そのため、資源や企業に関しての言及は多いのですが、現在のズマ政権の政策などに触れている点が少なかったのが残念です。
読了日:01月20日 著者:平野 克己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4598801

■天孫降臨の夢―藤原不比等のプロジェクト (NHKブックス)
「聖徳太子はいなかった」「蘇我馬子は大王だった」など、読み始めた当初はトンデモ本かと思いきや、それがなかなかの説得力を持って迫ってきます。『隋書倭国伝』の記事の重要性を思うと、著者の主張もあながちバカにはできないと思いました。これらが第1部ですが、第2部は根拠薄弱に感じました。全体として面白く読めたので、著者の別の著書にも触れたいと思ってます。
読了日:01月22日 著者:大山 誠一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4628356

■機動戦士ガンダム THE ORIGIN (19) ソロモン編・前 (角川コミックス・エース 80-22)
20巻を読む前に久々に読み返しました。ソロモン編もここまではほぼ映画版通りですが…。
読了日:01月23日 著者:安彦 良和
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4644710

■機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)
19巻を久々に読み返してから、20巻を読みました。本書の後半からの怒涛の展開に驚かされました。ORIGINならではのオリジナルストーリー。次巻が今まで以上に楽しみです。
読了日:01月23日 著者:安彦 良和
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4644723

■機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2 (角川コミックス・エース 80-24)
公式ガイドブックの第2巻。読み物としては、作者安彦良和氏のインタビューと、キャスバルの誕生を描いた短編がメインです。個人的には、ORIGIN版のシャアは何だか小物で好きになれません…。
読了日:01月24日 著者:安彦 良和
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4660854

■不思議な経済大国 中国(日経プレミアシリーズ)
日経の中国ウオッチャーによる現代中国の経済状況のレポートです。政治に関する話題はほとんどなく、都市と農村の格差の問題や、WTO加盟前後の中国経済の様子などが報告されています。各章の内容がコンパクトにまとめられているので、とても手軽に読み終えることができました。
読了日:01月27日 著者:室井 秀太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4704466

■河合栄治郎 - 戦闘的自由主義者の真実 (中公新書 2033)
「弾圧された自由主義者」として名前だけは知っていましたが、今回初めてその人となりやその自由主義思想に触れました。時局に対する批判精神だけでなく、実際に行動に移すその勇敢さや、生涯を通じて成長を遂げていこうとする理想主義的な態度などに感銘を受けました。本書は河合のそうした人格を多くの史料から紹介していますが、同時代人からの評価などについては物足りない点が残りますが、非常な労作という言葉が適切だと思います。現在のところ、今年のベストです。
読了日:01月28日 著者:松井 慎一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4714042

■宇宙のからくり 第2版
著者による『宇宙のからくり』の第1版や『量子力学のからくり』なども読んでいたので、けっこう読めるかと思いきや、字を目で追っただけになってしまいました。本書には天体や銀河などはほとんど登場せず、「重力」や「平らな宇宙」がていねいに解説されています。天体好きの文系人間には、理解できるレベルの著作ではありませんでした。
読了日:01月29日 著者:山田 克哉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4732818


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Last updated  2010年02月03日 00時39分15秒 コメントを書く


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Comments

おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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