乱筆乱文縦横無尽

2010年02月05日
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カテゴリ: 読書日記

今日から再びせっせと更新したいと思ってます。


その間にアメリカ・中国の金融引き締めが噂され、それに加えてヨーロッパの財政不安、さらにはアメリカの景気先行き不安で、各国の株式市場は急降下それとともに為替も急激に円高方向を示し、もう大変なことになっています思い起こせば3年前。2007年2月は中国発の 世界同時株安 なんて出来事もありました…。


今夜はアメリカの雇用統計が発表されます。それ次第で、この流れは来週も続くかも…。


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さて今日は、1月27日に読み終えた『 不思議な経済大国中国 』を紹介します。著者の室井秀太郎氏は日本経済新聞に勤める中国ウオッチャーのようで、他にも多くの中国関連の著作がありました。



不思議な経済大国中国





日経プレミアシリーズの本は、以前に『 南アフリカの衝撃 』を紹介しています。本書もこれと同じように、新興国の内部事情を手軽に詳しく知ることができる良書です。本書では現代中国の諸問題を主に経済面から取り上げて解説してくれました。とにかく勉強になります。


本書の良さは、まず 著者の筆致がとにかく読みやすい こと。これは著者が新聞社に勤務しているということで、文章の巧さは当然なのかもしれません。さらに良かったのは、 バランスのとれた本書の構成 です。全10章で、各章が約20ページずつの分量。トピックも現代中国が抱えるさまざまな矛盾や問題点を取り上げています。


著者が挙げる問題点の中でも、都市と農村の格差問題、地方政府の中央政府に対する面従腹背、金融システムの不備などは相当に問題です。とくにひどいと感じたのが、 都市と農村の格差問題 。どうやら現代日本の比ではなく、都市戸籍と農村戸籍などの差別の問題も含まれているようです。その一方で、政治面にはあまり触れられておらず、少数民族の分離・独立問題、共産党の独裁体制などへの言及はほとんどありません。


本書を読みながら考えていたのが、今後の中国、そして中国関連への投資の方向性です。いまだに高度経済成長を続ける中国で、今後問題になり得るのは環境問題でしょう。中国が大国化すればするほど、国際社会からの視線は厳しくなります。温暖化対策を始めとする地球環境問題はもちろんのこと、国内での公害問題も今後はさらに明るみに出ることと思われます。そうなると、 日本の進んだ環境への負荷の少ない様々な技術が活躍する場面が増えるかも しれません。そうした技術を持つ企業を見つけて、これから株でも買ってみようか、などと考えながら読んでいました。


最後に、この日経プレミアシリーズでBRICsの一国であるロシアに関する著作、『 ロシア人しか知らない本当のロシア 』を見つけました。次はこれでロシアを勉強したいと思ってます。


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Last updated  2010年02月06日 00時03分54秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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