2003年05月21日
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天気が良いのはとても嬉しいのです。なぜかと言うと、この時期のミカンにとって湿気は大敵。あっという間に、それこそたった1日で「灰色カビ」が広がってしまうのです。

この「灰色カビ」、花びらが萎れてミカンの幼果とくっついた場所に繁殖して果実に傷をつけるのです。ミカンの上半分、特にのヘタの周りに白いキズがついたミカンを見かけたことがあると思います。それが「灰色カビ」が繁殖した名残なのです。

もちろん、だからと言ってミカンの美味しさは変わらないのです。しかし、日本人にとって「果実」はまだまだ「嗜好品」。 「美味しくて、かつ、綺麗」 なミカンじゃないとだめなんです。

この「灰色カビ」の防除は純粋に 「外観」 を綺麗にするためだけの目的で行われます。そこで、
「晴天で乾燥した天気が続くのなら灰色カビは出ないのでしょう?」
という疑問をもたれる方もいらっしゃると思います。答えは、
「その通りです」

「もし、あと1週間雨が降らずに晴天が続けば、防除は必要ないのです。しかし、雨が降って24時間以内に全部のミカン園に殺菌剤を散布することは不可能です。ですから、もし雨が降っても大丈夫なように先に防除をするのです」

でも、もし日本の消費者が、
「外観なんて問題じゃない。大切なのは中身の美味しさだ」
と、どんなに外観の良いミカンも悪いミカンも同じ値段で買ってくださるのなら、こんな防除は必要ないんですけどね・・・・

「中国紀行」の日記が書けていない言い訳でした(汗)






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最終更新日  2003年05月21日 12時46分48秒
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