2003年09月16日
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テーマ: 中国旅行(113)
カテゴリ: カテゴリ未分類
飛行機から白雲国際空港の建物に移動すると、ムッとした熱気が体を包む。広州の気温は30度だそうだが、湿気を十分に含んでいるために実際の気温以上に暑く感じる。それでも緯度を考えれば、広州は亜熱帯なのに日本の暑さとさほど違わない。日本の夏はいつの間にかめちゃくちゃ暑くなってしまっているのだ。

SARS騒動以降厳しくなった検疫では一人ずつ体温測定のセンサーの前を通り、係官に検疫カードを提出する。その後はパスポートコントロールだ。9月1日以後日本人の15日以内の滞在にはビザが必要なくなったために、パスポートコントロールも処理時間がずいぶん短縮されてスピーディになっている。パスポートと入国カードを提出すると、パスポートを何かの機械に通して、赤い札を挟んで返してくれる。いったい何に使うカードだろうと訝っていたら、その向こうの出口で係官が回収していた。

後は手荷物を受け取るだけだ。しばらくコンベアの前で待っているとスーツケースが流れてきた。出口でクレームタッグとの照合があり、いよいよ中国へ足を踏み出す。

空港の建物を出ると、広場の向こうに大きな「白雲国際機場賓館」の看板が見える。このホテルが本日の宿泊場所なのだ。これなら迷いようがない。

午後6時を過ぎているのに外はずいぶん明るい。中国は時差が日本より1時間遅れなのだが、標準時間は北京に合わせてある。広州は北京より1時間くらい日没が遅いようだ。こんなところでも中国の広さを実感してしまった。

スーツケースを押しながらホテルの看板を目指して駐車場広場を通り抜け、広場の向こう側にある道路まで到着した。この道路を渡ればホテルの玄関にたどり着ける。しかし、道路には横断歩道がないのだ。

道路は一方通行なのだが中央分離柵で区切られている。手前半分はタクシーの待合スペースになっているようで、向こう側半分を一般車両が通行している。柵はところどころ隙間があるので向こう側へ渡るにはその間を通れば問題はない。ところが、手前側の道路はおそらく一刻も早く順番を取るためだろう、次から次へとタクシーがものすごいスピードで走ってくるのだ。とてもこんな怖いところへ足を踏み出す勇気はないので、タクシーが途切れるまでしばらく待っていた。

ようやくほんの少しの余裕を見つけて大急ぎで半分まで渡り、またしばらく待つことになる。本場の中国の人ならこんなに待つことはまずないのだろうが、まだまだ中国交通事情に対応するにはtetywestたちは未熟者なのだ。それに中国へ来る早々交通事故に遭ったのでは洒落にもならない。

ホテルの建物に入るとクーラーの冷気が心地よかった。フロントにホテルクーポンを渡してチェックインの手続きをする。デポジットとして100元が必要だった。フロントの係員は手続きが済むと、何も頼まないのに部屋の鍵をボーイに渡し、赤い服を着たボーイが部屋までトランクを運んでくれた。それはいいのだがこのボーイ、「サンキュー」と言っても腰の後ろで手を組んだまま部屋に突っ立って一向に出て行こうとしない。仕方がないので10元紙幣を渡すとようやく出て行ってくれた。中国でボーイにチップを渡したのは初めての経験だった。広州は他の地方より欧米化が進んでいるのかもしれない。


「さあ、無事中国へ到着したことだし、今夜はどこにも出かける予定もない。ホテルの部屋でゆっくりとくつろげるぞ・・・」
と思ったのはtetywestの大きな間違いだった。






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最終更新日  2003年09月16日 13時14分39秒
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