2005年02月14日
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カテゴリ: 旅行
ちょうど30年前の1975年2月14日(金曜日)、tetywestは旅に出ました。13ヶ月のUSA生活の始まりです。

当時のことは、記憶の奥のほうにしまい込まれてしまっていて、最近ではほとんど思い出すことはありませんでした。しかし、ふとしたことから本棚の隅にあった当時の日記帳を見つけてしまったのです。パラパラと読み返しているうちに、当時の記憶が少しずつ蘇ってきました。USAでの経験が今のtetywestのバックボーンになっていることは間違いありません。

そこで、今年は1年をかけて「tetywestのUSA日記’75」を書いてみようと思います。当時の日記をそのまま掲載するという手段も考えたのですが、あまりに文章が稚拙でとても公衆の面前に曝せるような出来ではありませんので、もう一度書き直すことに腹をくくりました。

さて、本当に息切れせずに続くものでしょうか・・・・

2月14日(金)1975年

10時48分発「宇高連絡船」に乗ってtetywestは故郷を後にした。その前に行われた県庁での壮行会には、前川県知事、三宅町長、観一の校長先生というすごい人たちが列席されていた。1971年のニクソンショックで、1ドル=360円で固定されていた為替レートは1973年に変動相場制に移行したのだが、まだ海外旅行は珍しい時代だったのだ。

そして何より懐かしいのは「連絡船」だ。別れのシーンに連絡船は特別よく似合う。列車のように一瞬で視界から消えることがない。少しずつ少しずつ小さくなりながら、それでもまだ手を振れば向こうもそれに応えて手を振り返す。それが10分以上続くのだから、感傷的になるなと言う方が無理なのだ。まして、1年以上帰ってくることは出来ないのだから・・・

岡山まで「急行鷲羽」、そして新幹線「ひかり」で東京へ向かう。今日は讃岐会館で一泊して、明日は代々木青少年記念総合センターへ集合することになっている。香川県からはtetywestを含めて3名だった。その中ではtetywestが一番年長になる。

tetywestたちがUSAへ行くのは「農業実習」のためだった。昭和27年から毎年USAへ農業実習生を派遣している国際農友会という組織があり、これから日本で農業をやっていく若者たちに世界一のUSA農業を体験させるというプログラムだ。もちろん事前に筆記試験、体力テストがあり、合格すれば2週間の合宿で英会話やUSAの基礎知識なども教え込まれる。その合宿は前年の8月に終わっていたので、今回代々木に集まる連中はもう顔なじみなのだ。



日記の最後に、こう書いてある。
「新しい経験は人生を大きくする!!」






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最終更新日  2005年02月14日 09時44分03秒
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