Mar 12, 2012
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テーマ: 徒然日記(23308)
カテゴリ: 生きる


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雪の舞う肌寒い3月2週目の月曜日。

那須の山は、雪雲に覆われすっかり姿を隠しています。

春はどこへやら・・の一日でした。

昨日の東日本大震災からの一年の催しが日本中からそして海外からもニュースで伝えられました。

一夜明けて今朝もニュースで「復興への道」がほど遠いことを報道していました。

これだけの大災害から一年過ぎてなおまだ復興までに時間がかかるのは、理解できますが

被災した町が元の生活に戻ることができるまでには、相当の時間と労力が必要ですし、

国や自治体だけの力では、及ばないほど大きな被害を実感しています。



2月の終わりの月曜日、ボランティアとして、今回の大震災で

原発事故による避難区域に入っている福島県双葉町から

那須に避難してきているHさんと話す機会がありました。

ご主人は、現在原発事故の処理にあたっていて、日夜勤務の日々が続いているそうです。

長女さんは、昨年4月に結婚式を挙げる予定だったはずが震災の影響で式を挙げることができず

入籍だけ済ませ、現在は郡山に新婚家庭を築いたそうです。

次女さんは、大学を卒業し、昨年春から就職が決まっていたそうですが震災で就職先から、

今回の震災により、内定を取り消され、事実上は解雇になり、いまは、アルバイトをしながら

就職活動を再開しているとのことでした。

双葉町の家はほとんど住める状態ではなく、一時帰宅を許されてもなにをどうしていいかわからず

「これからの生活をどうするか。家族で話し合っている・・・」と、話していました。

家族の明るい未来が大震災の影響で大きく変わり、これからのことを考える時が来ているのに

なかなかいままで暮らしてきた場所から離れたくない思いがあり、迷い悩む日が続いている・・と。

話を聞きながら、我がことのように思いを共有しました。



それでも明日という日の、また新しい時がやってきます。

家族への思いやこれからのことを考えながら新しい一歩に向かって踏み出すことができますように

ご縁があって、こうして出会い、話す機会が与えられたことに感謝して、微力ながらお手伝いできたらと思っています。








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Last updated  Mar 12, 2012 08:13:40 PM
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