いきいき宋休記

いきいき宋休記

2008年04月17日
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カテゴリ: エッセイ・詩画



 山に咲く花たちは何故咲くのか疑問に思っていましたら、ふと、天からのご褒美かもしれないことに氣付きました。ふた月前までは雪が降り、その寒さを越えて咲いていたからです。

 人間の場合も、条件に恵まれて育ったとき、うっかりすると感謝の心を忘れてしまうようです。現在を当たり前と思っている人には、感謝の心は育たないのかもしれません。

 大きな壁や試練を越えたとき、人間は大きく成長します。どんどん上に伸びるのではなく、厳しい現実の中で、根っ子が地面深く育つからではないでしょうか。根の浅い木はちょっとした風雨でも倒れてしまいがちです。しかし根がしっかりしている木は、少しの風ではびくともしません。

 直ぐに結果の出てくるものもありますが、実際には根が育ってから見える世界が育ってくるのではないでしょうか。困難な問題に遭遇したとき、現象という見えることばかりにとらわれず、自分の根っ子を育てる時期と考えてはどうでしょうか。高く上に伸びるためには、深くしっかりした根が必要なのでしょう。

 心配事の多いとき、感謝することを忘れていませんか。自分の不遇が氣になっているのは、自分中心に物事を考えているからではないでしょうか。何でもないようですが、生きていることって様々なものに助けられているのです。空氣があり水があり、そして私たちの体は休みなく働いてくれていることに感謝です。




きびしい
冬を
越えたから
ごほうびとして
可憐な花が
咲くのかも








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最終更新日  2008年08月19日 10時02分03秒
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