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期末テストが月曜日で終了という学校もあり、明日は日曜ですが校舎を開けることにしました。既に4人の子どもがやってくるという情報も入っており、最後の追込みという感じを私自身も受ける。
期末が終われば、いよいよ夏です。夏期講習です。中3にとっては最後の追込みの夏なんでしょうか・・・、飛躍の夏なんでしょうか・・・。人それぞれ目標があるのでそれに向けて何とか頑張るだけというのが本音でしょうか。
経営とあわせて考える場合、必ずといって夏期講習を我々は勧める。何か理由付けを考えて勧めようとする。でも必ずといってよいほど失敗する。なぜだろう?10年前の私であれば人のせいにしていた。つまり「責任転嫁」である。今はどうか?別に受ける必要のない子どもが中にはいますよ。しかしそんな子に限って受講するんです。逆に受講しないとダメでしょ!というような子が受講しない。特に3年生はクラブも最後の年で、全国大会などに出場する場合は8月下旬までクラブ活動がある。本格的に勉強を始められるのが9月から。公立高校の入試には欠かせない内申点の1/3が決まっているのにクラブなんだ。
実績がどうしても必要な塾ならこの時点で少し見放されたような対応を受けるだろう。3年になったらクラブより受験だろ?という考えの下で指導を行っているからだ。私の考えは何度も言うが、「クラブで燃焼!勉学で燃焼!」遠まわしな表現でしたが、要するに「文武両道」です。クラブで何か生きがいを見つけたのであれば全うさせてやりましょうよ。その後、自分の身の丈にあう学校に進学し、そこでまた生きがいを見つけ、更に進学するならそのとき改めて塾を選べばいいじゃないですか。子どものために失敗しない道を歩ませるのも親の努めですが、自分で生きがいを見つけてそれに向けて子どもが努力することのほうがはるかに子どもにとって財産になることをお伝えしよう。
私の知人に東大へ現役合格した男性がいます。出身は九州で、母子家庭という環境の中、東大に合格することだけを目標に勉強に精を出していました。念願が叶って、晴れて東大合格を果たした彼に待ち受けていたのは、目標達成の充実感ではなく、虚しさだけが残ったそうです。何を目的に東大に入学したのか?それはただ単に彼の母親の喜ぶ顔が見たかっただけなのかもしれない、と彼は私にそう話しました。その後の彼は趣味であった麻雀に生きがいを見つけ、雀荘のアルバイトをする傍らでセミプロの雀師のような生活を2年送ったそうです。しかし彼の虚しさは決して満たされることなく、その後大学を中退したのでした。
何のための東大入学なんですか?塾は実績のためだけに東大を勧めるんですか?もうそんな時代は終わりましたよ!今は塾生全員第一志望校合格のほうが重みがありますよ。だって保護者も子どもも一番の満足って地域一番校への合格ですか?そうじゃない。第一志望校に合格してこそ満足なんですよ。そのために子どもや保護者と綿密な面談を繰り返しながら「なりたい自分になるための方法」を一緒に考える指導が求められるではないでしょうか?
強育論 2008.09.18
ファンドマネージャーの心境 2008.07.28