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1443年に朝鮮第4代国王・世宗(セジョン)が制定した朝鮮語の独自の文字体系(ハングル)の正式名称、およびそれを解説した書物の名称です。
意味は「民に教える正しい音」。
訓民正音およびそれが発展した文字体系には、以下のような重要な歴史的背景と特徴があります。
1. 創製の背景と目的
当時、朝鮮では漢字が使われていましたが、漢字は中国語のための文字であり、独自の言語である朝鮮語を正確に表現するのには適していませんでした。
そのため、学問のない多くの民衆は読み書きができず、自分の意思を文字に残すことができませんでした。
こうした状況を憂いた世宗が、「民衆が簡単に学び、使用できる文字を」という願いを込めて創製しました。
2. 書物としての『訓民正音(解例本)』
1443年に文字が作られた後、1446年に鄭麟趾(チョン・インジ)をはじめとする学者たちが、世宗の命により文字の創製目的や使い方の原理などを記した漢文の解説書を出版しました。
この解説書は一般に『訓民正音解例本』と呼ばれ、その独創的で科学的な文字体系が高く評価され、1997年にユネスコの世界記録遺産に登録されています。
3. ハングルの名称の由来
創製当初は「訓民正音」と呼ばれていましたが、その後「諺文(オンモン:民間で使われる文字)」などの蔑称を経て、1910年代以降に「伟大な文字」や「唯一の文字」を意味する「ハングル」という名称が広く使われるようになりました。
--- GoogleAI
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