アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

アルゴリズムの時代(スポンタ通信 2.0)

PR

×

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

スポンタ

スポンタ

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

コメントに書き込みはありません。
2007年01月23日
XML
カテゴリ: スポンタについて
その理由は簡単である。

私がシナリオライターとしての職業教育を受けているからである。
指導教官は、「みなしごハッチ」で兄弟げんかを起こさせた池端俊作氏であり、「人間魚雷回天」の須崎勝矢氏である。
また、演出の指導教官は、「マル秘女郎責め地獄」「人妻集団暴行致死事件」で有名な田中登氏である。

対立するキャラクターをつくり、その対立の摩擦をドラマチックに彩る。それが脚本家と演出家の仕事。

私は、市民参加型ジャーナリズムについてずっと論じてきたが、その思考方法の底には、シナリオ作成的な思考方法がある…。

フラットな世の中などというが、世の中にひとりとして同じ人間はいない。その言論を紡ぐ理由は、同じキャラクターはドラマの中にふたりいらないという職業観からくる。
同じキャラクターが二人いておもしろいのは、ザ・タッチとマナカナぐらいのものだろう。

思えば、私の2ちゃんねるバッシングのときに、「私はドラマティストだ」という意味を解さない人たちがいた。


だが、現実の私は、しがない無名の映像関係業者でしかない。
所謂ギョーカイ的にみれば、「書かざるシナリオライター」状態になっている。だが、思考方法は依然としてシナリオライターのままなのだ…。

☆

昨年、小学館が小学生の小説コンクールを募集していた。私は、娘に書くことをすすめたが、彼女は書くことができなかった。

その理由を私なりに考えるに、自分が感じていることを言葉にするなどという乱暴なことをしたくないという誠実な思いが、彼女を捉えているのだと思う。書いてしまった言葉たちが、自分の心を裏切っている。彼女の誠実な心はそれを許すことができぬ。

斉藤由貴の「初恋」の歌詞。「好きよ。好きです。愛しています。どれも違う気がする。始めての気持ち…」な感じだろう。

小学生の限られたボキャブラリーで、自分の感じたことを文章に紡ぐことなどできぬ。もしそれができるとしたら、それは厚顔者の所作であり、芸術家の資格はない。

☆

現実の生活・人生と文章世界の乖離は明らかである。
そもそも同じものであるはずがない。

だからと言って、発信しないでよいのか。私はそうは思わない。


他者の人生を順風満帆だと語る人は素晴らしいが、自分の人生を順風満帆だったと語るような人は誠実ではない。それは、自分の人生を明かさずに、自作自演のストーリーを誇示しているに過ぎぬ。

☆

日曜日、「いつ観ても波乱万丈」にワタミの渡邉美樹社長が出ていた。

数年前、私はインターネットでワタミに連絡を取り、「映像の仕事はありませんか」と営業に行ったことがある。
そのとき、手土産に…。と、ワタミの支店で飯を食い、家族での感想をまとめておいた。

だが、私の妻が指摘した店の問題点については、担当者は興味を持ったらしく、仔細をまとめたメイルを後日したのを憶えている。

渡辺社長の幼少時期に起きた、母親の死。父親の会社の倒産。そして、その後の宣教師・経営者になるための努力。
それらは、彼のストイシズムを支えているのだが、それとて、他者に強いることの合理性に繋がらぬと、私は思っている。従業員も自分の学校の生徒も、彼にとって家族に違いないが、「3年寝太郎」もあり。そういう価値観も無駄ではない。それが人生の深遠たるところだと思う。

番組の最後では、彼が自分の会社のテナントに足しげく通って、抜き打ち検査をしているところを映像にしていた。
その映像の中で、渡邉氏は、自分の店の欠点をカメラの前で堂々と語る。「料理が冷たい」「油で揚げる温度が間違っている」。
渡邉社長は、にこやかに、ほがらかに、支店の問題を指摘し、店長や従業員たちを励ます。私は、その姿を素晴らしいと思った。

自社の商品の問題点の一端をテレビマスコミで公表するなど、渡邉社長のトップダウンでなければけっしてできぬ。彼に経営コンサルタントがいれば、株価に影響するからと止めたに違いないし、秘書室がこの番組を試写したとしたなら、絶対にオンエアを制止したに違いない。

だが、渡邉氏は、誠実に、自社の商品の欠点をテレビで露出した。これこそウェブ2.0であり、短期的にはデメリットになるかもしれぬが、長期的に見ればメリットのある情報発信である。

渡辺社長と私は考え方も違うが、尊敬できる人物である。

☆

私は、娘に小説を書くことを強いることはできぬので、シナリオを書いた。
そして、かりそめにも業界に身をおく人間として恥ずかしいことでもある、とあるシナリオ賞に応募した。
そして、もっと恥ずかしいことに、落選した。

そのような恥ずかしいことを公表することが、ウェブ2.0を奉ずる者として誠実な態度だと信じている。

ということで、自作をこのブログにアップしていく。

私が何のためにブログを書いているのか。読者の理解に資するかもしれぬ。との期待を込めて…。

07sponta

お笑い芸人をめざしていた、そのまんま氏が、政治家に志すようになった気持ちはよく分かる。
私も映画・ドラマをつくろうとしていたが、言論の自由の場の確立に専心している…。


○ 平成18年度世田谷文学賞・シナリオ落選作

○ 題名

「学校に行けないこどもたち」

○ 登場人物

山口茜(朝日が丘小学校6年生)
島津夏美(朝日が丘小学校6年生)
エリカ(朝日が丘小学校6年生)
ヒロシ(朝日が丘小学校6年生)

緑川先生(33歳・茜たちのクラス6年3組の担任教師)

山口朝子(38歳)・茜の母親
島津美津(38歳)・夏美の母親
島津甲介(40歳)・夏美の父親・内装業者

三枝(45歳男性)・シックスクールを考える父母の会の代表
PTA会長(40歳・男性)

大石校長(55歳・女性校長)
靖子(28歳・養護教諭)

斉藤医師(50歳)クリニック診療所の医師
山室先生(55歳男性)・化学物質過敏症を専門とする大学教授・臨床医

柳井和子(45歳)・市会議員
市役所職員(38歳)











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年01月23日 05時56分42秒
[スポンタについて] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: