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ピーターソンのパウチ物の二つ目は「コーンメイラブラック」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2016年3月の事でした。 この煙草を最初に吸った時には、そのチェリー着香が随分と強いように感じたのですが、今回のパウチでは開封時の香りからして随分とマイルドに感じます。着火後の香りも、予想より更にマイルドです。流通在庫になっている間に、ちょっと着香が抜けてしまったのかも知れません。 と言いますのも、今回のパウチでは開封時の煙草の手触りが、かなり乾燥しているように感じたからです。最初に吸った当時は、この煙草が日本に輸入されるようになった直後でしたから、よりオリジナルに近い状態だったのだと思うのですが、当時の私はその湿気具合を「普通」だと記録しています。ですから、今回のパウチは当時のパウチと状態が異なります。まぁ、こういう事はパウチ物では珍しくありません。やはりパウチ物の密閉度は缶物より劣るのだと思います。 とは言え、そんなに長く流通在庫になってた個体なのでしょうか。この煙草がそこまで不人気だとは思えないのですが・・・。或いは、やはり日本に於けるチェリー着香は、他の着香より人気がなくて、在庫期間が長くなりがちだったりするのでしょうか。 でも、今回の状態でも辛くて吸えないという訳でもありませんし、これならこれでマイルドなチェリー着香物として美味しく吸える訳ですから、実際はそんなに気にはなりません。味わいが変わりやすいというのもパウチ物の性格の一つとして楽しめば良いのだと思っています。[オリジナルな煙草ブログは此方 Click!]
2025.10.12
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今回からピーターソンのパウチ物4銘柄を吸って行きます。最初は「ワイルドアトランティック」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2016年3月の事でした。・・・ピーターソンのパウチ物なんて最近出て来た新銘柄だと思っていたのですが、日本で発売になってから、もう9年も経つんですね。光陰矢の如しとはこの事かと。 今回の「ワイルドアトランティック」はピーターソンのパウチ物4銘柄の中で唯一のラタキア物です。ってか、パウチ入りのラタキア物って、今の日本ではこれと、後は「アンホーラ・イングリッシュブレンド」ぐらいしか残ってないのではないでしょうか。一時期ダン・タバコの「ロンドンブレンド」の20gパウチ物が出回っていましたが、未だ残ってるかなぁ・・・。 で、これらのパウチ入りラタキア物を通して眺めてみると、どれもラタキア物としては非常に軽く、ラタキア感が薄い物ばかりです。やはりラタキアその物が高価で、安価にしたいパウチ物では、そのブレンド割合を低く抑えざるを得ないのでしょう。 とは言え、先日まで吸っていたドクターパイプのラタキア物に比べると、ラタキア特有の臭みがしっかりあって、私が持っているラタキアに対するイメージからすると、あれらよりもこっちの方がよっぽどラタキア物らしい仕上がりになっています。そういう面と価格の面から考えると、ラタキア入門用としては、やはりドクターパイプよりもパウチ入りラタキア物の方が適しているように思います。 後、ラタキア至上主義の方々の中で、特に価格を気にする方に対しても、常喫用として向いているのではないでしょうか。 大切に守って行きたいカテゴリーの一つです。[守って行きたい煙草ブログは此方 Click!]
2025.10.05
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今回はロバート・マッコーネルの「レッドローゼス」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2017年8月の事でした。 この煙草のようにレギュラーの100g缶というのは多くはありません。ラットレーとか以前のラールセンとかには幾つかのレギュラー100g缶がありますが、その他のブランドでは本当に少数派です。それでも、コールハスの「カロライナルーズ」とか「クルーズライン」、「パイプ66」、ダン・タバコの「デビルズホリデー」や「テキーラサンライズ」、「ミロンガ」といった銘柄が思い出される訳ですが、どれもが比較的昔から販売されて来た銘柄で、ここ数年で発売された物はないように思います。 昔聞いた事がある気がするのですが、名ブレンダーであるG.L.ピース氏曰く、パイプ煙草一缶の内容量は2オンス(約57g)程度が適量で、それ以上になると開封後の消費に時間がかかり過ぎて、最後の方では味が変わってしまうのだそうです。確かにそうだなと感じる面もありますし、それに加えて、100g缶だと続けて吸っていると飽きるという面も、常喫銘柄を持たない私にはあります。 こういう事で、殆どのレギュラー銘柄は1パック50g程度で売られていて、中には元々100g缶しかなかったのに近年になって50g版も売られるようになった銘柄なんかもあったりします。紙巻煙草のように平均喫煙量の減少に伴う小容量化とは少し違う話だとは思いますが、結果的に同じような流れがパイプ煙草でも起こっているという訳です。 こういう流れは一般的に好ましいと言えるかどうか微妙なのですが、毎回違う銘柄を吸って、且つそれをブログネタにしている私としては、少なくともネタ数を確保するという面に関しては都合が良いです。(笑)[好ましい煙草ブログは此方 Click!]
2025.10.01
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今回はマックバレンの「バニラ」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2011年10月の事で、当時この煙草は「バニラクリーム」と呼ばれていました。 この煙草も先回の「バージニア No.1」と同様に、最近パッケージデザインが変更されました。それに伴って前のパッケージに記載されていた「クリーム」という記載がなくなり、単に「バニラ」とだけ書かれています。 ・・・そう、以前のマックバレンには、バニラ系のパウチ物着香煙草が「バニラクリーム」以外にも「バニラチョイス」とか「バニラトフィー」とかあって、更にフレイク物にも「バニラフレイク」というのがあり、それらを区別して呼ぶ必要がありました。けれども、近年それらの銘柄は次々と廃止になり、今では旧「バニラクリーム」だけになってしまったので、単に「バニラ」とだけ呼んでも支障がなくなりました。 成程、こういう流れだと独立系メーカーだったマックバレンが最近スカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)傘下に入ったのも頷けます。 一頃はパウチ物を中心に次々と新製品を発売するだけでなく、JT向けを始めとしたOEM供給や他ブランド品の取り込みなんかもして、随分と勢いがあったマックバレンですが、ほんの10年かそこらでこういう事になるんですねぇ。栄枯盛衰とか盛者必衰とはこの事かと・・・。 私のパイプ歴もそんなに長くはないはずなのですが、そんな私でもパイプ煙草についてこんな事を感じるようになるなんで、世間の変化の早さに驚きます。[勢いのある煙草ブログは此方 Click!]
2025.09.28
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今回はパッケージのデザインがリニューアルされた「バージニア No.1」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは2011年9月の事でした。 私としては購入したパイプの慣らしで使っているという事もあり、吸い慣れた銘柄ですから、レポートなんて今更なんですが、私が最初に吸った時の前からずっと変わっていなかったパッケージデザインがこの度変更になったので、改めて吸って記事にしようと思った次第です。 で、マックバレンがスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)傘下になり、もしかすると輸入元も変わるかも知れないという話を聞いていたので、今回のパケ変更はそれに伴うものかと思ったのですが、新パウチを良く見てみると、販売元は「日本たばこアイメックス株式会社」となっており、以前と変わっていません。また、同じくパウチには「Made in Denmark by Mac Baren International A/S」ともあり、STGの記載がありません。どうも今回のデザイン変更は、近年の会社のゴタゴタとは関係ないようです。ん? まさかレシピを変えたのに伴うパケ変更か?と疑って、実際に吸ってみても、中身も以前と同じです。やはり単純なパッケージデザインのみの変更のようです。・・・こうなると、このゴタゴタしている時期に何故にパケ変更なのかと、逆に不思議に感じます。近々輸入元や会社体制が変われば、またパケの印刷をし直す必要があって、単純に二度手間にしかならないだろうに・・・。 まぁ、ね、単なる一消費者が心配するような事でもないのですが。(笑)[慣れた煙草ブログは此方 Click!]
2025.09.21
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今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 7月の買出しでパッケージ変更になったマックバレンの2銘柄を買っていますが、それなら他のマックバレンも買っておこうという事で、マックバレンの自社ブランドの6銘柄を買っています。それと、スカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)製の中でも比較的孤立したマイナー銘柄二つも買っています。 ・・・近年はパウチ物の銘柄数が減って来ているので、パウチ物メインで吸っていると、パウチ物各銘柄を毎年一回は吸ってるような感じになります。まぁ、しょうがないですよね。(笑)[毎年の煙草ブログは此方 Click!]
2025.09.17
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この煙草については随分前に買っていたのですが、その後に新たに輸入された銘柄を優先的に吸って来たので、ここに来てやっと吸う事が出来ました。ガレリアの「ラム&メープル」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2012年10月の事でした。 この煙草は最近スカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)傘下に入ったマックバレン社の更に傘下に入っているサトリフ社の煙草なんですが、こういう元々独立したメーカーだったのが他社の傘下に入り、その他社が更に他の大会社や持株会社の傘下に入るという多重構造は、例えば自動車業界なんかでも見られますよね。例えば、イタリアのランボルギーニはドイツ・アウディ社傘下ですが、そのアウディは同じくドイツのフォルクスワーゲン・グループの傘下にあります。また、イタリアのアバルトはフィアット傘下ですが、そのフィアットはステランティス・グループの傘下にあります。 こういう構造は、グループを巨大化する事による競争力強化のためなんでしょうが、どうなんでしょうね。組織全体が大きくなると、それだけ現場部門と経営部門が遠くなり、現場の声が上に届き難くなります。また、直接部門の規模に比べて間接部門の規模が大きくなり、且つトップとボトムの給与格差が広がります。巨大グループ傘下に入るのと独立系で居続ける事のどちらにもメリットとデメリットがあるのだと思います。でも、業界全体、或いは社会全体にとって、どちらの方が良いのでしょうか。その答えが見えるのは、未だ随分と先の事になりそうです。 まぁ、何だかんだと書いてますが、取り敢えず今はガレリアの輸入終了を悲しみたいと思います。(:_;)[独立した煙草ブログは此方 Click!]
2025.09.14
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何時も限定物ばかりでレギュラー品の輸入がないジョン・エイルズベリーから夏向け限定100g缶「サマーエディション2025」が入荷していたので買ってみました。製造はコップ社です。・・・ってか、コップ社ってジョン・エイルズベリーの他にもラットレーと自社のコップ社ブランドからも限定100g缶を幾つも出していて、やはり限定100g缶を出しまくっていた嘗てのピーターソンを彷彿とさせます。ま、ピーターソンは製造元がスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)なので、立場的には今回のジョン・エイルズベリーと同じになりますから、当時はより狭い範囲から高密度に限定品を出していたという事にはなりますが。 そういう訳で、早速開けてみましょう。 開封時の香りは果物系です。それもパッションフルーツのような南国の果物系です。夏向けの限定煙草としてはピッタリの着香だと思います。カットは基本的にラフで、湿気はこの手の着香物としては普通くらいではないでしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時と同じ南国フルーツ系の香りと、やはり南国フルーツ系の味が来ました。絶妙に甘味と酸味がバランスしている美味しい味です。やっぱり私は果物系の着香が好きだなぁ・・・。 火付きと火持ちは普通です。特段癖もないので吸いやすいと思います。 喫煙中盤に入る辺りから舌と喉を刺す刺激が出て来ました。ブレンドされているブラックキャベンディッシュのベースとなっているであろうバーレー葉によるものと思われます。こういう着香煙草では普通の事なのですが、ちょっと早め且つ強めのような気がします。そこ以外の喫味に関しては、序盤と変わっていません。 喫煙終盤になって来ると着香が抜けて来て、ちょっと薄味になります。且つ刺激はそのままなので、トータルで少し硬質な喫味に感じます。まぁ、これも着香煙草では良くある流れなので、特に欠点と言う程のものではありませんが、ちょっとお高い限定物でこれというのは、少し残念かも知れません。 という事で喫煙終了。後味は刺激があって硬質な果物系で、残り香も果物系でした。 全体的に見て、南国フルーツ味の美味しい煙草だとは思いますが、割りと一般的な着香煙草の範疇にある喫味の流れだったと思います。 まぁ、これだけ限定100g缶を頻発していると、どうしてもバリエーションを増やしやすい着香物が多くなると思いますし、限定らしい傑作着香ばかりを作り出す事も難しいと思います。企画&開発期間も短くなるでしょうし・・・。そういう意味で理解できる範囲の出来だと思います。何より南国フルーツ味が美味しい煙草ですから、それだけで十分です。[傑作煙草ブログは此方 Click!]
2025.09.07
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前回はラットレーの「イヤー オブ ザ スネーク」を吸いましたが、今回はそれの製造元であるコップ社が自らのブランドで出している「イヤー オブ ザ スネーク」を吸います。これの缶に同梱されているカードには着香内容が書かれていて、それには「グレープフルーツ、チェリー、ライチ」とあります。またブレンド内容としては「ブラックキャベンディッシュ、バージニア」となっています。まぁ、そこから容易に予想出来る煙草なんでしょう。 まずは開けてみます。 開封時の香りは、凡そカードにある通りで、気持ちライチが前にあるでしょうか。カットはリボンとラフで、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時と同じライチが前にある香りと、甘さと酸味のバランスが良い果物系の味が来ました。いや、本当に説明書き通りです。(笑) 味でも香りでもライチの存在感が強いのですが、ライチ着香の煙草というのも珍しいので、そこは興味深い所ですし、これはこれで大変美味しいと感じます。 火付きと火持ちは良い方だと思います。その分、油断すると燃やし過ぎてしまいそうなので、ちょっと抑え気味に吸うのが良いと思います。燃え進みも速い方です。 喫煙中盤に少し舌を刺す刺激が出て来ました。多分これはブラックキャベンディッシュのベースとなっているであろうバーレー葉に由来するものでしょう。一般的な着香煙草で良くあるパターンです。 喫煙終盤になって来ると、着香分の味と香りが抜けて来て、刺激が前に出て来ました。こういう流れも一般的な着香煙草で良くあるパターンです。そういう意味では、この煙草もやはり割りと一般的な着香煙草の範疇にあると言えます。 という事で喫煙終了。後味は少し刺激のある果物系で、残り香も果物系でした。 全体的に見て、一般的な着香煙草の一つだとは思いますが、ライチの味と香りが前にあるという点では、ちょっと珍しい煙草と言えるかも知れません。 ライチと言えば、夏場に美味しい「ソルティライチ」なんていう清涼飲料水とかもありますが、本当に暑い時期に口にしたい果物です。この煙草は一種のイヤー煙草で、本来なら年初に吸いたい所なのですが、味から考えると、この時期にピッタリでした。 皆さんも暑い時期の内に吸っておいて下さい。[ピッタリの煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.31
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今回はラットレーの限定100g缶「イヤー オブ ザ スネーク」を吸います。今年=巳年の限定物という事でこの名前なのでしょうが、一般的なイヤー煙草と異なり、干支のある東アジア、特に中国を強く意識した煙草という事になろうかと思います。 で、缶に同梱された説明書きによると、着香は「金柑、オレンジ、マンゴー」で、葉組は「ブラックキャベンディッシュ、バージニア、バーレー」なのだそうです。柑橘系をメインとした果物系着香煙草だという事です。因みに製造はコップ社です。 それでは開けてみましょう。 開封時の香りは、ちょっとキツめの柑橘系です。「金柑」着香というのが頷けます。そこに、マンゴーによる円やかな果物系の香りが微妙に混ざっていて、キツ過ぎない感じに収まっています。カットはリボンとラフで、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径22mmのパイプに詰めて着火しますと、柑橘がメインにある果物系の香りが来ました。開封時の香りと大体同じです。味の方は、やはり柑橘メインの果物系で、酸味が前にあり、甘味は控え目です。ふむふむ、柑橘系は個人的に最も好きな着香なので、この煙草は私にとって随分と好ましい物となっています。 火付きと火持ちは普通だと思います。テクニック的にはイージーな煙草で、何の気遣いもなくスースー吸えます。 喫煙中盤で舌への刺激が少し出て来ました。バーレーがベースであろうブラックキャベンディッシュとは別にバーレーがブレンドされているそうですから、バーレー由来の刺激が出て来るのは当然です。その刺激以外の喫味の部分に関しては、序盤とほぼ変わっていないと思います。柑橘系の味わいです。 喫煙終盤で着香分が薄れて来た感じがあり、バーレーっぽい渋さが見えて来ましたが、メインの喫味はやはり柑橘系です。こういう流れは着香煙草としては一般的ですが、この段階まで着香分がメインでいられるのは、着香煙草としてむしろ優秀な方だと思います。 という事で喫煙終了。後味は渋さのある柑橘系で、残り香は柑橘系でした。 全体的に見て、柑橘系着香が暑い季節にピッタリの煙草だったと思います。 何だかベタな着香煙草を久し振りに吸ったような気がします。暫くの間ドクターパイプの独特な世界に浸っていただけに、こういう普通の着香煙草を吸うと、少しホッとします。私の好きな柑橘系というのもあるでしょう。 暑い季節の間に吸っておきたい煙草だと思います。[ホッとする煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.27
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今回ドクターパイプ・シリーズの最後に吸うのは「クレームブリュレ」です。この名前はもろにスイーツですから、きっとそういう味なのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは本当にチーズケーキに近いです。それがナッツ系のように感じる事もあり、まぁ、とにかくスイーツ系です。カットはリボンとラフで、比較的乾いた手触りです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、チーズケーキのような香りと味が来ました。ま、香りは香りとして、味の方も本当にチーズケーキっぽく、甘さは抑えめで、何処か塩気を感じます。また、それらにナッツ系の風味も感じる瞬間があって、ちょっと興味深い味わいになっています。 火付きと火持ちは良い方だと思います。乾いた感触なので、気持ち硬めに詰めた方が良さそうです。燃え進みも比較的早いと感じます。 喫煙中盤、喫味の変化はありません。やはりちょっと塩気を感じるチーズケーキっぽい味と香りです。甘さ控えめでベタベタしていないのが良いです。 喫煙終盤で、少し着香分が抜けて来て、チーズケーキっぽさが薄れて来ました。舌と鼻が慣れて来たというのもあるかも知れません。で、その着香分の向こう側に見えて来たのは、意外に渋いバーレー系のコクでした。輸入元の解説によると、ブレンドはバージニア、オリエント、ブラックキャベンディッシュだとの事で、ブラックキャベンディッシュのベース以外ではバーレーはないはずなのに不思議とバーレーを感じます。しかも、そのブラックキャベンディッシュも見た目上のブレンド割合は低いように思えます。真っ黒な葉が非常に少ないのです。それを考えると、ちょっと不思議な喫味です。 という事で喫煙終了。後味は割りと渋めで、残り香はチーズケーキでした。 全体的に見て、確かに名前通りの着香煙草ではあるのですが、解説のブレンド内容と見た目・味とのギャップに少し不思議な感覚を持つ煙草でした。 これで今回輸入されたドクターパイプの煙草を全部吸った訳ですが、シリーズ全体を通して見ると、かなり良い煙草だったと言えると思います。基本的に非ラタキア派である私としては、臭みの少ないラタキアを上手に使っている事に好感を持ちましたし、着香系も比較的控えめで良いです。また非着香バージニア系も上手く作られている印象を持ちました。ブラジルのブレンドも侮り難しです。日本での定番化が期待されます。[期待の煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.24
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今回はドクターパイプの「ストロングミクスチャー」を吸います。輸入元の解説では「シリーズ最強のストロングブレンド」だとの事で、空腹時の喫煙はヤバそうです。ですから食後を狙って吸ってみます。 では。開けてみましょう。 開封時の香りは基本的に枯草系なのですが、ちょっと嗅いだ事のない不思議な香りが混ざります。腐敗臭のようでもあり、糞尿に近いようでもあり、ちょっと甘味と酸味もあって、且つ薬草っぽい感じもあります。悪い香りではありませんが、これは何の香りなのでしょう。 カットはリボンとラフで、かなり乾いた手触りです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、前述の香りと、甘味とコクが同等くらいに混ざった太い紅茶系の味が来ました。熟成感は強い方ですし、ニコチンも強めに感じます。うむ、これは本格派の非着香煙草として、随分と美味しい部類に入ると思います。 火付きと火持ちは良いです。ビニールの封を切った際に、プラスチックの蓋がポロッと落ちたので、もしかしたら開封前から少し蓋が浮いていて、密封し切れず、少し乾燥が進んでいたのかも知れません。ただ、それでも辛みが出る事もなく、美味しく吸えていますから、特に問題はありません。ただ、乾燥の進み具合に合わせて、気持ち固めに詰めた方が良さそうです。 喫煙中盤、あの独特な香りが薄れて、葉巻っぽい喫味が出て来たように感じます。輸入元の解説では、葉巻用の葉である「アラピリカ」が高い割合でブレンドされているとの事なので、あー成程と納得出来ます。 喫煙終盤で葉巻っぽい味わいが益々前に出て来ました。こういう喫味であれば、普段は葉巻しか吸わない人でも取っ付きやすいのではないでしょうか。逆に言えば、葉巻っぽい分だけパイプっぽさが希薄なので、パイプだけを吸っている人だと多少の違和感があるかも知れません。まぁ、この辺は好みの問題でしょう。 それと、ニコチンの効きはやはり強く、ここまで吸って来ると、ちょっとニコチン酔いします。ですから、やはり空腹時の喫煙は避けるべきかも知れません。 という事で喫煙終了。後味は葉巻風で、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、序盤での不思議な香りと中盤以降の葉巻っぽさが独特な喫味を生む、オリジナリティーの高い煙草だったと思います。ただ、ニコチンは強めに効きますので、そこは注意が必要です。 葉巻用の葉をブレンドしているパイプ煙草はラットレーとかにもあったと思いますが、やはり興味深い味わいになります。パイプスモーカーである私としては、ずっとこの煙草を吸い続ける事には少々抵抗がありますが、偶に吸う分には面白いと感じました。 また、このブランドの独自性も感じられますし、良いのではないでしょうか。[興味深い煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.20
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今回レポートするのはドクターパイプの「ナイトダークネス」です。輸入元の解説では、バニラ着香に隠し味でラタキアが入るという、所謂「着香ラタキア物」のようです。どんな煙草なのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、そんなに強くはありませんがバニラです。かなりマイルドなバニラ香です。ラタキアの臭いは、う~ん、良く良く探してみると微かにあるようにも感じますが、意識しなければ殆ど気付きません。カットはリボンとラフで、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、強くないバニラで着香された紅茶系の味と香りが来ました。紅茶系と言っても、一般的な紅茶系の味と比べると、甘味よりコクと旨味が強い感じがするので、そこが隠し味として使われているラタキアの効果なのでしょう。対してラタキアの臭みは殆ど感じないので、知らなければラタキア入りだとは思わないのではないでしょうか。こういう臭みを出さずにコクと旨味を活かすというラタキアの使い方には、個人的に非常に好感が持てます。 火付きと火持ちは普通ですので、テクニック的には何の問題もなくスイスイ吸えると思います。また、高火力で再着火してもラタキアの臭みが出ないので、本当にラタキアのブレンド比率は少なそうです。 喫煙中盤でも喫味の変化はありません。弱いバニラで着香された紅茶系の味わいです。バーレー由来と思われる刺激が少々ある物の、気になる程ではありませんし、ラタキアの臭みもありません。これだけラタキアの存在感がないのであれば、外出前に吸っても匂いを気にする必要はないのではないでしょうか。 喫煙終盤になると、着香分が薄れて、バニラなしの紅茶系の喫味になります。元の着香が然程強くないので、この流れは当然と言えます。ただ、ラタキアの姿は相変わらず殆ど見えないので、普通の微着香煙草のような感覚で吸い続けられます。 という事で喫煙終了。後味は紅茶系で、残り香は微かなバニラ入りの焚火系でした。 全体的に見て、コクと旨味にラタキアらしさが垣間見えるものの、それ以外ではラタキアの存在を見つけ出すのが困難な微着香煙草でした。 ラタキア好きの方がラタキアを期待して吸うと、完全に肩透かしを食らう煙草だと思います。逆に、非ラタキアの微着香煙草だと言われて吸っても、全く違和感を感じません。このブランドで使われる臭みの少ないラタキアだからこそのブレンドで、一般的なラタキアを同じ割合でブレンドしていたら、もっとラタキアの姿が見える煙草になったのではないでしょうか。そういう意味で、独自性の高い煙草だと思います。[独自性の高い煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.17
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今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 最近では割りと珍しくなって来たと思いますが、夏向けの限定物が入荷していたので、まずはそれを買っています。後はピーターソンのパウチ物を4銘柄です。 暦の上では既に秋になってるというのに、夏向けの限定物を買うというのもどうなんだ?と思ったりもしますが、まぁ気温的にはバリバリ夏ですし、よろしいんではないでしょうか。 という事で、各銘柄のレポートをお楽しみに![珍しくなって来た煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.13
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今回はドクターパイプの「ラタキアブレンド」を吸います。名前からしてラタキアを前面に押し出した煙草のようで、且つ「ブレンド」と言うからには、前に吸ったラタキア100%の「フレイク ピュアラタキア」とは違って、バージニアとかも入っているようです。一体どんな煙草なのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りはラタキアです。とは言え、このブランドで使われているラタキアの臭いはかなり軽い部類で、むしろ鰹出汁系に近い感じです。カットはリボンとラフで、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、軽くて円やかな出汁系の味と香りが来ました。このブランドで使われているラタキアの事を考えると、これでもラタキアが随分と支配的であると言えると思うのですが、一般的なラタキア物に比べると、かなり臭みが抑えられていて、どっちかと言うと非ラタキアの熟成オリエントのような出汁系とか、食べ物の薫製のような喫味になっています。明らかにラタキアがメインとなっていますが、随分と吸いやすいと感じます。 火付きと火持ちは普通です。再着火の高火力時にラタキア特有の臭みが出やすくなりますが、そこを越えれば、特段意識しなくても普通に吸えます。 喫煙中盤に少し辛みが出ましたが、基本的な喫味に変化はありません。非常に軽いラタキアに支配されている出汁系の味わいです。軽いのに支配的だなんて、ちょっと不思議な感覚です。 喫煙終盤も同じ味わいが続きます。やはり臭みが少ないと非常に吸いやすく感じます。 という事で喫煙終了。後味は出汁系で、残り香は食べ物の薫製に近い匂いでした。 全体的に見て、このブランドで使われる軽い匂いのラタキアに支配された喫煙だったと思います。一般的なラタキア程の癖がないので、ラタキア物にしては非常に吸いやすい煙草でした。 「ブレンド」と言う程にはラタキア以外の喫味の部分が目立たず、そういう意味では完全にラタキアに支配されたラタキア物らしい煙草だとは思いますが、そのラタキア自体に臭みが少なく、軽くて吸いやすいので、結果ラタキア物としては全体的に癖が少なく吸いやすい煙草だったと思います。一般的なラタキア至上主義の方々の支持を集めるのは難しいかも知れませんが、それ以外の方なら気に入る可能性は高いと思われます。[支持を集める煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.10
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今回はドクターパイプの「フレイク ピュアゴールデンバージニア」を吸います。ちょっと前にリボンカット版の「ピュアゴールデンバージニア」を吸いましたが、今回は同名のフレイク版を吸ってみるという訳です。リボンカット版とフレイク版とで一体どれ程の違いがあるのでしょう。とにかく開けてみます。 開封時の香りは、少し酸味のある枯草系です。多分、リボンカット版と殆ど同じなのではないかと思います。カットは、同ブランドの他のフレイク物と同様の形態なのですが、湿気はやや渇き気味に感じます。枚数は分かりませんでした。 これをテキトーに取り出して折り畳み、火皿内径20mmのパイプに詰めます。そうして着火しますと、紅茶系の味と焚火系の香りが来ました。リボンカット版とほぼ同じ味わいに感じます。比較的浅めの熟成感で、甘さ、コク、旨味は中庸。ベーシックなバージニアストレート・フレイクの喫味だと感じます。 火付きと火持ちについては、同ブランドの他のフレイク物より良いとは思いますが、リボンカット版よりは悪いです。燃え進みも遅いですし、立ち消え&再着火の回数は多めになります。当然、再着火の際は高火力で燃やすという事態になるので、その瞬間は味が乱れます。これはしょうがありません。 喫煙中盤での喫味に変化はありません。基本的にリボンカット版と同じ喫味ではあるのですが、フレイクであるため燃え進みが遅く、細く長い喫煙になります。また、フレイクを丸めて、ちょっと捩じっただけでパイプに詰めているので、ボウル内での葉っぱの密度にムラがあり、片燃えを起こし、タンパーワーク、立ち消え&再着火が多くなります。そういう風なので、この辺が気になる場合は、やはりフレイクを事前に良く解してからパイプに詰めた方が良いと思われます。 喫煙終盤も同じような感じで続きます。テクニック的にはちょっと難しい面がありますが、味としては中庸で、ベーシックなバージニアストレートらしい喫味です。味としてはリボンカット版とほぼ同じではあるものの、燃え方にフレイクらしい癖があって、同じ味でも楽しみ方が違って来ています。同じ味なのにリボンカット版とフレイク版があるのは、こういう所に意味があるからでしょう。 という事で喫煙終了。後味は紅茶系で、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、中庸且つとてもスタンダードなバージニア・ストレートな味ですが、燃え方の癖にフレイクらしい個性があって、リボンカット版との違いを楽しむ事が出来ました。 ちょっとテクニカルな喫煙になるという意味で、リボンカット版を選んだ方が楽ではあると思いますが、パイプ煙草にしか存在しないフレイクという形態を楽しむ事が出来る事を考えると、やはりフレイク版も捨て難い存在だと思います。[捨て難い煙草ブログは此方 Click!]
2025.08.03
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続けて吸っているドクターパイプの煙草ですが、今回はフレイクでラタキア物の「グレートタイムズ」を吸います。輸入元の説明では、ラタキアの他にペリクがかなりブレンドされているようで、どんな喫味になるのか大変に興味深い所です。 早速開けてみましょう。 開封時の香りは、何と言うか、若草のような、ちょっと爽やかな植物系の香りで、想像していたラタキアやペリクの匂いはなく、その存在を全く感じさせません。あ、いや、このブランド特有のラタキアの臭いは微かにあるかなぁ・・・。フレイクの大きさや状態は、同ブランドの他のフレイク物と同じです。ですから、それを単に丸めてパイプに詰めただけだと、ちょっとテクニカルな喫煙になりそうです。 でも、私はやっぱりフレイクを丸めてパイプに詰めるのでありました。(笑) パイプの火皿内径は20mmです。で、着火しますと、円やかなコクと旨味に溢れた出汁系の味が来ました。この感じはラタキア系かなぁ、それともペリク系かなぁ・・・。何だか両方ともあるような、逆に両方ともないような・・・。香りについても、基本的には焚火系ですが、ラタキアとペリクが両方ともあるような、無いような・・・。ある意味、非常に中庸な味わいですが、旨味の濃さと奥深さは十分にあって、出汁系の味として、かなり美味しいと感じます。 火付きと火持ちは、このブランドのフレイク物なりで、決して良くはありません。立ち消えと再着火の回数は多くなりますので、それを避けるために、フレイクを丸めて詰めるのではなく、良く解してから詰めるのもアリだと思います。それと、強火力での再着火の際は、やはりラタキア系の匂いが前に出て来るので、それは一般的なラタキア物と同様です。 喫煙中盤も喫味は変わりません。ラタキア系なのかペリク系なのか良く分からないけれど、奥深く豊かで円やかな旨味のある味わいが続きます。香りに関しても、ラタキア系の臭みは最小限ですし、ペリク系の牧場臭もありません。でも、確かに出汁系の旨味豊かな香りは出ています。 喫煙終盤も同じような感じで続きます。テクニック的に難しい煙草ではありますが、ブレンドとしては非常に上手く出来た煙草だと感じます。ラタキアやペリクの臭みを最小限に抑えつつ、そのコクや旨味だけを引き出しています。バランスも良いですし、味の濃さも適度です。出汁系の味を楽しむ煙草としては、傑出した存在かも知れません。 という事で喫煙終了。後味は出汁系のコクと旨味、残り香はやはり出汁系と焚火系の混合でした。 全体的に見て、非常に好感の持てる美味しい煙草だったと思います。ラタキアやペリクの臭みが最小であるにも関わらず、ここまでコクと旨味に溢れた煙草は、なかなかないと思います。 やはり、このブランドのラタキアの使い方は、私にとってとても好ましいものです。欧州や北米でもない地域に、このように良い煙草があったなんて、本当に世界にはまだまだ知らない事が多いのだと思い知らされます。[好ましい煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.27
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先日の買出しに行った際に、何時ものお店で確保が出来ず、買えなかったコップ社の限定100g缶をネット通販で購入しました。購入したのは上の写真の通りで、利用したショップさんは何時ものココです。 コップ社の限定100g缶を買うついでに、不思議とマイナーで、滅多にお目にかかれないレギュラー100g缶も買っています。 通販で煙草を買うと、他の物を同時に買わない限りは必ず送料がかかるのですが、その額は良く考えてみると、地元の何時もの煙草屋さんに行くための交通費と大して変わりません。ですから、地元で手に入らず、通販でしか買えない場合は、遠慮なく通販も利用しています。とは言え、地元経済の事を考えて、出来るだけ地元で買うようにはしてますが・・・。 という事で、各銘柄のレポートをお楽しみに![遠慮なく利用出来る煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.23
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今回吸うのはドクターパイプの「ダークミクスチャー」です。輸入元の解説では「葉巻に使われる『アラピラカ』という葉をブレンド。」とあり、なかなか期待させます。どんな煙草なのでしょう。先ずは開けてみます。 開封時の香りは、・・・う~ん、これは何だろう。ペリク系でもなく、果物系でもないような強めの酸味に、コーヒーっぽい、何かローストしたような香りが混ざります。ちょっと面白い香りです。カットはリボンとラフで、湿気は普通でしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、やはり何だか良く分からない感じの酸味のある香りと、甘味を伴って意外に円やかなコーヒー牛乳的な味が来ました。味わいとしては太いのですが、意外に目立つ酸味がアクセントになっていて、かなり美味しい煙草です。それと、最初から結構なニコチンを感じますから、煙草感もかなりあります。 火付きと火持ちは良いです。燃え過ぎる感じもありませんから、テクニック的には吸いやすい煙草だと思います。 喫煙中盤では喫味の変化はありません。甘さを伴った太く円やかなコクが美味しく、酸味がアクセントになっています。この味のどの辺が「アラピラカ」の味なのかは分かりませんが、かなり好感の持てる味です。また、ニコチンはやはり強めに感じます。 喫煙終盤で味がやや薄くなったように感じます。味に舌が慣れて来たのでしょう。対して酸味は相変わらず感じるので、結果的に酸味が少し先行する喫味になっています。 という事で喫煙終了。後味は酸味と少しの甘味を伴ったコクで、残り香は酸味のあるコーヒーっぽいものでした。 全体的に見て、ちょっと何だか良く分からないのですが、太く円やかなコクのある味わいと酸味のアクセントが美味しい煙草だったと思います。また、ニコチンはやや強いので、食後のマッタリ喫煙に向いているのではないでしょうか。 結局「アラピラカ」が何処にあるのか不明ではありましたが、美味しい煙草だったと思います。もしかしたら、何だか良く分からない味わいの部分が「アラピラカ」だったのかも知れません。[太く円やかな煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.20
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今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 まずドクターパイプの未購入だった4銘柄を買っています。それと、ラットレーから出ていた限定100g缶を一つ。後は、パッケージデザインが変更になったマックバレンのパウチ物二つを購入しています。 限定100g缶に関しては、ラットレーのOEM供給元であるコップ社から、同社ブランドの同様の物も出ているようなのですが、それは輸入数が少なく、何時もの煙草屋さんで確保出来なかったとの事で、今回は購入できませんでした。これについては、後日ネット通販で購入予定です。 という事で、各銘柄のレポートをお楽しみに![確保出来る煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.16
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今回吸ってみるドクターパイプの煙草は「シャドウバレー」です。輸入元の説明では、ラタキア入りのウィスキー系着香煙草なのだそうです。私はウィスキー系着香煙草もラタキア物も吸った経験がありますが、それらを合わせたウィスキー系着香ラタキア物というのは初めてです。いったいどんな味なのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、確かにウィスキー系着香煙草のそれです。ボルクムリーフとかの匂いに近いです。で、その中にラタキアの薫香が・・・、あるのか無いのか良く分からない程度混ざっている感じです。カットはリボンで、湿気は普通でしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、ウィスキーっぽい香りと微妙な甘さを伴った紅茶系の味が来ました。ウィスキー系の煙草で馴染みのある味わいです。ラタキアの薫香は、強火力になる着火時に微妙に出るくらいで、しかも同社のラタキア特有の食べ物の薫製に近い匂いなので、殆ど「臭い」感じになりません。他方、味の中にはラタキア的な旨味が少しあって、ラタキアが全くの行方不明になっている訳ではありません。 う~む、こういう完全に裏方に回っているラタキアの使い方は、私の好きなタイプです。 火付きと火持ちは普通に良いと思います。燃え過ぎるような感じもありませんから、喫煙テクニック的にはイージーな方だと思います。 喫煙中盤では喫味の変化はありません。火力を少し強くすると、相応の辛みが出ますが、まぁ、許容範囲です。また、ラタキアの臭みも出て来ず、その旨味だけが味わいに微妙に加わっている様子も序盤と同じです。 喫煙終盤もそのままの喫味で続きます。う~ん、バーレー系の渋さが少し出て来たでしょうか。この段階ではパイプ本体も熱を持ち、全体的に燃焼温度が上がりがちになるはずなのですが、高温で出やすいラタキア臭が殆ど出て来ません。これほどラタキアが隠し味に徹しているブレンドも珍しいと思います。 という事で喫煙終了。後味はやや渋めの紅茶系で、残り香は微かにラタキア感とウィスキー感のある焚火系でした。 全体的に見て、完全に裏方に徹しているラタキアが適度な旨味を加えている、上手く出来たウィスキー系煙草だったと思います。 元々臭さを感じさせ難い同ブランドのラタキアですが、これ程までに裏方に徹していると、ラタキアのイメージそのものまで覆されるような気持になります。或いは、こういうラタキアだからこそ、裏方に回っても旨味の効果が生かせるのかも知れません。 これなら人前に出る前に吸っても、不評を買い難いのではないでしょうか。それでいて、ラタキアの旨味は生きているのですから感心します。[生きている煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.13
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今回もドクターパイプを吸って行きます。今回は「フレイク イングリッシュミクスチャー」です。ちょっと前に吸った「イングリッシュミクスチャー」のフレイク版と思われますので、ラタキア物ながらもラタキア感の薄い煙草なのではないかと予想されます。 早速開けてみましょう。 開封時の香りは、微かにラタキアの薫香が混ざる枯草系です。その薫香も、食品とかの薫香に近く、余り「臭~い」という感じがしません。カットは80mm×40mmくらいのフレイクで、厚さは3mmくらいあります。それが缶にミッチリと入っているので、取り出して枚数を数える事は出来ませんでした。湿気は、やや強めに感じます。 これをテキトーな量だけ取り出し、テキトーに丸めて火皿内径20mmのパイプに詰めます。そうして着火しますと、煙草らしいコクと旨味で吸わせる味が来ました。薫香も強くありませんし、リボンカット版の「イングリッシュミクスチャー」と同じような喫味です。う~ん、薫香はあれよりも少し強いかなぁ・・・。 火付きと火持ちは余り良くありません。燃え進みも遅いです。厚さが3mmもあって湿気も強めなフレイクを、単に丸めただけでパイプに詰めているので当然です。喫煙中の再着火の手間を省きたければ、最初に良く解してからパイプに詰めるべきでしょう。ただ、そうするとリボンカット版の「イングリッシュミクスチャー」と何が違うのか?という事になってしまうので、ちょっと考え物です。私としてはフレイク物なりの喫煙を楽しみたい所です。或いは、リボンカット版の方も同時に開封しておいて、着火剤としてフレイクの上に詰めて吸い始めるという手法も良いかも知れません。 喫煙中盤では喫味の変化は殆どありませんが、やっぱりリボンカット版よりも薫香が強めに出ているような気がします。経験的にラタキアは火力が強くなると臭みも強くなるというイメージを持っていて、この煙草のように火持ちが悪く再着火=強火力が多くなると、臭みが出やすいのは納得出来ます。 喫煙終盤も同じ喫味です。再着火=強火力が多い分だけ微妙に辛みが出ているようにも感じますが、まぁ、誤差の範囲でしょう。 という事で喫煙終了。後味はコクと旨味、残り香は焚火系+薫香でした。 全体的に見て、確かにリボンカット版「イングリッシュミクスチャー」を、厚くて湿気強めのフレイクにしたらこんな感じなんだろうなという煙草だったと思います。 リボンカット版とフレイク版を同時に開封して吸い比べたら、夫々のカット方式での喫味の変化を楽しめるかも知れません。そういうのも面白そうです。[面白そうな煙草ブログは此方 Click!]
2025.07.06
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ドクターパイプを続けて吸っています。今回は着香煙草の「オリジナル」です。輸入元の解説によると「王道なブレンド」だとの事で、それで「オリジナル」という名前なのですから、メーカーは余程自信があるのでしょう。着香内容はカラメルソースとバニラだそうですから、確かに王道な着香内容です。果たして、どんな感じなのでしょう。まずは開けてみます。 開封時の香りは、成程、輸入元の解説通りカラメルとバニラです。う~ん、カラメルの方が強いかな。カットはリボンとラフで、見た目は一般的な着香煙草です。湿気は、やや渇き気味でしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、意外とマイルドなカラメル&バニラな香りが来ました。意外にも強くない香りで、非着香ブラックキャベンディッシュを吸った時のような感触もあります。味も意外に甘くなく、マイルドではありますがベタベタした感触がなく、バージニア系の紅茶的味わいも感じます。ですから、着香だけで押し切るような煙草ではなく、煙草らしい喫味を着香で少し演出するといった感じでしょうか。 火付きと火持ちは丁度良い感じです。燃え難くもなく、燃え過ぎる感じもありません。吸いやすい煙草だと思います。 喫煙中盤も喫味に変化はありません。煙草らしい味わいに少しの着香が華やかさを加えています。着香煙草で良くある舌への刺激も意識しないと感じないレベルですし、良く出来たブレンドだと思います。ただ少し難癖をつけるとしたら、ちょっと粉っぽい感触があって、ジューシーさに欠ける点でしょうか。この粉っぽさは同ブランドの「エスプレッソ」にも感じたので、或いは同ブランドの着香方法の一つの特徴かも知れません。 喫煙終盤も喫味は変わりません。決して濃くない着香なのに、ここまでしっかり効いている着香物はそんなに多くありません。そういう意味で、着香煙草として優秀だと言えるのではないでしょうか。 という事で喫煙終了。後味はちょっと粉っぽいカラメル&バニラで、残り香もそんな感じでした。 全体的に見て、濃くはない着香が上手く煙草本来の味わいを演出している絶妙なブレンドだったと思います。 確かに、これを「オリジナル」と名付けるだけの事はあると思います。個人的な好みは別として、非常に優秀な着香煙草です。[優秀な煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.29
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ドクターパイプの煙草を続けます。今回は「ブラックダイヤモンド」です。輸入元の解説では「主張しすぎないラタキア」とされていますが、ここまで吸って来た同ブランドのラタキア物は、確かにラタキアではあるものの、今までに経験したどのラタキアよりも臭みが少なく、非常に吸いやすい物でした。その上で「主張しすぎない」となると、かなり癖がなさそうに聞こえます。どんな煙草なのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、・・・いや、これは「主張しすぎない」とは言えないと思うくらいのラタキア臭です。とは言え、同ブランドの他のラタキア物と同様に、その薫香は食べ物の薫製とか、魚の干物とかに近く、余り臭いという感じではなく、むしろちょっと美味しそうな匂いです。カットはリボンで、湿気は普通でしょうか。 これを火皿内径19mmのパイプに詰めて着火しますと、角の取れた鰹出汁系のコクと旨味が来ました。甘味は少なく、完全に旨味で吸わせる味です。また香りも微妙な臭みはあるものの、殆ど食べ物の薫製のような感じで、余り抵抗感がありません。私が良く通る道沿いに食肉の薫製工場があるのですが、そこから漂って来る匂いに良く似ているような気がします。 火付きは普通です。燃え難くもなく、逆に燃え過ぎる感じもないのですが、火持ちは意外に良くなく、立ち消えは割りと多い方かも知れません。 喫煙中盤で旨味で吸わせる喫味は殆ど変化ないのですが、微妙に刺激が出て来たでしょうか。少なくとも「角の取れた」味ではなくなりました。ブレンドされているブラックキャベンディッシュのベースとなっているであろうバーレー葉によるものと思われますが、或いは少し燃焼温度を高くしてしまっているかも知れません。また匂いも、普通のラタキアっぽい部分が出て来ました。 そこから喫煙終盤に向かっては喫味の変化はありませんでした。火力を落としてチビチビ吸えば微妙な刺激もほぼなくなりましたし、コクと旨味で美味しく吸えました。 という事で喫煙終了。後味はコクと旨味、残り香は軽い薫香でした。 全体的に見て、一般的なラタキア物としては「主張しすぎないラタキア」と言えますが、このブランドで使われているラタキアの特徴が良く出ているという意味では、割りとガッツリとしたラタキア物だったと思います。 やはり、このブランドで使われているラタキアは、他の一般的なラタキアとはちょっと違う感じがします。その産地が何処かという話は別として、臭みによる抵抗感を最小限にして楽しめる良質なラタキア物だと思います。[良質な煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.22
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今月分の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 先月に続いて、新たに輸入されたブラジルのパイプ煙草ブランド「ドクターパイプ」の製品を購入しています。今回輸入された17銘柄の内、先月は6銘柄、今月は7銘柄を買っていて、来月の買出しでは残り4銘柄を購入する予定です。 この17銘柄の中には、意外にも多くのラタキア銘柄が含まれていて、それ以外とのバランスを考えながら購入しています。喫煙レポートの順番も、余り偏らないように考えているのですが、ラタキア物を非ラタキア物と並行して消費する関係上、どちらかが先になくなって完全に交互には吸えないと思います。その辺はご了承下さい。 という事で、各銘柄のレポートをお楽しみに![完全な煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.18
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ブラジルのパイプ煙草ブランド=ドクターパイプのレポートを続けます。今回はフレイクの「バージニア&ペリク」です。私にとっては着香物の次に好きなカテゴリーで、しかも楽しいフレイク物とあって、非常に楽しみです。 早速開けてみましょう。 開封時の香りは、ナッツ系とフルーツ系、それと微かに熟成臭が混ざります。輸入元からの情報では25%ものペリクがブレンドされているとの事なのですが、あのペリク特有の牧場臭が殆ど感じ取れないので、普通に着香物なのではないかと疑ってしまいます。カットは、長さ75mm、厚さ2mm程のフレイクなのですが、以前吸った同ブランドのフレイク「ピュアラタキア」と同様に、崩れかけた状態でギュウギュウに缶に詰められているので、幅やら枚数やらは分かりません。湿気は、フレイク物としては標準的でしょうか。 このフレイクを適量取り出し、テキトーに丸めて火皿内径20mmのパイプに詰めます。そうして着火しますと、フルーツ系の酸味と甘味が来ました。フレイクでフルーツ系の味と言えば、私が大好きだったのに輸入が止まってしまって何年も経つ「エリンモア・フレイク」を思い出します。今回の煙草はあれとは違った喫味ではあるのですが、何だか似たような感覚を覚えます。香りは、フルーツと少しのナッツ、それと微かな牧場臭があります。牧場臭はペリク由来だと思われますが、25%ものペリクがブレンドされているとは思えない程、微かにしか感じ取れません。強火力で着火する時に微妙に漂う程度の強さです。 いやぁ、こういう味は大好きですねぇ。 火付きと火持ちは良くありません。フレイクとしては標準的だと思う湿気でも、同ブランドのリボンカットの煙草よりも遥かに湿気ているので、失火と再着火はどうしても多くなります。それを煩わしく感じる場合は、フレイクを単に丸めて詰めるよりも、良く解してから緩めに詰めた方が良いと思います。燃え進みも当然遅い方です。 喫煙中盤でバージニア系非着香煙草らしい紅茶系の喫味が少し出て来ました。この辺は非着香又は微着香の煙草らしい所です。一方で、フルーツ系と少しのナッツ、それと微かな牧場臭は続きますので、大筋での美味しさは殆ど変わっていません。 喫煙終盤で少し味が薄くなったような感覚があります。舌が味に慣れて来たというのもあるのかも知れませんが、こういう流れは着香とか微着香の煙草に良くあるパターンなので、或いは少し着香が施してある煙草なのかも知れません。で、そうした感じなので、牧場臭と熟成系の喫味が少しだけ前に出て来たようにも感じます。それと微妙な辛みも出ました。 という事で喫煙終了。後味は紅茶系と微かな辛み(アルカリ系か?)、残り香は紅茶系と少しの牧場臭、それと微かなフルーツという感じでした。 全体的に見て、特に臭みの少ないバージニア&ペリクで、フルーツ系に感じる上手いブレンドだったと思います。 特に序盤でフルーツを感じさせる美味しいフレイクですが、リボンカット等のような普通のカットの煙草に比べると燃やし難い煙草です。そこさえ乗り越えられれば、随分と楽しめる煙草なのではないでしょうか。[楽しめる煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.15
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今回、ブラジルのパイプ煙草ブランド=ドクターパイプの五つ目に吸うのは「ピュアゴールデンバージニア」です。同ブランドには「ピュアゴールデンバージニア」という名前の煙草が二つあって、一つは今回のリボンカット版で、もう一つはフレイク版というのがあり、どちらもブラジリアン・フルキュアードバージニアを使っているとの事。果たして、どんな煙草なのでしょう。 まずはリボンカット版から吸ってみます。 開封時の香りは、ちょっと酸っぱい匂いを伴った枯草系です。非着香バージニア・ストレートの煙草でお馴染みの匂いです。カットはリボンで、割りと乾燥した手触りです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、紅茶系の味と焚火系の香りが来ました。比較的浅めの熟成感ですが、慣れ親しんだバージニア・ストレートの味わいです。甘さ、コク、旨味は中庸で、非常にベーシックなパイプ煙草の喫味だと感じます。 火付きと火持ちは普通です。乾いた感触だったので、もっと燃えるかと思っていたのですが、固めに詰めたためか、そこまでバンバンとは燃えません。普通にイージーに吸えます。 喫煙中盤も喫味の変化はありません。非常にスタンダードなバージニア・ストレートの味です。糖度はそんなに高くないようで、糖度の高いバージニアでありがちなアルカリの刺激も強くはありません。非常にスムーズに淡々と吸えます。 喫煙終盤も同じ喫味です。非常にスムーズで中庸なバージニア・ストレートの喫味です。常喫や「ながら」喫煙に適していて、これさえあれば他に必要がないと言う方も居そうです。ま、逆に、それだからこそ強烈な個性の煙草も偶には吸いたくなるものですが。(笑) という事で喫煙終了。後味は紅茶系で、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、非常にスムーズで中庸、且つとてもスタンダードなバージニア・ストレートだったと思います。 こういう煙草ですと、輸入元の解説にある通り、ブレンディング用としても使えそうですし、欲しい時に何時でも手に入れられるほど広く普及して欲しいと感じます。良い煙草です。[良い煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.08
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ブラジルのパイプ煙草ブランド=ドクターパイプのインプレッションを続けます。今回は「エスプレッソコーヒー」です。輸入元の解説では「深煎りの珈琲と甘みが際立つバージニア&ブラックキャベンディッシュのシンプルなブレンド。」とありますから、コーヒー着香の煙草という事ですが、コーヒー味の着香煙草は割りと珍しいので楽しみです。 では開けてみましょう。 開封時の香りは、確かにコーヒーです。ここまでモロにコーヒーな煙草の香りは初めてかも知れません。そして、そのコーヒーの香りの中に、微かな果物系の香りも感じます。良い匂いです。カットはちょっと細かいラフとリボンで、湿気はやや渇き気味です。 これを火皿内径18mmのパイプに詰めて着火しますと、コーヒーの香りが来ました。ただ、あの苦いエスプレッソと言うよりも、チョココーヒーとかコーヒー牛乳のような、甘さが先に立つような香りで、且つやはり果物系の香りも感じます。味もコーヒー牛乳に近く、苦みよりも甘味を強く感じます。う~む、これは好きな味です。 火付きと火持ちは良いです。イイ気になって強くスパスパやらなければ、イージーに吸えます。燃え進みも割りと速い方だと思います。 喫煙中盤になるとコーヒー味の中に微かな酸味も感じるようになりました。本物のコーヒーにもある酸味で、これも含めてかなり完璧なコーヒー味の煙草だと感じます。或いは、序盤に感じたフルーツ感はこの酸味に由来するのかも知れません。 喫煙終盤になると、慣れもあってかコーヒー味が少し薄くなったように感じます。それと粉ミルクのような粉っぽい甘さも出て来ました。ただ、それも悪い感じはなく、これならこれで美味しく吸えています。 という事で喫煙終了。後味は薄まったコーヒー牛乳で、残り香もコーヒー牛乳でした。 全体的に見て、確かにコーヒーをしっかり感じる見事な着香煙草だったと思います。ただし、見事な着香だっただけに、煙草っぽさという意味では物足りなく感じる人もいらっしゃるかも知れません。 他のブランドにもコーヒー着香の煙草は幾つかあったかと思いますが、ここまで強烈にコーヒーを感じる銘柄はなかったように思います。パイプ煙草にコーヒーを合わせる方も多いかと思いますが、流石にここまでコーヒーな着香煙草に本物のコーヒーを合わせるのは「なし」なんではないかと思ってしまいます。それくらい見事なコーヒー着香でした。[見事な煙草ブログは此方 Click!]
2025.06.01
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今回はガレリアの「チョコレート」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2012年4月の事でした。 ガレリアが国内終売するという噂は本当のようです。現段階で幾つかの国内ネットショップさんの販売ページで「終売予定」という表記が出ています。残り少なくなっていたゴリゴリのアメリカン着香煙草だっただけに、ガレリアが国内から姿を消すというのは随分と残念な事です。特に、買いやすい価格帯の物だっただけに、パウチ物をメインで吸っている私としては痛手を大きく感じます。わざわざ個人輸入するほど大した銘柄ではないと思いますし、この煙草を吸う事は、もう出来なくなりそうです。 ところで、ここの所、新規に輸入されたブラジル産「ドクターパイプ」ブランドの煙草を続けて吸っているのですが、まずはその中から特徴的なラタキア物を選んで吸っています。ただ、私は出勤前の喫煙ではラタキア物を避けるようにしており、朝だけは非ラタキア銘柄を吸っています。ですから、ラタキア物を吸う時は、非ラタキア銘柄も並行して開ける事になります。それで、以前に買っていた今回のガレリア「チョコレート」もドクターパイプのラタキア物と並行して開けているという状態です。 本当は、終売予定の銘柄ですし、もっと思い入れを持って吸うべきタイミングなのでしょうが、購入順的にしょうがありません。むしろ、安価なパウチ物に対する扱いという意味では、最後になろうとは言え、こういう風に吸うのが適当なのかも知れません。[ゴリゴリの煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.28
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ブラジルのブランド・ドクターパイプを続けて吸って行きます。今回は「グッドモーニング」です。輸入元の解説では「ローストナッツとキャラメルのニュアンスが感じられるクリーミーな煙。レッドバージニア、オリエントと隠し味にラタキアをブレンド。」とあり、着香ラタキア物という事になろうかと思います。 それでは開けてみましょう。 開封時の香りは、解説通りのナッツとキャラメルで、香りだけではラタキアの存在は感じ取れません。カットはリボンとラフで、湿気は少なく感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、キャラメルでマイルドにされたナッツ系の味と香りが来ました。着香系にしては太めのコクと旨味があり、その辺がラタキア由来だと思います。で、そう思いながら吸っていると、確かに香りの中にもラタキアっぽい部分を感じ取る事が出来ます。で、そのラタキアについてなのですが、輸入元の表記では「ブラジリアン・ラタキア」とされていて、その表記からブラジル産と思われるのですが、5月11日の「ピュアラタキア」のレポートへのコメントで「キプロス産ラタキア」だとの情報を頂きました。で、自分でも調べてみたのですが、日本のショップさんの「キプロス産ラタキア。(当店スタッフの独自調査及び見解)」という表記は見つかったものの、メーカー本体のHPでも記載が見つからず、どうも良く分かりません。ただ、少なくとも今まで吸ったドクターパイプで使われているラタキアは、私が過去に吸った事のあるシリア産やキプロス産とは大きく異なる性格をしているように感じます。 火付きと火持ちは良いです。その分、少し抑えて吸わないと、過燃焼になりやすい雰囲気があります。 喫煙序盤に感じたキャラメルとナッツの香りは、喫煙中盤に差し掛かる前から急激に弱まり、味と香りのメインは鰹出汁系になります。キャラメルとナッツは行方不明とまでは行きませんが、鼻から煙を抜いた時に微かに感じ取れる程度にまでなります。また、ラタキア臭もそんなに強まる事はないので、トータルとしては、微着香のバージニア&オリエント・ブレンドに隠し味でラタキアを加えたというような感じになります。 なかなか絶妙なブレンドです。 喫煙終盤でキャラメルとナッツの着香分は益々弱まり、殆ど鰹出汁系のコクと旨味だけで吸わせる喫味になります。多分、着香分の香りへの慣れがそうさせているのでしょう。良く探せばなくはないといった感じです。ですから、この段階では非着香&弱ラタキア系煙草だと言われても納得の喫味です。 という事で喫煙終了。後味は出汁系で、残り香は微妙にラタキアのある焚火系でした。 全体的に見て、キャラメルとナッツの微着香に微かなラタキアを加えたバージニア&オリエントの煙草だったと言えると思います。基本的にコクと旨味で吸わせる煙草です。 名前の通りに出勤前の朝に吸うのは、ラタキアの臭いがなくはないという事で、個人的に余り適切だとは思わないですし、意外に重厚な味わいは夕方以降に合うような気がするのですが、これはこれで良く出来た煙草だと思います。この煙草で使われているラタキアは余り臭さを感じさせませんから、ラタキア初心者には適していると思いますし、重厚な味わいは本格派の方にも受けは良いでしょう。一方、着香好きの方だと、ちょっと肩透かしに感じるかも知れません。 こういう感じのブレンドは、着香ラタキア物というカテゴリーの一つの完成形かも知れません。[受けの良い煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.25
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ブラジルのパイプ煙草ブランド「ドクターパイプ」の二つ目は「イングリッシュミクスチャー」です。これもラタキア物で、やはりブラジル産のラタキアを使っている物と思われます。 早速開けてみましょう。 開封時の香りは、非常に軽いラタキア臭で、殆ど「臭い」とは感じない程度の薫香です。カットはリボンで、やや乾燥気味の手触りです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、殆ど非着香バージニアブレンドのような味と香りが来ました。ラタキア臭は非常に希薄で、浅めに熟成されたバージニアの焚火系の香りの方が強いです。味も浅めに熟成されたバージニアの紅茶系が強く、甘味は弱いですが、強過ぎないコクと旨味がイイ感じです。ラタキアが行方不明とまでは行きませんが、裏方に回っているという感じで、私としては、こうしたラタキアの使い方が好みです。 火付きと火持ちは良いと思います。乾いた感触だったので、やや固めに詰めたのですが、それで丁度良い燃え方になっていると思います。 喫煙中盤での喫味の変化はありません。ラタキア感は希薄とは言え、それが全然ない訳ではないので、ラタキア好きの方でも不満は出難いと思います。ただ、シリア産やキプロス産とは少し異なる薫香なので、そこでの好みは分かれるかも知れません。他方、この薫香は余り「臭い」感じがないので、ラタキア慣れしていない人でも吸いやすいと思います。 喫煙終盤も喫味は変わりません。序盤からずっと同じ喫味で来たのに飽きずに吸えているのは、ラタキア感やコクと旨味がどれも主張し過ぎない程度に抑えられているからなのではないかと感じます。正に常喫系の煙草です。 という事で喫煙終了。後味は重くない程度のコクと旨味、残り香は微かなラタキア臭を伴った焚火系でした。 全体的に見て、ラタキアが裏方に回った非常に中庸な常喫系煙草だったと思います。 着香好きの私としては、ラタキア物なら、これくらいの感じがイイ感じで吸える上限かも知れません。ゴリゴリのラタキア好きの方に喜ばれる煙草だとは思えませんが、それ以外の方であれば、中庸で吸いやすい煙草だと思います。価格的にも今となっては缶物の標準的なラインですし、常喫に本当に適していると思います。[イイ感じの煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.18
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丁度一年程前にオーバーホールした愛用のパイプライター「オールドボーイ」の調子がまた悪くなったので、今年もオーバーホールに出しました。 今回は、冷間時のガスの出が極端に悪くなって、暫く握って温めないと着火が出来ないような状態でした。一昨年購入した新しい方の「オールドボーイ」には同じような症状はないですし、こうした症状を経験するのは初めてなので、古い方の「オールドボーイ」の異常と思われます。 で、戻って来た「オールドボーイ」に添付された「修理リペアカード」には、「タンクとヤスリレットとりかえ」と書いてあります。ヤスリは消耗品ですから別として、やはり燃料タンクに何らかの異常があったのでしょう。まぁ、十年以上も毎日使っているライターですから、色んな所に頻繁にガタは来ます。それでも数千円で新品に近い状態まで戻せるのですから、こういうちゃんとしたライターを長年使い続けるのを止められません。 それと、今回のオーバーホールでは前回より長い期間がかかってしまいました。話によると、ライターのオーバーホールが出来る職人さんが不足している上に、近年オーバーホールや修理の依頼が増えているそうで、なかなか注文を捌き切れていないのだそうです。こんな所にも人手不足・後継者不足の影響が・・・。orz まぁ、私の場合は「オールドボーイ」の2台体制を構築しているので、1台のオーバーホールに長い期間がかかっても、のんびり待つ事が出来ますが。 という事で、愛用のライターが戻って来て嬉しいというお話でした。ちゃんちゃん。[嬉しい煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.14
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新たに輸入が始まった「ドクターパイプ」というブランドのパイプ煙草を今回から吸い始めます。その最初は一番強烈そうな「ピュアラタキア」です。 このブランドは、ブラジルの「Tabacco Way」社のパイプ煙草ブランドで、基本的にブラジル産の煙草葉を使っているようです。面白いのは、ラタキアもブラジル産を使用しているという点です。ラタキアと言えば、大本の原産地であるシリア産と、シリア産の供給不足によって近年の主流となっているキプロス産が有名だと思うのですが、ブラジルでもラタキア=「煙草葉(主にオリエント葉)の薫製」を作っていたとは知りませんでした。 で、その注目のブラジル産ラタキア100%のフレイクであるという本銘柄を、同ブランドの最初の銘柄として選んでみたという訳です。 では、開けてみましょう。 開封時の香りは、シリア産やキプロス産のラタキアとはかなり違った感じがします。あれらよりもっと軽く、草木っぽく、腐敗臭とか糞尿臭的な「臭~い」という感じがありません。ともすればフルーツ的なニュアンスさえ感じます。これだと吸いやすそうですし、悪臭対策も軽く出来そうです。カットは、幅35mm長さ80mm厚さ2.5mmぐらいのフレイクなのですが、殆ど崩れかけた形状で缶に詰められていて、完全な四角形で取り出す事は出来ませんし、枚数も数えられませんでした。湿気はフレイクとしては標準的な感じです。 この崩れかけたフレイクを適量取り出し、テキトーに丸めて火皿内径20mmのパイプに詰めます。そうして着火しますと、確かに薫製にされた煙草葉っぽい匂いではあるのですが、シリア産やキプロス産のラタキアとは明らかに異なり、臭みの少ない軽い香りが来ました。この香りは、食べ物の薫製に近く、ちょっと美味しそうな香りです。これなら出勤前に吸っても、周囲の反感は買い難いのではないでしょうか。ただし、ちょっと強火力で着火したり、燃やし過ぎたりすると、やっぱりラタキア特有の臭みが出て来てしまうので、その辺は注意が必要です。 味は硬質で太めのコクと旨味で吸わせるタイプで、甘味の類は殆ど感じません。かなり硬派な味と言えるでしょう。 火付きと火持ちは良くないです。分厚いフレイクを丸めただけでパイプに詰めているので、そうなるのは当然です。しかも、強火力で再着火しようとすると臭みが出るので、着火にも気を遣います。テクニック的には少し難しい部類になるかも知れません。燃え進みも遅いです。 喫煙中盤、喫味は基本的に変化していません。太めのコクと旨味で吸わせます。う~ん、ちょっと酸味もあるかなぁ。開封時に感じたフルーツ的な部分は、この微かな酸味に由来するのかも知れません。それと、この段階で少しの辛みも感じます。燃え進みはやはり非常に遅く、ここまでで1時間以上かかっています。 喫煙終盤も喫味は変わりません。燃え進みが遅く、喫味の変化もないので、いくら吸いやすい喫味と言っても少し飽きて来ました。逆に言えば、ちょっとの量での喫煙でも十分な満足感が得られそうです。 という事で、喫煙終了。後味は硬質で太めのコクと旨味、残り香は食べ物の薫製に近く、且つ軽い感じのラタキア臭でした。 全体的に見て、確かにラタキアの喫味ではあるのですが、シリア産やキプロス産とは大きく異なる味わいで、コクや旨味の太さの割りに臭みが少なく、ラタキア慣れしていない人でも吸いやすそうな煙草でした。 今まで吸って来たラタキア物の中では最も吸いやすい部類だと思います。何より臭みが少ないのが良いです。ただ、ラタキア100%の銘柄というのは以前にも吸った事がありますが、想像以上に吸いやすかった記憶があり、案外そういう物かも知れません。ですから、他の葉とブレンドした時にどうなるか、大変興味深い所です。[興味深い煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.11
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今月分の煙草の買出しに行って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 何やらブラジルの煙草メーカー「Tabacco Way Ltda」社のパイプ煙草ブランド「ドクターパイプ」シリーズの輸入が始まったとかで、早速幾つか買って来ました。予定では、来月と再来月もこのブランドの煙草ばかりを買うつもりで、それだけの銘柄数が一気に入って来た感じです。 ブラジルで作られたパイプ煙草というのは自分としては初めて吸います。試験的な輸入だとチラッと聞いたのですが、その割りには日本仕様に印刷されたラベルになっており、結構な本気度です。 という事で、これから暫くの間は、このブランドの煙草を吸いまくる事になりそうですから、レポートをお楽しみに![結構な本気度の煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.07
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今回はガレリアの「ナイトキャップ」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2015年6月の事でした。 何時の間にかマックバレン傘下になっていたサトリフ社のガレリアですが、そのマックバレンがスカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)に入る事になった影響なのか、ガレリアの日本での販売が終了するという噂が聞こえて来ました。それで、何時も行っている煙草屋さんにあったガレリアの在庫銘柄三つを全て買って来て吸ってる訳です。 一頃は10を超える銘柄数が日本でも販売されていたガレリアですか、ここ十年程のメーカーやブランドの統廃合の動きの中で、遂にここまで来てしまったかという感じです。パイプ煙草業界のこうした流れは、まだまだ続きそうです。orz 「ナイトキャップ」はバーレー葉ベースであろうと思われるブラックキャベンディッシュが半分以上を占めているように見える煙草で、強い香りの割りにはそんなに甘くはない典型的なアメリカン着香の煙草です。ガレリアのシリーズがなくなると、典型的なアメリカン着香のパウチ物パイプ煙草は「キャプテンブラック」シリーズのみになります。「キャプテンブラック」シリーズは既にSTG製なので、純粋なアメリカン・パウチ物は、もう随分前から日本から姿を消している事になります。 消えてしまう前に吸っておいて、記録を残しておきたいと思います。[残しておきたい煙草ブログは此方 Click!]
2025.05.04
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ここ何年か限定100g缶だけが日本に入って来るようになっているブランド=ジョン・エイルズベリーから今年のイヤー煙草が出ましたので吸ってみます。尚、製造はコップ社です。 開封時の香りは、ラムっぽい洋酒と桃に近い果物の混合という感じです。輸入元等からの情報では「プラム、ラム酒、アマレット、ヌガーの香り。」だそうです。カットはリボンとラフで、湿気はやや強め。まぁ、割りと一般的な着香煙草という風情です。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、キャラメルっぽい感じの甘さが来ました。もしかして、これが「ヌガー」というフランスの伝統菓子の味わいなのでしょうか。香りもそういう「甘~い」感じで、正に甘いデザート的な喫味です。 火付きと火持ちは、良いとは言えませんが、そこまでは悪くなく、普通に吸える範疇だと思います。燃え進みは遅い方です。 喫煙中盤も喫味の変化は少ないです。微妙に舌を刺す刺激があって、多分ブレンドされているブラックキャベンディッシュやバーレーに由来するものだと思うのですが、それほど気にはなりません。 喫煙終盤になり少し着香が抜けて来たようですが、大筋で同じような喫味で、舌への刺激もそれ程強まったりしません。 という事で喫煙終了。後味は甘いお菓子系と微妙な刺激、残り香もお菓子系でした。 全体的に見て、割りと普通のお菓子系着香煙草だったと思います。特に目立った欠点もありませんし、逆に飛び抜けた長所もない、標準的な着香煙草です。 毎年異なる味で出て来るイヤー煙草なので、変化をつけやすい着香煙草が多くなりがちですし、変化をつけやすいと言っても、振れ幅はそんなに付けられないでしょうから、結局「大体この辺」という感じの煙草になるものです。今回のジョン・エイルズベリー「リミテッドエディション2025」は、正にそういう感じの煙草で、過度な期待はしない方が良いと思います。 まぁ、「恒例の・・・」という感じで吸ってみて下さい。[恒例の煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.27
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毎年楽しみにしているラールセンのイヤー煙草「2025エディション」がやっと入って来たので早速吸います。但し、缶には「エディション」という単語は何処にも書いておらず、単に「2025」としか書かれていないのですが、昨年までの流れもありますし、今回の表題では「2025エディション」としています。では開けてみましょう。 開封時の香りは私には洋酒系に感じられました。けれども缶裏には「honey and maple」とあります。まぁ、そう言われると、そうかもしれないなぁ・・・。カットは、・・・ほほぅ、これは珍しい・・・、全てがキューブカットです。ラールセンの煙草では、良く解したキューブカットの葉が、他のカットの葉と混ぜられている事があったりしましたが、全てがキューブカットという煙草は今までに見た事がありません。また、他ブランドでも全キューブカットは珍しく、私も何回かしか吸った事がありませんし、日本で売られている現行品では、もうなくなっているのではないでしょうか。湿気については、普通のフレイク系並みといった所でしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプにテキトーに詰めます。「テキトー」というのは、キューブを全く解さず、そのままポロポロとボウルに入れて山盛りにし、最後に少しキュッと圧し潰すようにして詰めるといような詰め方です。こういう詰め方だと楽な上に、容易に気道を確保出来るのですが、葉が塊のままなので、火付きと火持ちが悪化します。でも、せっかくのキューブカットなので、キューブカットなりの特性を楽しみたいと思います。 で、着火と・・・。そうしますと、硬質な干草・枯草系の味わいが来ました。缶裏の説明書きでは「air-cured toasted Burley and aged mature Virginia tobaccos」とあるので、確かにそんなような味わいだと思うのですが、着香の「honey and maple」は殆ど感じられません。微着香です。限定煙草でこれほど着香を感じない煙草も珍しいです。昔ピーターソンの限定煙草でコインカットの非着香煙草が一回だけ出た事がありましたが、このラールセン「2025エディション」もそれに匹敵する珍しさだと思います。で、味としては、バーレーが効いていて甘味が少なく、渋くて重量感・硬質感のあるコクで吸わせる内容となっています。非着香派の人にとっては嬉しい味わいになっているのではないでしょうか。香りは、ほぼ焚火系です。 火付きと火持ちは良くないです。キューブカットを解さずに詰めているので当然です。ただ、普通に吸えば、遅くではありますが、それなりに燃え進んで行くので、そんなに難しい感じはしません。 喫煙中盤でも喫味の変化はありません。着香感はなく、バーレーが効いている硬質なコクの味わいです。また、やはりバーレーらしい舌を刺す辛みもあります。 喫煙終盤も同じで、結局そのまま喫煙終了。後味は、バーレーの効いた硬質なコクで、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、甘味が少なく硬質なコクで吸わせるバーレー主体の煙草でした。 キューブカットである事や、ほぼ着香を感じさせない渋い味わい等、この手の限定煙草では非常に珍しい内容となっています。珍しさという意味では限定物らしいと言えますが、味わい的には淡々と吸える常喫系だと思います。 パイプ煙草マニアなら吸ってみるべき必須の銘柄なのではないでしょうか。[必須の煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.20
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一連のピーターソン旧ダンヒル銘柄の最後に吸うのは「デラックスネイビーロールズ」です。これはダンヒル時代には正規輸入されておらず、ピーターソンになってから日本に正規輸入されるようになった煙草で、これを最初にレポートしたのは2021年4月の事でした。 デラックスであるかどうかは別として、凡そ名前通りの煙草です。「ネイビー」というのはパイプ煙草では殆どの場合バージニア&ペリク系の煙草に付けられる事が多いです。そして「ロールズ」となると、ロープ煙草とかコインカット系の煙草に付けられます。そういう事で、この煙草はバージニア&ペリクのコインカット煙草という訳です。 で、デラックスであるかどうかなのですが・・・。コインカットの煙草というのは、一度ロープ状に丸めた煙草を薄く輪切りにした煙草です。ロープ状に丸める作業というのは、多分機械では出来ないでしょうから、恐らく手巻きです。そうなると、製造過程に於ける手間というのは他のカットタイプの煙草に比べると多くなりそうですから、もうコインカットであるという時点でデラックスであると言えるかも知れません。実際、本銘柄の日本での売価は、他の旧ダンヒル銘柄と同じになっていますが、例えばロバート・マッコーネルの「デラックスネイビーロールズ」レプリカである「ハイゲート」は同社の他のダンヒルレプリカ銘柄よりも随分と高い売価設定になっています。何とレプリカ元より高いという・・・。それが実情なんではないかと思います。 私の好きなバージニア&ペリク系の煙草で、且つ数少ないコインカットです。こういう煙草は何時までも残って欲しいものだと思います。[デラックスな煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.13
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ちょっと残念なお知らせがあります。 以前に少し書いた事がありますが、最近は不思議と一回当たりの喫煙量が減って来ていて、煙草の消費量が減り、銘柄レポートの記事数を確保するのが難しくなって来ています。また、煙草を含めた様々な品物の価格も上がって来て、経済的にも苦しくなりつつあります。 そこで、このブログの記事更新頻度(毎週日曜日と水曜日)を少し落とそうと思っています。基本的には毎週日曜日の更新は維持しつつ、水曜日の更新については都度判断する事とし、毎週一回から二回程度の更新にしようと思います。 まぁね、近年は再喫記事が殆どで、情報としての本ブログの意義も小さくなっていますし、趣味のブログなので無理する必要もないかなと思っています。 という事で、いつも来場して下さる皆様には大変申し訳ございませんが、記事更新頻度を落とさせていただきます。ご理解の程、よろしくお願いいたします。m(__)m[理解ある煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.09
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ピーターソンの旧ダンヒル銘柄の二つ目は「ロイヤルヨット」です。この煙草を最初にレポートしたのは、ダンヒル時代が2011年4月で、ピーターソンに移行してからは2020年4月に記事にしています。 前回の「フレイク」と違って、今回の「ロイヤルヨット」は「そうそう、こういう味わいだったよね。」と感じました。ちょっとヨーグルトっぽい風味の混ざった程良い熟成感のある干草・紅茶系ストレート・バージニアの味です。ニコチンを強めに感じるのも、記憶の通りです。 そう、やっぱりニコチンを強めに感じます。ですからニコチン耐性が高い人でないと、1ボウルでニコチン酔いしそうになって、常喫にするには厳しいかも知れません。或いは、小さめのパイプで吸って、ニコチン酔いを防止するような吸い方をするとか。味についても、常喫にするにはちょっと濃いかなぁ。味の内容そのものは常喫向けだとは思うのですが・・・。 ただ、こういう感想を持つ私は、パウチ物着香煙草をメインに吸っている所謂軟弱パイプスモーカーなので、硬派な人なら違った見方をするのではないでしょうか。食べ物の好みと同じで、パイプ煙草の好き嫌いというのは、各人で大きく異なるものだと思っています。 そういう意味では、他人が書いたパイプ煙草レポートなんて余り参考にはならないのだろうなと思います。実際に自分のパイプを使って自分で味わってみないと、好みの味なのかどうか判断出来ません。 でも、そんな事言ったら、このブログの意義って何なの?ってな事になりますが。(笑)[意義ある煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.06
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先月は煙草の買出しに行けなかったので、今月分と合わせて買って来ました。購入したのは上の写真の通りです。 毎年恒例のラールセンのイヤー煙草がやっと入荷したので、先ずはそれを買っています。また、ジョン・エイルズベリーのイヤー煙草も入っていたので、それも。そして、ガレリアが廃止になるという噂を聞いたので、店にあった3銘柄を買っています。 二か月分の量にしては随分と少ないのですが、前に買ったのも未だ残っていますし、喫煙量も減ってますので、多分これで5月までは持つでしょう。 という事で、各銘柄のレポートをお楽しみに![煙草ブログは此方 Click!]
2025.04.02
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ピーターソンの旧ダンヒル銘柄を三つほど買っているので、今回からそれを吸います。今回は「フレイク」です。この煙草を最初にレポートしたのは、ダンヒル時代の2011年2月だったのですが、この時は軽くレポートしただけで、真面なレポートは2012年11月に、丸缶になった後では2017年2月に書いています。また、ピーターソンになってからは、2020年4月にレポートしています。 で、今回吸ってみて感じたのは、「あれ? この煙草、こんなだったっけか?」という事でした。記憶の中にある喫味と比べると、何だか味が薄いと言うか、コクが足りないと言うか、ちょっと物足りないのです。ブレンド内容や製造過程が変わっているとは考え難いので、多分私の感じ方の変化なのでしょう。 この煙草はストレート・バージニアのフレイクだと思うのですが、私個人としてはバージニア&ペリク系の煙草の方が好きで、割りとそれを選んで吸っているような部分があります。それで私の舌が何時の間にかバージニア&ペリク系を基準にするようになっているのかも知れません。当然、バージニア&ペリク系はストレート・バージニアよりも旨味やコクが強いので、バージニア&ペリク系を基準にすると、ストレート・バージニアは自ずと薄味に感じるようになってしまうと・・・。そんな感じなのではないでしょうか。 まぁ、薄味に感じたとしても、これならこれで軽く気楽に吸えるので悪くないです。フレイク物の割りに燃え方にも気難しさはありませんし、よろしいんじゃないでしょうか。[気難しさのない煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.30
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今回のボルクムリーフ・シリーズの最後に吸うのは「オリジナル」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2013年8月の事でした。 名前からすると、今のボルクムリーフ・シリーズの中心となる銘柄です。でも旧称の「ウルトラライト」が表す通り、フルーツ系の非常に軽快な喫味が特徴の煙草だったりします。軽快なだけに常喫に適していますし、名前の効果もあるでしょうから、もしかするとシリーズで一番の売れ筋になっているかも知れません。 2013年の最初のレポートで書いていますが、本当に「甘さ控えめ微炭酸レモンジュース的」喫味で、一般的なパイプ喫煙のイメージとなるであろう「重厚さ」や「落ち着き」「まったり」といった単語とは凡そ対極に位置するような味です。実際のパイプスモーカーがこういう味も楽しんでいるとは、それ以外の人からは想像もつかないのではないでしょうか。 何でもそうですが、ネット上の文字や写真・音声による情報だけでは、本当の姿というのは実感できないものです。そしてインターネットの普及が進んでいる今だからこそ、実際に体験してみる事の重要性がますます増しているような気がします。 ネット上の情報を入り口にして、パイプ喫煙を実際に体験する人が増えてくれたらいいなと思います。[楽しんでいる煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.26
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今回ボルクムリーフの三つ目は「バーボンウイスキー」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2011年10月の事でした。 ボルクムリーフのパイプ煙草と言えば、私としてはまずこの「バーボンウイスキー」が思い浮かびます。最近になってパイプ喫煙を始めた方々はそうではないのかも知れないのですが、私がパイプを始めた頃は、ボルクムリーフのシリーズの中で唯一この「バーボンウイスキー」にだけ200g缶の国内販売があり、これこそがシリーズ中のメイン銘柄と考えられていました。その時のイメージが今でも残っています。 実際、この煙草の強過ぎないコクや旨味・甘味・辛み・渋味のバランスは、常喫煙草として傑出していて、且つ買いやすい価格という事もあり、量が売れても納得です。けれども、同シリーズの旧「ウルトラライト」が「オリジナル」と名前を変えた現在では、こちらの「バーボンウイスキー」は名前的にメイン銘柄っぽくはなくなり、一歩後ろに下がったような感じになってしまいました。もしかすると販売量でもシリーズNo.1ではなくなっているのかも知れません。 多分、世間のパイプスモーカーの嗜好が少し変わって来ているのでしょう。こういう事は食べ物の世界でも珍しくありませんし、別に残念がるような事でもありません。私個人としても、パイプ煙草に対する自分の好みが以前とは少し違って来ているのは実感していたりしますし。 「歌は世につれ」と言いますが、煙草もそうなのでしょう。ただし、逆の「世は歌につれ」という現象は、煙草ではなかなか当てはまらないかも知れませんが。[納得の煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.23
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ボルクムリーフを続けて吸っています。今回は「バニラキャベンディッシュ」です。この煙草を最初にレポートしたのは、2013年1月の事でした。 この煙草も前回吸った「チェリーキャベンディッシュ」と同様に、ボルクムリーフとしては少し派手な着香の煙草です。とは言え、他ブランドのバニラ物と比べると着香は控え目で、割りとベースの煙草の味わいが分かりやすいように思います。 で、2013年の最初のレポートを読み返してみると、当時は「個人的には、もう少し甘い味が先行する方が好きです。」と書いてて、余り高い評価をしていないのですが、今回吸った感想としては、もう少し高い評価をしたくなっています。バニラ系着香としては常喫向けで、主張し過ぎない味と香りに好感を抱きます。 ・・・まぁ、この十年超の間に、煙草に対する私の好みの傾向が少し変わって来ているのでしょう。以前は今より少し派手好みだったのだと思います。こういう事は食べ物の好みでも良くあって、若い頃は肉系ばかりを好んでいたのに対して、最近では野菜系も好きで積極的に食べるようになっています。そのためか、近年はコロナやインフルエンザだけでなく、普通の風邪にさえ罹らなくなっています。最後に仕事を病欠したのなんて、もう十年以上も前です。 以上、ただのジジィの呟きでした。(笑)[好感を抱く煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.19
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今回からボルクムリーフのシリーズを吸って行きます。最初は「チェリーキャベンディッシュ」です。この煙草の前身に当たる「ゴールド・チェリー&バニラ」については2012年10月に、パウチになった「チェリーキャベンディッシュ」については再喫記事として2019年10月にアップしています。丸缶時代とパウチになってからでは中身が変わっているように感じているのですが、パウチ化後はちゃんとしたレポートにはしていません。ただ、パウチ化後の喫味に関しては、吸う度毎にちょこちょこ書いてはいるので、大体想像出来るのではないでしょうか。・・・って言うくらい何回も記事にしている煙草です。去年も吸ってますし。(笑) 洋酒系の微着香煙草で比較的渋いイメージが強いボルクムリーフのシリーズですが、この「チェリーキャベンディッシュ」と「バニラキャベンディッシュ」はちょっと違って、分かりやすい着香煙草になっています。とは言え、そこはやはりボルクムリーフのシリーズだけあって、他ブランドの同様の着香煙草に比べると派手さは少なく、大人しい部類の着香煙草です。甘ったるい感じが希薄で、比較的常喫に向いています。 何度も書いていますが、そもそもチェリー着香というのは、煙草の元々の味わいとは相性が余り良くないと私は感じていて、強いチェリー着香には少々抵抗感があるのですが、このボルクムリーフの「チェリーキャベンディッシュ」であれば、チェリー着香としては非常にマイルドで、且つ地の煙草の味わいも感じ取れるので、それ程抵抗感がありません。ですから、もし今後の人生でチェリー着香しか吸ってはいけないというような事態になれば、多分、私はこのボルクムリーフ「チェリーキャベンディッシュ」ばかりを吸ってしまいそうな気がしています。 そんな煙草ですから、もし初めてチェリー着香を試すのであれば、この銘柄から入るのが良いのではないかと考えています。[分かりやすい煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.16
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昨年末に買い忘れていたキャプテンブラック「ウォーターメロン」を今回は吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2023年7月の事でした。 先月の頭に同ブランド「グリーンアップル」の記事を書いた際、それを「イロモノ」と表現しましたが、「イロモノ」という意味ではこちらの「ウォーターメロン」の方が上でしょう。何しろリンゴ味の煙草は過去にも別ブランドから出ていた事がありますが、スイカ味については他で全く聞いた事がありません。好みは別として、他にないこの強烈な個性には拍手を送りたい所です。 まぁ、でも常喫するには個性的過ぎますし、飽きやすい気がします。偶に気分転換で吸うくらいが丁度良いのではないでしょうか。例えば、非着香フレイクとかラタキア物とかの直後に吸うと、そのギャップに思わず笑ってしまいます。今回ロバート・マッコーネルの「ブラックフレイク」という重厚な煙草の後に吸っているので、私もニタニタしてしまいました。 やっぱり、こういう「イロモノ」があると、世界が楽しくなります。[楽しい煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.12
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今回はロバート・マッコーネルの「ブラックフレイク」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2020年2月の事でした。 この煙草、国内のショップさん等からの情報(恐らく輸入元が情報源)では「熟成されたダークバージニアのフレイク」とされているのですが、私の最初のレポートでは「もしかしてペリクが入っているかも」と書いています。今回もペリクっぽい喫味を感じたので、改めて調べてみると、海外のネットショップさんからの情報では「Dark Virginia, Black Cavendish and air-cured Perique were pressed into a flake」とあり、やはりペリク入りのブレンドである事が分かりました。おぉ、当時の私の感覚もあながち捨てたもんではなかった!\(^o^)/ ってか、素人の私でもペリクを感じ取れているのに、玄人のはずの輸入元がペリクの存在をすっ飛ばしてしまうとは、どういう事なんでしょう。ブレンド内容の情報として欠かせないくらいの存在感が、この煙草のペリクにはあるように感じるのですが・・・。もしかして輸入元の担当者さんは、自社商品を吸う事なくブレンド情報を書いていたりするんでしょうか。 という事で、この煙草が私の好きなバージニア&ペリク系のフレイクである事がはっきりして、ホクホク顔の私なのでありました。美味しい煙草です。[ホクホク顔の煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.09
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ラットレーの「ハローザウインド」を吸い始めました。ラットレーの煙草を吸うのは少し久し振りなような気がします。この煙草を最初にレポートしたのは、100g缶が2018年9月で、新しい50g缶の方は2021年8月の事でした。 私は基本的には着香煙草派なのですが、非着香の煙草でしたらバージニア&ペリク系が好きだったりします。で、この煙草もそのカテゴリーに属していて、そこにケンタッキー葉を加えて個性を出しているというブレンドです。美味しいですねぇ。 ペリクは、煙草葉の漬物みたいな物で、喫味にコクと旨味、それと少しの酸味を加えるためにブレンドされる事が多く、そういう扱われ方はラタキアと良く似ています。それで、一頃言われていたラタキアの供給不足の際に、ラタキアに代わってペリク系のブレンドが増えて来るのではないかと密かに期待していたのですが、結局そんな風にはなりませんでしたね。ラタキア物も予想していたよりも減りませんでしたし。 ラタキアにはシリア・ラタキア地方産とキプロス産とがあって、どっちがどうだとか言う議論があったりしますが、ペリクにも元々の本物ペリクは何々で、現在多く出回っているペリクはちょっと違う云々というような議論があったりします。 また、どちらも単体では強烈に臭いですし、パイプ煙草以外の煙草カテゴリーでは余り使われていません。こういう点でも、ラタキアとペリクは似ているように思います、味と匂いは全くの別物ではあるのですが・・・。 皆さんは、どちらかと言えばラタキア派ですか、それともペリク派ですか? 私はペリク派です。[コクと旨味の煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.05
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ここまで暫くラールセンのパイプ煙草を楽しんで来ましたが、その一連の最後として今回は「シグナチュア」を吸っています。この煙草を最初にレポートしたのは、2011年3月の事でした。 以前は幾つか販売されていたラールセンの100g缶ですが、日本国内で今はこれだけが残っています。ただし、海外では他にも幾つか継続販売されていますから、一つしか残されていないのは日本の輸入元の判断なのではないかと思います。個人的にはもっと色々輸入して欲しい所ですが、一つしか選べないのだとしたら、この「シグナチュア」が最も適当だと確かに思います。日本で継続販売されているラールセンの他のパウチ物と同じ方向性で、且つ重量単価が最も高い缶物としての完成度があるからです。多分、以前日本でも販売されていた他の100g缶物と比較して、最も人気が高かったのだろうと思います。 ラールセンの100g缶と言えば、もう一つ、毎年輸入されているイヤー煙草がありますが、2025年版は近々輸入されるのでしょうか。海外では既に販売されているので確かに存在しているのは確認出来るのですが、日本向けがどうなるのか、輸入元の意向が気になる所です。2022年までは前年末に輸入されていて、年始には吸えていたのですが、2023年はトラブルとかで、結局レポート出来たのは2月。更に昨年はもっと遅れて、4月下旬になってやっとレポート出来ました。それで、今年も未だ音沙汰がありません。この感じだと、昨年と同じくらいになりそうな予感がします。・・・まさか、輸入なしとかにはならないでしょうね・・・。 ラールセン・ファンの私としては、その辺が気になって夜しか眠れません。[気になる煙草ブログは此方 Click!]
2025.03.02
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