大前提として、 アトピーは腸内環境の改善を通して治療する
のですが、
ここ 日本でのアトピーの食事療法では
「野菜中心の和食」
がマジョリティーを占めています。
こちらのBlogでも食事療法の実践方法をご紹介していますので参考にして頂ければ幸いです。
>>食事療法記事は こちら
また、酵素やオリゴ糖についての有効性についても過去記事でご紹介しました。
>>オリゴ糖体験記録は こちら
和食の主食にはご飯。毎日食べるものだから、本当に体に良いものか気になりますよね。
今回は 玄米食のメリット・デメリット についてまとめてみたいと思います。
白米・玄米の栄養成分を比較
玄米のメリット:栄養価が高い

白米は「粕」といわれているのも頷けます。。玄米は栄養成分が全然違います。
栄養学的に見たら、玄米の方が「体には良い」ことになります。
玄米のデメリット1:難消化性である
この消化しずらいという点のために、 玄米に含まれる栄養の体内蓄積量は
白米の1/2程度
というデータがあり、それを元に考えると、栄養素によっては白米と同等もしくはそれ以下になります。
有害物質を対外に排出する フェチン酸
については抗がん作用があるようですが
このフェチン酸も同時に、アトピー改善に非常に重要なマグネシウム、カルシウムや鉄などの
ミネラルと結合して吸収を妨げる働きがあるようです。(要は、すべて絡めて排出させてしまう)
また、その他に一緒に食べる野菜などの栄養素の吸収も妨げる場合があるようです。
現に、抗がん作用を期待する方が摂取するとよいとされているフェチン酸のサプリは
栄養吸収阻害を避けるため、「空腹時」の服用を推奨されています。
つまり、このフェチン酸は お食事の際に摂るのには適さない という事ですね・・
玄米のデメリット2:残留農薬
また、 ヌカに含まれる残留農薬 も気になるところです。
アメリカでは、米(米国本土栽培)に含まれるヒ素や放射性セシウムの量が問題視されており、
乳児の米食は週に1、2度までというガイドラインがあるほどです。
ご存知でしたか?
一方、日本の水産省ではお米に含まれるセシウムやヒ素については具体的な数値を発表していません。
日本産の米については明らかにされていないので比較材料にはなりませんが、
精白米のほうが色々と除去されているので、少ない事は想像できますね。
メリットである栄養価は難消化性というデメリットにより打ち消され、かつまた違うリスクがある。
玄米は健康に良いとは一概には言えない
という事ですね。。
アレルゲン物質の比較
ア レルギーは植物性・動物性を問わずタンパク質や脂質に反応して起こります。
上の表にありますが、ちょっと雑ですが玄米と白米の合計数を見てみると、
玄米は白米の2倍程度含まれていることが分かります。
これらの栄養素の吸収率も1/2になると仮定するとほぼ同等となります。
ただし、玄米に含まれるヌカにも、また違ったアレルゲン物質が存在します
(米アレルギーと米ヌカアレルギーは違うという事)ので、玄米を食べてアレルギーが
発症するリスクはもう少し高くなると言えると思います。
私は発芽玄米をたまに食べています
上記のアレルギーリスクをクリアしてくれ、さらに玄米よりも栄養のある食物は
発芽玄米です。
特に、γ-アミノ酪酸 通称"GABA(ギャバ)"が多く含まれており、(白米の5倍、玄米の3倍)
効用は中性脂肪の改善予防、肝臓の働きを良くして過剰な塩分などを排出のほか、
神経鎮静作用があり
ストレス・イライラ性アトピーに効果があります。
一方、難消化性ですので低インシュリン、食物繊維が豊富という事は玄米と同じリスクですので
このあたりは人によりけりでしょうか。。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、そのデメリットを補うような食物の
献立にしたりと 色々と大変ですが、アトピーの改善にはこれくらいの最低限の努力は必要という事ですね。
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