1

備前焼 卓・紳・創・競 の兄弟です。父は伊勢崎満 祖父は伊勢崎陽山 脈々とながれる備前細工師の血筋。伊勢崎卓伊勢崎紳伊勢崎創伊勢崎競四兄弟を年齢の順で並べました。世間じゃ当然,先生です。店長も尊敬してます。けれど親父さんが、地下の爺様が苦虫を噛み潰す顔が浮かぶので店長はやめておきます。箱書きの文字も、作品のつくりも、ふと頬が緩みます。親父さんがヤッパリただもんじゃないと思います。店長の若い頃、修行中の若い人たちに「弟子修行するのはどこがベスト?」と聞いた事があります。伊勢崎さん宅が圧倒的でした。でも、とても入れないもんなあ。と皆あきらめていました。その頃若い人たちに“ベスト”とされた伊勢崎家に次々に日が当たるのを、店長は不思議に思いません。次々に男の子が備前焼屋になるというのも、驚きません。若い弟子たちが楽しげに苦労しているのを身近に見ていたからでしょう今のお弟子さんたちは苦労した経験がないので、苦労している自分にご褒美ばかりあげているような気がします。ご褒美無しに苦労を楽しめたら、本物です。そんな人が何人もいるのが備前焼のふるさと伊部です。
2007.01.31
閲覧総数 2794
2

多彩な焼色が魅力の連房式登り窯の還元焼成木村長十郎友敬「木村興楽園」は備前焼窯元六姓の木村長十郎が始祖・主宰し、総本家として、その系列は現在も続き、優れた名品を生み出しています。木村長十郎は「御細工人」として岡山藩へ仕え、「木村興楽園」は備前焼を代表する窯元としても著名です。その窯元の作品をご紹介します。ヘラ目、るい座、あばた高台……キメ細かな土をしっかりと焼きこんだ雰囲気が魅力です。水篩(すいひ)でキメ細かな土をつくり、連房式登り窯でしっかり焼き締める。焚き上げで木炭を大量に使い、サンギリをつける。永年の安定した技術をつかって、安定した形をお客様に提供し続けてきました。窯元の役割は変化しています。変化してはいけないものも求められます。偉大なるマンネリ。伝統を支えきれなかった店長は叫びます。フレーフレー長十郎。
2007.04.16
閲覧総数 8