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「それをいうなら『そうじゃない とき
もいっぱい ある
』と言うべきだろうな――そいつがどういう時にどういう奴なのかってことだけだろ。・・・
囮物語より
日本の作家が嫌いなわけではないのだが、日常から逃れるために読書をしているので、現代の普通の日本が舞台の作品は現実逃避しきれないのだ。ファンタジーや時代が違うものは楽しめるのだが。
息子が大量に買ってくるいわゆるライトノベルは、舞台がほとんど私の日常とかぶらないせいか、気楽に読めた。
ライトノベルではないが、その中に西尾維新の本があった。中毒性の高い作家である。
息子に、面白いから読んでみろとかなり薦められたのが「化物語」だった。が、戦場ヶ原ひたぎのあまりの行動に混乱してしまって、正直、何?この本と思ってしまい長いこと放置していた。
その後、戯言使いや零崎のシリーズを読んでとても面白かった(というかかなり萌えた)ので、改めて化物語シリーズも読んだ。
変な作家だなと思った。言葉の遊びあり、とんでもない名前と行動のキャラ達。
しかも奇をてらってそういう事をしているのではない、とんでもなく余裕でこれらのものを書いている感じだ。ものすごい数の本を読破しなおかつその内容がしっかり頭に入っている人なんだな、と随所に感じさせる。
読んでいてちょっと京極夏彦を思わせるところがある。
出ている分はすべて読んでしまったのでいつも新刊が楽しみだ。常にいい意味で読者の期待を裏切ってくれる作家だと思う。

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