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2007年01月30日
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テーマ: ニュース(96819)
カテゴリ: 思うこと
いろいろな思いがあったけれど、なかなか書き出せなかったこの話題。自分の経験も少し交えて、書いてみようと思いました。

 払える状態でありながら、未納している親の言い分は「頼んでもいないのに勝手に出される」「義務教育だから当然」「お金を出してまずい給食を食べるなんておかしい」などなど。

 そういう考えをもっている方々なので、徴収にいっても当然すぐに払うわけはないでしょう。教育委員会や校長、市の職員などが徴収に回ったりしている現状。やるべき仕事はいくらでもあるのに。そんなことに時間と労力を割かれてしまうなんて。

 では、どうしていけばいいのか・・。
 ここまで進んでしまったのだから、私は給食を今後希望制にしたらどうかと思います。年度毎、または学期毎に給食を希望するかを各家庭で考え、希望した人は給食、希望しない人はお弁当持参などにしたらどうかと。
 そうすれば、「頼んでもいない」と親は言えなくなります。子どもの中には、アレルギーで学校給食を食べることができなく、毎日お弁当を持参している子もいます。最近は、牛乳は毎日飲むべきではない、牛乳の弊害やパン食の弊害(もともと給食にパンが導入されたのは敗戦後のアメリカが小麦の消費等に都合がよいよう、給食に取り入れるよう提言したようですが。日本にとっても安価などと都合が良く取り入れたそう)も言われるようになりました。そういう理由から、学校給食に反対する人もいます。また、給食を民間委託にしようという動きもあります。
 “食育”が見直されるようになった現代、給食を希望制にすることで、給食の役割など各自が責任をもって考えるようになるのではないかと思います。給食を希望制にしたからと言って、おそらく給食をやめるという家庭はそれほど多くはないのではないと思うので、働いている人や材料を納品している農家や業者の方々への影響が大きく出ることもないと思いますし。


 「家は、給食で栄養をとっていますから(笑)」などと冗談でおっしゃるお母さんもたくさん見えますし、栄養をしっかり考えて作られている給食はありがたい、というお家の人は多いと思います。そういう良さを見直すきっかけにもなると思います。

 私が最初に勤めた学校は、自校給食(学校内で調理をして給食を出している)方式でした。だから、調理してくれる人の顔がよく見えます。子ども達は、給食が終わって食器等を返すときに調理員さんの顔を見て「ごちそうさまでした」と大きな声で言います。
 給食を全部食べてしまい、学級の食管が空になったときは調理員さんも嬉しそうです。担任の私もそうい時はにこにこと笑いながら「ごちそさまでした。今日もとてもおいしかったです」と言います。残ってしまった時は「せっかく作ってくださったのに、たくさん残ってしまってすみません」と言います。その姿を給食当番の子ども達は見ていて、いろいろと感じとってくれたこともあったかもしれません。一年の終わりに“学校でお世話になった人に手紙を書こう”と道徳の時間で、書いたときは調理員さんあてに書いた子がとても多かったです。だいたい児童1人につき2人の人に手紙を書いていましたが、そのうちの一人は必ず調理員さんが入っていました。そういう環境であれば、より感謝の気持ちも養われると思います。それが、家に帰って料理をしてくれるお家の人への感謝にも繋がるのではないでしょうか。


 経済的理由で給食費を払うのが困難という家庭の場合。生活保護を受けている場合、給食費は上乗せして支給されています。しかし、給食費と言って別に手渡されているわけではないので、普通の生活費に給食費も使ってしまって払えないのが現状。経済的に大変な家庭は、給食費を上乗せして支給するのではなく、給食費は無償とすることにしたらどうかと思います。結局、上乗せしているのと額は同じなのですから。

 本当に生活が大変という家庭がある一方、パチンコ等の親の遊びなどに消えて払えない家庭もあります。
 私が昔、担任していた子どもの親御さん。やはり生活保護を受けていて、働いてもいるのですが、遊びも激しい。夜はパチンコや飲みに出掛ける日々。(子どもも連れて行くこともしばしば)給食費が3ヶ月滞納していたので、担任の私を教頭とで、夕方や夜(当然勤務時間外です)に家庭に出向くものの、留守ばかり。子どもには「今夜、ちょっと用事があって、伺うから伝えていてね」と言っておいてもです。結局、夜ではお会いすることが出来ないので、朝、7時頃に伺ったりしました。一日だけでもパチンコをするのを止めて子どものためにお金を使ってくださいとお願いしたことがあります。でも、ただで食べさせてくれるという意識があるのですから、その言葉は心には響きませんよね・・。なかなか理由をつけて払ってはくれませんでしたが、結局、祖父母の方が何度も足を運ぶのを見るに見かねて払ってくださいました。

 昔のように給食費は集金袋で集めているのではなく、銀行の引き落としというのがほとんどなので、子ども達の間で、誰が給食費を払っていないかなど分かるはずもありません。払っていない家庭の子どもも「まさか、家の親に限って・・」と思っているかもしれません。
 でも、親の考え方や価値観というのはいろいろな物事に対して子どもに伝わっていくもの。給食費は払わないけれど、他の面においては人のことを考えて行動しているなんてありえないこと。いろいろな事柄についての一つ一つの行動が子どもの教育にどんな影響を与えているかをよく考え、責任をもって子育てもしていかなくてはと思います。





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最終更新日  2007年01月30日 11時15分15秒
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