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カテゴリ: 思うこと
先日、新聞で各務宗太郎君(8歳)について書かれた記事を読みました。

 彼は原因不明の難病「ヒルシュスプルング病類縁疾患」と闘っています。
国内では臓器移植手術が出来ないため、米国での手術を目指すことにしましたが、移植費用、渡航費用等のため1億2000万円の募金活動を行っています。
彼は、生まれつき自力で消化・吸収ができないため、カテーテルで栄養を取っています。口から食事をしたことがないので、食べ物の臭いを嗅いだり、触ったりすることで食べ物の味を想像するのが楽しみだそうです。宗太郎君の夢は「ハンバーガーを一度でいいから食べたい」ということ。
 これまで小腸の切除や人工肛門の取り付け、脾臓や胆のうの摘出など6度の手術を繰り返してきましたが、度重なる感染症で肝臓や膵臓もダメージを受け、生きる道は多臓器移植しかないそうです。

そうたろうを救う会

こちらのショップでも紹介されています

 彼の愛らしい笑顔の写真と自筆の手紙を見て、心打たれ、僅かですが銀行振り込みで募金をさせていただきました。彼の夢が叶うことを心から祈っています。



 募金をしたのは、もちろん宗太郎君の記事に心打たれたからですが、もうひとつの理由もあります。
 今年の始めにいろいろと自分で目標を立てましたが、その中の一つが“人のためにお金を使ったり、働いたりすること”で、それを決意したのは、初詣での出来事がきっかけです。

 とある神社にお正月に家族で初詣に行ったときのこと。本殿の横で15人くらいの方が募金活動を行っていました。難病の人たちを助けようという活動している人達でした。初詣なので本当にたくさんの人たちが参拝に来ていましたが、募金を呼びかけている人たちの前を通り過ぎ人の多いこと。(もちろん、立ち止まって募金をしていく人もいます。)
 たくさんの人が、お守りや破魔矢など何千円も出して自分のために買っています。しかし、人のためにはどうなのでしょう。。そういう私も家族それぞれがおみくじを引いたり、お守りを買ったりと一年に一度のことだからと躊躇することなくお金を使っていました。しかし、募金に対しては子ども達にこのお金がどういうことに使われるのか説明をしながら100円ずつ、募金箱に入れさせただけでした。

 自分たちの幸せを願って自分たちのため(または家族など周りの人のため)にはお賽銭を含めお金をたくさん使い、他人のためには人事だと思って素通りしていってしまうというたくさんの人の姿を、目の当たりにして募金を集める人達はどのように感じたでしょう。寒い中、お正月からずっと立ち続けている彼らの中には、家族や知り合いが難病を患っている人もいるのでしょう。それを思うと恥ずかしくなり、戻ってもう少し募金をしてきました。
 と同時に、今年は人のためにもっとお金を使おう、人の役に立てるようにしよう、そう思いました。そう思ったときはっとしました。

実は、昨年末に来年度のPTA役員を引き受けてほしいというお話がありました。PTAの学級委員は以前経験したことがあるのですが、今回はPTA書記をお願いしたいという話でした。私は仕事をしているわけでも小さい子がいるわけでもないし介護する人がいるわけでもない。(この3つの理由で断られる方が多いのです)学校にはボランティアなどでよく顔を出しているし、役員の経験もあるということ、副会長さんを引き受けられた方が知っている方で、その方の推薦もあるということからきた話だったので、断ることのできる理由もなく、まあやる人がいないならばやりましょう。という感じで仕方なく引き受けたという状態だったのです。引き受けたものの、そんな大役ができるのか不安もあるし、正直忙しい4月の初めから20日くらいまではほとんど毎日集まりがあるという話も聞いていたので、面倒だないう思いもありました。
でも、人の役に立ちたいと思ったことの答えの一つがこれなんだと思い至ったのです。もうすでに、人のために働くことのできる環境が用意されているんじゃない。そう思ったら霧が晴れたようにすっきりとしました。人のためにできるのは自分のためにもなること。見えない部分の仕事だけれど、教育活動を支えている仕事であるし、きっと得ることも多いだろうな。そう思ったら楽しくなりました。

 初詣の時は難病の子の助けになるお金を少ししか協力できなかったけれど、難病を抱える宗太郎君にはもう少し気持ちだけですが協力することができました。ちょっとの協力は自分が少し美味しい物を食べるのを我慢するとか、車で行くところを自転車で行ってみるとか、本を買うのを図書館で借りるようにするなどちょっとの工夫や気持ちでできるもの。お金の使い方を考えたり、自分がきちんとすることが人の役に立つことに繋がる、そう思うと気が引きしまりました。(すぐに緩んだり、緩みっぱなしにならないよう気をつけないと・・)





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最終更新日  2008年01月31日 01時16分34秒
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御一考  
ルツ さん
この種類の支援活動に対する批判として私が常々申し上げているのは,この支援活動の目的が,「救命される人命の数を増やす」ものでは全く無い,

「救命される子供を変更する」
「移植を受ける子供をアメリカ人から日本人に変更する」

それ以上でもそれ以下でもない,そのために莫大な金銭を要する,という事実
これを寄附に応じる人間に隠すべきではない,ということです.

アメリカでは決して提供される臓器が余っているのではない,国籍に無関係に重症度と組織適合性(=医学的理由)のみで優先順位を決めているからアメリカに行けば臓器提供を受ける機会が有り得るだけに過ぎず,移植を受けれずに貧困や待機中の容態悪化から死んでゆく子供はアメリカにも多数存在する.

日本に臓器提供が少なすぎるのは日本人が臓器提供に消極的であり,臓器移植システムの構築(これこそが真に臓器提供を受ける人間の数を増やす為の努力)をなおざりにされているからである.「~さんを救う会」の活動目的そのものがその証拠である.

明言される事は少ないが,医療先進国であるにもかかわらず自国の臓器提供システム構築を充分に努力する事無しに他国の臓器を金にものを言わせて買い漁る日本人は,他国(特に臓器提供希望者)から見れば吸血鬼の様にみえるはずである.

臓器提供不足という問題に対するアプローチは一つではない,人の数だけ存在するはずであるが,以上の事実だけは心の隅にでも是非踏まえていただきたい. (2008年01月31日 11時52分23秒)

素敵なことですね。  
私は元々ガールスカウトを長年やっていて、募金活動をする側でした。だから募金をしている側の気持ち、よくわかります。

PTAの役員、大変ですね。以前依頼する役が回ってきましたが、毎晩いろんなご家庭にお願いに行ったのを想い出します。(高熱出しました)
本当に引き受けてもらえないですよね。
ぷりんさんのようなお気持ちで引き受けてもらったら、とっても嬉しいと思います。

日記の書き込みありがとうございました。
まだ決心がつきませんが、同じ制度が入ってきても場所によってちがうんだと思いました。うちの市は組合が強いので(管理職と友好関係なので)そういう制度に対して実施されやすいんだと思います。
もう少し考えようと思っています。 (2008年01月31日 11時57分17秒)

Re:御一考(01/30)  
ぷりん8675  さん
ルツさん

ご訪問及び書き込みどうもありがとうございます。

>この種類の支援活動に対する批判として私が常々申し上げているのは,この支援活動の目的が,「救命される人命の数を増やす」ものでは全く無い,

おっしゃられること、分かるような気がします。米国の医療の実態(マイケル・ムーア監督の映画でも描かれていましたが)などからもさまざまな角度から物事を見なくてはいけないと思います。臓器移植に関しては承認されていない国、技術がない国が多く、各国のお金をもっている人達がアメリカへ渡り、その中で優先順位がつけられるということも含め、臓器移植という方法が本当に良いことなのか(臓器移植のために人身売買されることも世界にはあることですから)いろいろと考えさせられます。

でも、それとは別の観点で、尊い命が一つでも救われるのなら・・新聞等を通してでも自分と縁があった人の何か力になれるならば・・と個人的には願わずにはいられません。みんなの協力の下で救われた人が、いつかみんなのために動く人になるそれが広がっていけばもっと世の中がよくなっていくのではないかと思うから。それが回り回っていろいろな物事の解決に向かっていくのではないかと思うからです。



>臓器提供不足という問題に対するアプローチは一つではない,人の数だけ存在するはずであるが,以上の事実だけは心の隅にでも是非踏まえていただきたい.

 はい、そうですね。アプローチは一つではない・・確かにそうですね。物事をさまざまな角度からとらええていくことが必要なのですね。
 それを心にとめておきたいと思います。募金して海外で移植手術ができればいい、というだけの問題ではなくその奥にあることを考えていかないといけませんね。ご意見をどうもありがとうございました。
(2008年01月31日 23時12分01秒)

Re:素敵なことですね。(01/30)  
ぷりん8675  さん
ぴぴんが3506さん

>私は元々ガールスカウトを長年やっていて、募金活動をする側でした。だから募金をしている側の気持ち、よくわかります。

 ガールスカウトをされていたのですね。私はそういう経験がないので想像するだけですが、いろいろな思いをもたれたことでしょうね。

>ボランティア。少し違うかもしれませんが、そういう気持ちがそれぞれの人にあれば変わる事ってたくさんあると思います。もちろん子どもたちにもそういう気持ちをわかって欲しいと思っています。

 そうですね。方法はいろいろとありますが、根底にはより良くしたいという思いや人や物、自然に対する愛情がありますものね。そういう個々の気持ちの積み重なりが世の中を変えていくのではないかと思います。

>PTAの役員、大変ですね。以前依頼する役が回ってきましたが、毎晩いろんなご家庭にお願いに行ったのを想い出します。(高熱出しました)

 そうだったのですか。まず2月中に各部会の部長さんを引き受けてくださる方を探さなくてはいけません。4月になると各委員さんを受けてくれる方をお願いに回るのですが、60人近くの方を選出しなくてはいけないためとても大変だそうです。(選出は副会長、書記2人、会計の4人でしなくてはいけないのですよ・・)すんなりと決まるといいのですが。


>うちの市は組合が強いので(管理職と友好関係なので)そういう制度に対して実施されやすいんだと思います。

 そうなのですか。いろいろと地域差があるのですね。こちらの方は制度はあっても形だけ・・というものが多いような気がします。

>もう少し考えようと思っています。

 そうですね。焦らずよく考え、出した結論であればきっと上手くいくように動き出していくと思いますよ。ぴぴんがさんにとってよい答えが見つかりますように・・。
(2008年01月31日 23時22分38秒)

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