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カテゴリ: 読書


宇宙授業    中川人司 2006.4

著者は、元宇宙開発の職員で現在は公立高校の教師。実際に高校で開かれた“宇宙授業”を1冊の本にまとめたものです。宇宙についての素朴な疑問などを分かりやすくさらっと解説してくれています。さらっとしているけれど、とても奥深い宇宙の話。遠い宇宙が時には身近に感じたり、やっぱり途方もなく遠く大きく広がる宇宙だ・・とその広大さ想像して溜息をついたり。地球や宇宙をつなぐ“宇宙エレベータ”の構想や宇宙に出ると重力がなくなるので身長が5~7センチ伸びるとか、空を見上げると宇宙ステーションを見ることができることがあるとか、面白い話もたくさんあって、子ども達にも教えてあげたいなと思います。




本のお茶    川口葉子  2007.10

岡倉天心が英語で書いた『茶の本』を著者が分かりやすく、抜粋し現代風に訳したもの。所々に文章に関連した素敵な写真が織り込まれていて、お茶を飲むようなほっとした感じが味わえます。お茶の世界って深そうだなあとは思っていましたが、こんなにさまざまなことを含んでいたとは。
“茶道。それは日々の雑多なものごとの中にひそむ美しさを深く愛すること”
“茶道の本質は不完全なものを尊ぶことにあります”
“自分自身が美しくなければ、美しいものに近づく資格はない”






夜明けの街で    東野圭吾  2007.7

 主人公の渡部は妻子ある男性で、少し前までは不倫は馬鹿な男のすることだと思っていた。しかし、派遣社員としてやってきた秋葉と不倫する立場に陥ってしまう。相手の秋葉の家庭は複雑で、子どもの頃両親は離婚、母親は数年前に自殺し、父親の不倫相手は何物かに殺害されていた。その殺人事件の時効をまもなく迎える。そして、時効の時に明らかになる真実が。

不倫が何となくリアルに描かれていて、不倫を男性の立場から見ると、こう見えるのか・・とちょっとした驚きと納得と不思議さが入り交じったような気持ちになりました。(もちろん不倫をしている全ての男性が同じように思うわけではないでしょうが)主人公の渡部や同級生の友人達(男性)は、自由な時間、お金、異性に対してドキドキとするような気持ちなど失ったもの多さに溜息をついています。
 個人的には男性、女性を問わず、結婚をして得たものが多いと感じる人は不倫にはあまり至らないだろうし、逆に失ったものが多い人が不倫に陥りやすいのだろうななんて読みながら感じました。

 恋愛小説ではなく、ミステリーの要素(ある意味不倫ということがずるずると罠の深みにはまっていくようなミステリーの要素を含んでいるけれど)が加わっていて、多少、驚かされるようなラストがあるというのが東野作品だなと思わされました。

 今月読んだ本は6冊でした。4月はもう少し読みたいな。
 今年に入って読んだ本は合わせて20冊です。





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最終更新日  2008年04月01日 13時33分00秒 コメントを書く


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