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Studio Life公演「少年十字軍」観てきました。まさかこんな大雪にぶち当たるとはおもわなかったぜ・・・な、15,16の土日4公演観劇。通常、朝の5時頃には着くはずの高速バスは10時過ぎてもぜんぜん動かず、急ぐ人は電車でどうぞと言われて群馬の川俣駅とやらで降車。電車も遅延してるし1時開演に間に合わないだろうな・・・と諦めてたんだけど、何とか30分程の遅刻でサンモール到着。ちょうどエティエンヌが助修士達に罰を下してる場面だった。原作読んでおいて良かったって心底思ったよ(笑)しか~し!無事に(?)土日公演観劇して、イベントも楽しかったしさて帰ろうと思った日曜の夜。帰りの高速バスがまさかの運休・・・急遽もう1泊するはめになり、翌日も動くか分からないバスは当てに出来ないので新幹線で帰宅。とんだ出費の上、月曜は必然的に会社を休まざるを得なく「大雪で帰れなくて・・・」と職場に連絡・・・遊びに行って帰れないから休みますとか恥ずかしすぎる(泣)まさに泣きっ面に蜂とはこのことか。 まあ、とりあえず公演は観れたから良かったんだけどさ。 ってことで今週末また観に行く前に「少年十字軍」の感想をちょこっと。いやぁ。倉田さんすごいよねやっぱり。1幕のドラマチックさったら無いわ。皆が口々に言う「エティエンヌがいれば大丈夫!」 の声に背筋ぞわぞわ。集団心理、集団催眠、集団ヒステリーって単語が頭の中ぐるぐるして寒気がしたよ。石飛さんのソロで始まるエルサレムの歌とか、歌詞も曲もすごく素敵なのに怖くて!怖くて!更に抜群のタイミングで入るアンヌの台詞。不安感を煽る煽る。「~救世主は磔になった!」の台詞のとかさ、狙いすぎでしょ!原作読んでても尚、まんまと倉田マジックに嵌められた。びっくりは2幕ガブリエルとサルガタナスの関係をあんなにストーリーの中心に持ってくるとは思わなかったなぁ。あの二人の関係性やジャコブとドミニク、エティエンヌとレイモンの対比は倉田さん大好きよね。でもエティエンヌのエピソードはざっくり削ってて、彼にはあんまり興味無かったのかね。個人的には山本ガブリエルと松本サルガタナスのキャスティングが好き。やっぱり山本芳樹は苦悩してなんぼ、憂いてなんぼだと思う!(断言)そして松本慎也は絶対一癖二癖ある役の方が魅力的!(さらに断言)でも、芳樹さんのサルガタナスが原田レイモンをいじるとこは大好きなんだよねー「ねえねえバカの人~」って話しかけるとこ、ツボに嵌りすぎて笑いが止まらず苦しかった~。 それと曽世カドック!来たよ!来たよ!「OZ」のリオンなみに極悪非道な曽世海司っっっ!!!!こういう曽世さん観たかったんだよ~!!!!って客席で狂喜乱舞!いいよ!いいよ!あの髪型も似合うよ!(←どさくさ)創世記第二十二章を狂気に満ち満ちて語る曽世カドックに痺れたよぅ~せっきーのドミニクも似合ってた。アンヌなせっきーも観たかったけど、シングルでドミニクはナイスキャスティングだと思う。船戸フルクもカッコ良いよー!!真っ黒な修道服似あうよ~!!胡散臭さ全開で素敵すぎる♪クネクネした、かまっぽい市長役の船戸さん面白すぎ。あの鼻にかかったなよなよ声大好きだよ~ちょっと不満だったのが、牧島さんと仲原さん。せっかくのお二方、騎士ベルトラン役はぴったりだったけど別チームでもっと出番の多い役演じてほしかったなぁ。ちゅうさんはレイモン役もいけたと思うんだけど。Wキャストの原田レイモンがおばか全開の愛すべき駄目ぼんぼんだったせいか(笑)個人的にショーンさんのレイモンが可愛げ無さすぎてあんま好きじゃ無かったのよね。ちゅうさんがレイモン演じたら面白そうだったなぁ。ちなみに、ショーンレイモンの胸のボタン止めてあげる世話焼き仲原ベルトランは甲斐甲斐しくて素敵です♪牧島さんには曽世さんとWでカドックどうだったかね。悪人牧島!観たかったぜ~!・・・あたしってつくづく悪人大好きなんだなー あ、そういや一つ気になるところがあって、エティエンヌが治癒能力を発揮する場面。あれだけ急に魔法少女的というか、アニメ的というか(笑)取って付けた感ありすぎな動き。なんであんなにクルクルと杖を回す動作にしちゃったかねぇ。杖を落とさないように気を張ってるせいもあるのかな。どっちのエティエンヌの時もあの動作だけ浮きまくってて毎回笑いそうになる。天に杖を突きあげるだけとか効果音使うとかして、もう少し大人しめの動作で良かったと思うんだがなぁ。石飛さんと笠原さんは一体何役演じてるの?着替えにメイクと大忙しだねぇ。次から次へと楽しそうな役ばっかりだし。それにしてもまさかレイモン父が石飛さんでレイモン母が笠原さんとはね。女優・笠原(笑)遊びすぎ、楽しみすぎだから!ガブリエルのおじ役の笠原さんが素敵。あの衣装ってロミジュリのパリスの衣装だよね。似合うなぁ。そういや今回、ロミジュリの衣装結構使ってたね。 ちなみに(?)牧島&仲原ベルトランの「殿が貴公に若の護衛を?」って台詞。流れるような言い方が呪文みたいで(笑)すっごく好きなんだけど(なんじゃそりゃ)
February 19, 2014
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Studio Lifeから会報が届きました。高根研一さんの休団。まさかという思いと、ついに来たかという思い。何年も何年も心の準備はしてたとはいえ、やはり実際に直面すると辛い。けど「やっぱり高根さんは退団じゃなくて休団という選択をしてくれた!」ってことを嬉しいとも感じてる。変な気持ち。おそらく99%復帰は無いんだろうなと心の底では想っていても、休団と退団とじゃ全然違う。前から言ってるけど、とどめを刺されるより半殺し、生殺しの方がずっといい。ほんの僅かでも希望の光は欲しいから。2005年の再演「OZ」仙台公演でネイト役の高根さんに出会ってから9年。この間に一体何役の高根さんを見てきたかな。東北のど田舎に住んでいながら、出演率が激しく低い(笑)高根さん観たさに、どのくらい平日に休みを取って劇場に行ったかしら。随分と無茶したなぁ、でも楽しくて幸せだったなぁってにやにやしちゃう。高根さんが演じると、その役が途端に脆くて危うい、破滅的な雰囲気になるとこが好き。どんどん破滅に向かっていく役を演じる高根さんが好き。ずっと前に、高根さんのことを”不器用な情熱”と表現した記事があって、その時になんて高根さんにぴったりな表現なんだろうって感動して、それ以来ずっと私の中では高根さんは不器用な情熱の人。高根さんの演じたドリアンもシモンもネイトもオスカーもタデウシュやフランツ、ティボルトにサイフリート、ドラキュラ伯爵。どの役も大好きだけど、やっぱり私の中の一番は訪問者のグスタフ。高根グスタフはまさにこの言葉そのままの人だった。何だか色々な感情がぐるぐるして、自分でもとりとめの無いこと書いてるなーって自覚はある(笑)しばらくはこの混乱した気持ちで過ごすことになるんだろうな。いつかまたStudio Lifeの舞台で高根さんの姿が観れる日を夢見て。
February 3, 2014
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