
「うわ~、すごくきれいになってる!」
ずいぶん前の建物しか知らなかったので、驚きました。
少し時間があったので、1階を見学。
コンビニ前の「イーとインスペース」は、ガラス張りで開放的。
「MAO美術館 福岡児童作品展 地域展」も開催中。
子供たちの感性あふれる、ほのぼのとする作品が展示されてました。





また、案内のチラシもたくさんありました。
その中で、気になるチラシをいただいてきました。
物産を買うことで、復興応援をしたいですね。

15分前に、会場(アネックス棟2階・椎の木記念ホール)へ。
階段を上がったところに、「百花繚乱」が視界に飛び込んできました。
製作者は、日展会員・師村妙石(しむらみょうせき)氏

14時になり、市民講座「がん治療の今 肺がんと乳がん」がスタート。
テーブルには、資料とお茶が準備されてました。
限られた時間で、3名のドクターがわかりやすく説明。

昔からある「抗がん剤」は、殺細胞性。
がん細胞だけでなく、健康な細胞も攻撃していました。
しかし、最近の「抗がん剤」は作用が全く違います。
「分子標的薬」は、がん細胞をターゲットとして攻撃します。
「免疫チェックポイント阻害剤」は、名前を聞いたことがあると思います。
「オプジーボ」「キイトルーダ」
普通だったら、人の体の免疫細胞であるT細胞が、がん細胞を攻撃します。
がん細胞は攻撃できないよう、T細胞にブレーキをかける物質を分泌します。
その物質の分泌をブロックし、T細胞が活発に働けるようにするのがこの薬。
「薬もすごいけど、人の免疫力ってすごいんだな~」
そのためにも、体調管理は大切だと思いました。
途中、肩を動かしたり、背伸びしたりと、「体操タイム」!
体がぽかぽかして、頭もスッキリ、いい気分転換になりました。
最後に乳がんの話。
世界的にみて、日本は乳がん検診率が低いことを初めて知りました。
小林麻央さんが、乳がんで亡くなられましたよね。
「授乳期乳がん・炎症性乳がん」という、診断されにくい癌でした。
また、忙しさで再検査を受けなかったことで、進行した可能性もありました。
若い人は、乳腺濃度が高いため、画像が白くなり、見つかりにくいのだそうです。
でもだからこそ、最低毎年でも検査したほうがいいのではと、思いました。
乳腺濃度は、年齢とともに低くなり、がんが発見されやすくなります。
「なら、検査は何年かに一回でもいいのでは?」・・・そう思いがちですよね。
ところがそうではありません。
閉経後の女性は、肥満になりやすくなります。
肥満は、乳がんリスクを上昇されるのです。
副腎からアンドロゲンが分泌され、脂肪細胞で女性ホルモンに変化。
肥満で脂肪が増えていると、たくさん女性ホルモンが作られます。
そのため、乳癌になりやすくなります。
マンモグラフィーは、痛いけど、受けるべきですね。
乳がん診療ガイドラインについても、紹介。
「大豆食品・イソフラボン摂取が、乳がん発症リスクを減少させる可能性がある。」
「サプリメントとしては、イソフラボン30mg以下に」
「がん予防のためにサプリメントをとることはすすめられていない。」
・・・とりすぎはよくないですよね。
質問コーナーでは、こんな質問が出ました。
「ビタミンC高容量投与が効くと、聞いたことがあるのですが・・・」
「効いた人がいても、そのかげで効かなかった人が何人いるかがはっきりしていません。
またビタミンCは、体内に長くとどまることができません。」
その答え方に、「さすがだな~」と感心しました。
効いた人がいたからと、「有効性がある」とはいえませんからね。
今まで行った中で、一番楽しい公開講座でした。
講師のドクターたちの冷静で優しい対応も、好印象でした。
来たときは気がつきませんでしたが、階段の近くの窓にはステンドグラス。
気軽に立ち寄れる、地域に開放された「福岡赤十字病院」
また、行ってみようと思いました。
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