毎日の生活で感じたこと

毎日の生活で感じたこと

2018.03.06
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カテゴリ: イベント
​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 「シェイプ・オブ・ウォーター」が、アカデミー賞4部門受賞しましたね~
先日映画館で見たばかりだったので、結果を聞いて納得しました。

そして辻一弘氏は、日本人初、メーキャップ&ヘアスタイリング賞を受賞!
「ウィストンチャーチル ヒトラーから世界を救った男」での、受賞でした。

ここで驚きは、「シェイプ・オブ・ウォーター」にも、辻氏が関わっていること。
「モンスターの澄み切った目は、彼でないとできない。」と、監督が依頼したそうです。

辻氏の技術がいかにすごいかが、この事からもわかります。
今回のことは、若い人たちにいい影響を受けそうですね。


さて、今日は「医療介護フォーラム」後半を紹介します。

『食べるを支える』 川端貴美子さん(歯科医師)
「口から食べるよろこびを・・・」

医療法人福泉会理事長で、地域密着型診療所(歯科・内科)、デイサービス、訪問看護ステーション、多機能型施設、医療型特定短期入所施設を開設。
在宅医療の食支援について、体験を交えてお話していただきました。

「自宅で看取ってもらいたいと思っている人は、80%。
 しかし、病院で亡くなる人が80%という現実。

​そこには、『家族に迷惑をかけたくない』という想いがあると思います。​
​でも私は、最後はわがままを言っていいと思ってます。」​

「お食い初め」はあるのに、なぜ「お食い締め」はないのでしょうか?
「お食い締め」は、食べることが目的ではありません。
​最後の食事で、心のけじめをつけることが目的なのです。​

50代女性が癌で治療中、ご主人と二人でフランス料理を食べたいと希望。

料理店をクリスマスイブに貸切、ペースト食にしてもらって、実現。
ほとんど口にすることはできませんでしたが、二人で幸せそうでした。

川端さんは、自らペースト食を作るそうです。
「たとえ、2口しか食べれなくても、楽しんでもらえたらいいです。
 看取る側が、『この人のために、最後までいい時間を持たせることができた』
 そう感じていただくことが大切なのです。」

スライドで、川端さんの作った料理を見せていただきました。
ペースト食とは思えない見た目に、ビックリしました。



相手によって、「どんな食事にするか」が変わります。
重症心身障害児向けのランチなどの写真も、見せていただきました。
右下のスイートポテトは、みんなで作ったそうです。



「食べることは、生きていくうえで大切なことです。
 だからと言って、食べることを押し付けてはいけません。
 食べることを続けるためには、お口のケアも大切です。

 食べるときは、そばにいる人が、のみこみを確認しながら、ゆっくり無理せずに。」

​「食べることをみんなで支えて、笑顔のお手伝いが出来ればと思っています。」​

「食を楽しむこと」は、生きる力になると思います。
川端さんは、楽しむために必ずランチョンマットを使うのだそうです。
見習っていきたいですね。


豊かで活力ある生を 来田時子さん(社会福祉士)
「豊かで活力ある生き方をするためには」

高齢者優良住宅の生活援助員として勤務していたころ、感じたことをお話。


入居者の中には、少し重い認知症の方が3人いました。
その3人を、他の人たちはおもむろに避けてました。

しかし、認知症の3人の会話を聞いているととんちが聞いてなかなか面白い。
A:ベランダから飛び降りて、もう死にたい・・
B:後片付けが大変だから、黒いごみ袋をかぶって飛び降りればいいたい。

枯れた花を見て
A:「この枯れ方、私そっくり。」
B:「え、その程度と思ってたの?」

来田さんは、他の人を少しずつ3人のそばに座らせることに。
すると、だんだん3人の事を理解するようになり、みんなの輪に入れたそうです。
雰囲気がよくなり、「ここに住みたい」という人が増えたそうです。

「一人一人が、この国の主人公だという意識を持つべきです。
 『誰かがやってくれる』ではなく、『自らがどうするか』
 そういう意識を持つことが、より良い社会をつくることにつながってきます。」
​​ ​​​​
この言葉は、とても大切なことだと思います。
そのためにも、いろんな情報を得て、自分の意志をしっかり持つべきだと思いました。


施設管理者として 黒木みよ子さん(有限会社時輪代表取締役)
「あなたとの出会いに感謝」

認知症の祖母の姿を見たことがきっかけで、まずグループホームを開設。
「人生の先輩方の、もう一つの我が家となるように」との想いで、スタート。

​ ​「おいしく食事を食べてる時が、生き生きとして一番幸せそう。」​​
レストランや屋外、ウッドデッキでの食事と、食べる場所に変化をもたせて工夫。
102歳の方が、買い物ついでに外食する様子も紹介。

地域との交流も深め、地域の人のために「予防体操教室」を開催。
「お隣さん感覚」の施設にする努力を行っている様子も、お話されました。

13年前にご主人を亡くされたとき、認知症の方がそっと黒木さんの方に手を置き、
「生きていくには、いろいろある」と言われたそうです。

「それまで、自分が入居者を支えていると思ってました。
 でも、自分も入居者の方から支えられたいたことに気がつきました。
 『生きる』を支えるには、人の気持ちを感じる力が必要です。
 それは、しっかしとしたコミュニケーションによって培われると思ってます。
 今後も入居者の方々と十分なコミュニケーションを図り、
 時輪で『最後までその人らしい生活』が続けられるよう努めたいと思ってます。」

黒木さんは、福祉の経験や知識があまりない頃に、グループホームを開設されました。
でも逆に、それがよかったのかもしれません。
知識や経験があると、固定概念にとらわれ、無意識に上から目線になりがちです。
「人の役に立ちたい」という気持ちが大切なんだと、改めて思いました。


地域での実践から 杉本みぎわさん(暮らしの保健室in若松代表)
「専門職の鎧を脱いで、地域に出よう」

気軽に無料で暮らし・医療相談を受ける、まちの保健室が「暮らしの保健室」
その存在意義が認められ、その在り方が2017年度GOOD DESINGNに選ばれる

東京在住の湯浅さんが、実家『小峰家』を「暮らしの保健室に使ってほしい」
小峰ご夫妻は、地域の人が一息つける場所にしたいと思われていたそうです。
また、猫が大好きだったこともあり、「こみねこハウス」と命名。

イベントを企画して、地域の人が集う場としても機能。
昨年12月に自主上映した映画「ケアニン」には、600人が集まったそうです。

活動を通して見えてきたことは
「地域包括ケアは、仕組みづくりでなく、人のつながりである」
「専門職それぞれに、職場・領域での仕事の限界に疲弊している」
「多職種の連携とは、仕事人としてではなく、地域の人として、顔の見える関係作りである」
「地域作りは、専門職の目線だけではだめ!
人が集まる仕組み、住み続けるための多少なアイディアが必要」



暮らしの保健室の活動は、若いボランティアさんたちが力を発揮してます。
強い考えをお持ちですが、肩の力を抜いて、杉本さんは自然体。
それが、長く続ける秘訣なのかもしれません。

「暮らしの保健室が、あちこちにできたらいいな~」
心からそう思いました。





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最終更新日  2018.03.06 21:36:54


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