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2008.02.02
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カテゴリ: ソフトロック
follow me.jpgthe match.jpg
loveletter.jpgtoday.jpg

Through Spray Colored Glasses

"Thru Spray Colored Glasses"とも略記?されることもあります。オリジナルは69年のDino,Desi & Billyのサントラ「FOLLOW ME」より、ソフィスケイテッドロックの敏腕デヴィッドゲイツの作品。裏ロジャニコとも呼びたくなるような、草原を駆け抜ける爽やかなカッティングから軽やかに上昇する、流麗なメロディが素晴らしい名曲。撫でるようなソフトな歌唱と包み込むコーラスが最高の組み合わせ。若干録音時間に物足りなさを感じるのが惜しい!この瞬間が何時までも続いて欲しいとさえ思う、ソフトロック最高峰です。こちらのカヴァーヴァージョンが幾つか存在します。どれもオリジナルの特徴的な生暖かいウォールサウンドに忠実。(ところでデヴィッドゲイツのグループ、ブレッドのカヴァーヴァージョンは存在しないのでしょか??非常に気になるところです。)

Dino,Desi & Billy - Through Spray Colored Glasses

五人組ソフトコーラスを存分に聴かせるTHE MATCH。こちらも69年の「A NEW LIGHT」で最高のカヴァーを収録しています。5人ならではの見事に豊潤なコーラスワークが圧巻です。ブリッジに向けて常に上昇するメロディを生かし、織り成す器楽と重なり合う肉声が最高潮に達する瞬間が堪りません。上品な発声とクラシカルな譜割りも大変に端正な印象はソフトロックの鏡です。マッチは数少ないリリースの中でロジャーニコルスの作品を3曲も取り上げるという偏熱ぶり。数あるソフロ名盤の中でもかなり高水準なセンスを堪能出来ます。

続いてLouis Philippeによる覆面プロジェクトによるLOVELETTERのシエスタ盤「BEETHOVEN CHOPIN KITCHEN FRAUD」より。ヴォーカルはサイモンターナー(だと思う。)ソフロというよりサイケ側で攻めたこのテイクも中々味わい深いもの。全体を覆う重くグルーヴするベースラインが通低し、不安定なヴォーカルと浮遊感ある効果音がいかがわしい。それらを傍目に展開する、ルイフィリップの天性のコーラスワークが至上に美しい、技ありの一曲です。

取り敢えず僕の知り得るカヴァー最後は、日本のヒックスヴィル、96年「TODAY」3枚組7インチアナログから、"夏の終わりに"と云うタイトルで収録。CDには未収録ですが、アナログでもカスみたいな値段で手に入れることが出来ます。プチボッサアレンジで重厚なアコースティックサウンドが気持ちよいです。渋谷系ネ暗Jポップとは強い繋がりがある彼らですが、今ひとつ影が薄い。アルバム自体も取り立てて特筆すべき事なし、それでも今、このカヴァーを取り上げるセンスは買いたいです。そう云えば昨年のNHKFMライブビートの放送でもこの曲を演奏したとか。





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Last updated  2008.02.02 22:18:48 コメントを書く


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