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2008年06月03日
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カテゴリ: ●さ行  その他

純情と劣情の境界線

ウェイターとして働く総一郎は、いいかげんの節操なし。そこへ、寮の老朽化が原因で追い出された従兄弟で高校生の春日が転がり込んできて同居をすることに。無理やりだった生活も春日の優しさによって、総一郎には当たり前のものになっていった。しかし、総一郎がクラブのオーナー・三条とつき合っていると知った春日は急に態度を冷たくし、同僚に媚薬を使われ嬲られた総一郎を押し倒してきて…。昔は、総一郎の後をついて回るほどの人懐っこさをみせていたが、見上げるほどに逞しく男っぽく成長した春日に翻弄されて―。逆転するはずのない上下関係が突然、揺れ動く。健気ワンコロ年下高校生と年上凶暴美人襲い受けの境界線はどこに。

読みづらく、分かりにくい文章でと~っても手こずった一冊でした(ーー;)
登場するキャラは一人一人が個性的ではありますが、受キャラがイラストの持つ雰囲気とかけ離れすぎていて、あたしはまずここでつまづきました。因みにカバーの向かって右が受の総一郎なんですが、作品では大学も中退して自堕落に生きていて、バーでウエイターとして働いているものの、オーナーとできていて勤務態度もよろしくない。

攻は受の甥にあたり、高校生という設定です。受の友人として性転換した譲(肋骨を一本とって、極細のウエストを創り出したツワモノ)と、ヤのつく家業の三男として生まれ本人も背中に紋を背負った立派な極道の顕が登場し、総一郎の勤め先のクラブのオーナー、三条も冷酷な男で、物語は全体的に暴力的な暗い雰囲気がいっぱい。

3行読んでは2行ほど前を読み返し確認しながら読むという、まだるっこしい読み方をしながらお話の中盤まで行くと、受が攻の存在を認める気になりはじめるあたりからようやく面白みを感じるようになってきたのが、別れを切り出した総一郎を三条が店のディーラー小山に売り、輪カンと暴力のシーンでゲンナリ。

攻より脇キャラの顕のほうが重要な出番が多く、攻の魅力が出きっていない作品で残念ながら不満の残る作品でした。





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最終更新日  2008年06月03日 17時03分34秒
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