風・来・殿

2005.08.16
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カテゴリ: 通常



僕はあくまで彼女のお目付け役だ。
…なのに。どうして僕がこう逃げ出す君を追わなきゃいけないんだ。
彼女は純粋そうな笑みを浮かべ、僕の傍に来た。

「コトル!コトル!私もついに四葉のクローバー見つけたんだよ!可愛いよねぇ、クローバーって!」
「……ピリア」
僕は声を押し殺していた。
もう限界だ。
これはもう。


「うーん、何っ?顔色悪いよー?」
「…これはピリアのせいだ。僕があれ程やれって言っていた問題をやってないじゃないか!ちょっと目を離すとピリアはこれ何だからっ…」
「ご、ごめんなさい!だって、ずっーと四葉のクローバー欲しかったの!」
ピリアが謝る。
これは可愛らしく謝る。
あぁ、僕にロリコンじゃないけど素直にこいう所は可愛いと思う。
…さすがに十歳となると子供らしくて可愛い。
でも、五年後…今の僕と同い年になるとこんな可愛げ何てないんだろうけど…。

「だったら、僕が探してくるって言ったのに」
「駄目なの!だって、私が四葉のクローバーを探していたのってコトルのためなんだもん!コトルが少しでもため息つかなければいいなぁって思って、四葉探してたんだもん!」
…彼女が言う。

どうしてこうも鈍いのだろう…。

でも、嬉しかった。

彼女は彼女なり頑張っている。
小さな姫の行為は無駄にしちゃいけないな…。

「…ありがとう、姫様………でもね…」

「…少しでも勉強しなさい!それじゃないといつまでたっても終わらないじゃないか!」
「わーん!ごめんない!!」
彼女が泣きながら逃げる。
どうしてこうも純粋なんだろうと思う。

僕の苦悩は姫様。




ファンタジーででてくるネタです。
姫の家庭教師コトル・十五歳と姫ピリア・十歳の物語です。
コトルとピリアの日常みたいなの。
書きたいけど時間ないので書きません。
でも、けっこう気に入っています。


 +++

かなりお久しぶりですね;日記を書くのは;
一応毎日来ていたのですが日記をずっと書かずじまいで…。
もう一つのほうは毎日更新していますのでそちらを見て頂けるとありがたいです。
まぁ、とにかく元気なようです。
一応できるだけこれから毎日書きたいです。





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Last updated  2005.08.16 21:59:17
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