スイス生活

スイス生活

2020.11.09
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: スイス事情
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日本のレストランはヨーロッパのレストランとは違って

カウンターで自分の目の前で調理してくれるお寿司や鉄板焼きがありますよね。


スイスでは、シェフが席にあいさつに来てくれる事はあっても

カウンター越しに目の前で調理をすることはありません。




そういう訳で、日本のレストランは、ただ食事をするだけではなくて

一種のパフォーマンスを楽しむ場所でもあると思うんですけど

そのパフォーマンスの一種である新鮮さをアピールした


『生きたまま調理』というのはヨーロッパでは絶対NGです。




一度、韓国の女性YouTuberが生きたタコを口に入れて



また、香港で有名な生きた魚?かエビにお酒を飲ませて(お酒に入れて)

それを食べるという食文化があるみたいですがそういうのもNGです。

なので、日本でよくあるミカンを餌として与えて

魚にオレンジの風味を出す。みたいな事も受け入れられない事なのです。





日本も島国ではありながらも、

日本食・日本文化というのが世界的に注目される立場にあるので

今後、確実に海外からバッシングを受ける事も増えてくると思います。



魚も、食べ物として最後は食べられてしまうかもしれないけれど

だからと言って生きている時からぎゅうぎゅうの水槽に放り込まれて

本来食べるべき餌を与えてもらえないのと

ちゃんと泳げる水槽で生きるというのでは違うと思うんです。


スイスでは、食べるまでの過程もちゃんと敬意を持って扱うというのが

常識になっています。(もちろんビーガンの方も大勢いますが)








そもそも、なぜこの記事を書こうと思ったかというと

不必要に動物や自然を痛めつけることはしたくないという気持ちは

ヨーロッパの人に物凄く同意していて

そういう観点からみると、日本は非常に遅れていると思うんです。




ただ、昔はタバコが新幹線で吸えたという時代が

今では信じられないのと同じように


これからどんどん変わってはいくとは思いますし、そう願っています。



だって、動物の気持ちを考えたら殆どの日本人の方は、

痛めつけない方法を見つけるべきだと思うと思いますし

そこまでしてみかん味のお魚が食べたいのか?

と問われたときに、価値を感じる人がそれほどいるとも思えません。

Ferret, Wild, Wild Animal, Preparation, Stuffed




このコートのファーを作るためにこういう場所で飼育をして殺した

という現実を考えた時に、ほしいと思う人は少ないと思います。



ただ、そもそも『考えてない人』が多いからこういう現状があるんでしょうね。

変わるといいなぁ。その現状。と思う日々です。

ではまた。








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最終更新日  2020.11.09 12:30:05
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