前回の記事で、引っ越しをすることになったとご報告したのですが
実際に引っ越しをするのは9月の末です。
というのも、出ていく3ヵ月前に大家さんに報告をしなければならず
引っ越しのタイミングは3月、6月、9月の3回で
6月に引っ越すには3月の時点で報告しなければいけないので
今年の秋に引っ越しをすることになりそうです。
その時期にコロナがどうなっているのかも予想が付きませんが
去年からホームオフィスという新しい体制ができて
これからの生活も大きく変化しそうな年なので
楽しみでもあり、不安でもあります。

今のお家は、スイスに移住後、義理の実家に3ヵ月住まわせてもらって
その後、ハイジ夫と義理の弟と3人で引っ越した初めての家でした。
引っ越した当時は築3年で、モダンできれいな家です。
ただ、スイスで注意してほしいのが
『新しいのが良いとは限らない』
という事です。
確かにモダンで見た目は良いですが、ドアは薄いし
2年半住んでいて2回もボイラーが壊れ、水風呂を経験しました。(笑)
洗濯機から水が漏れて、リビングに池が出来たこともあります。
お風呂や洗面台の配水管がも詰まりやすく、
2週間に1度はラバーカップを使って直しています。
立地に関しても、土地勘が無かった当時の自分の考えは甘かったと思います。
今住んでいる場所は、都心から物凄く遠い訳ではありませんが
日常に必要なお店までも歩くには遠く
車が運転できない私には非常に不便な場所にあります。
日本に住んでいた時も、都市の中心部に住んでいたわけではないので
なんとなく住めるだろう。と変な自信がありました。
ところが住んでみると、予想以上に不便なのです。
駅まで歩けても坂があったり、家の周りは住宅街でお店が無かったり。
文句を言い出したらキリがないんですけど、正直、時々嫌になってました。
ただ、都心は家賃も高いので悩みどころです。
ただ絶対条件として、スーパーの近くで都心のアクセスも悪くない場所。
それならいわゆる田舎でもいいかなと思ったり。
ハイジ夫はもともと田舎好きでした。 (都市部から30分ぐらいの田舎育ち)
家の前に大通りがあるのも嫌がるぐらい細かくて、
日本の交差点の角で一人暮らしをしていた私には理解できませんでした(笑)
正直、日本にいた時にベランダにでて外を見たことなんて一度もなかったし
洗濯物を干す以外の用途でベランダを使ったこともありませんでした。
スイスでは、テラスでゆっくりしたり、食事をしたりする文化があるので
テラスの大きさや、そこからの眺望もかなり重要視されます。
ただ、今の家も眺望が凄く良いかといわれればテラス側は微妙で
外で座ることも1度もなかったのでそこは二人ともあまり重要視していません。
ハイジ夫も都心だと色々近場で出来ていいかもとか
うるさくない場所できれいにしてる建物ならいいかとか
この数年で考え方がすっかり変わりました。
でも、私も便利な場所に住めば今より幸せになれるのかといわれると
正直分からないんです。
お店が近かったら近かったで行かなくなったりするのかな?とか
都心には都心のデメリットも絶対あると思うので…。
良かったなと思ったのは、ハイジ夫が
『引っ越してみないと分からないし、嫌だったらまた引っ越せばいい』
という考え方になったことです。
皆さんも今の住んでいる場所に不満はあるんでしょうか?
きっと国際結婚をしてスイスに来た方は色々悩む点でしょうね。
ではまた。
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