近畿の近場の美術館と歴史散歩めぐりby矢田旅人

近畿の近場の美術館と歴史散歩めぐりby矢田旅人

2006.06.09
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6月4日まで和歌山県立博物館では「和歌祭」の特別展示を開催していましたよ。

和歌祭は、江戸幕府を開いた徳川家康をまつる紀州東照宮の祭礼だそうです。
元和2年(1616)駿河城で亡くなった家康は、久能山に埋葬され、翌年日光山に改葬されました。元和5年(1619)駿府から和歌山に入国し、紀伊藩初代藩主となった家康の子・頼宣は入国直後の元和7年(1621)和歌浦に東照社を造営しました。その翌年の4月17日(家康の命日)には春祭が行われ、初めての神輿渡御が行われました。この春祭が和歌祭と呼ばれるようになり、和歌山で行われる祭礼のなかでも最も規模の大きいものとなったそうです。

当初の和歌祭は、頼宣が好む風流な練り物が多く出され全国的にみても類をみない風流尽くしの祭礼であったようです。しかし、家康の50回忌にあたる寛文5年(1665)に練り物が縮小され、その様相は大きく様変わりしたそうです。この和歌祭には、城下町に住む武士や町人のほか、和歌浦周辺の人々やさまざまな身分の人々も参加し彼らによって祭が支えられています。

県立博物館の特別展の展示では、その成立から変容を遂げる和歌祭の姿を現在残されている祭礼絵巻などから確認できました。
また、他地域で行われていた東照宮の祭礼と比較することで和歌山の和歌祭が持つ固有の性格を把握することができましたね。

来年の事を今ごろ言うのは、「鬼が笑う」とか言いますが、でもね、来年は和歌山に行って、本物の和歌祭りを見て楽しもうと考えています。♪





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Last updated  2006.06.09 07:40:48
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