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第2巻の途中で中断していた「坂の上の雲」を読み始めた。
ストーリーは、すでに正岡子規は病床で亡くなり、日清戦争はなんとか勝利に終わり、ロシアの南下に耐え切れずに、遂に日露戦争の口火が切られている。
遼東半島の旅順要塞を攻めていた乃木三軍の拙攻さに堪り兼ねた満州軍総参謀長児玉源太郎が旅順を訪れ、旅順要塞を正攻法で攻めるというこれまでの作戦を大転回し、旅順港と市街地を見渡せる二〇三高地を占領し、東郷平八郎率いる日本海軍により旅順港内に封鎖されていたウラジオ艦隊が陸からの砲撃により尽く撃沈され、遂にたくさんの血が流された旅順の戦いに終止符が打たれた。
ロシアはいよいよバルチック艦隊を出発させるが、世界情勢の変化から、日英同盟を結ぶ英国に艦隊の進行を邪魔され、石炭を積むにも不自由する中、アフリカ最南端の希望岬を通過し、マダカスカル辺りで、旅順陥落とウラジオ艦隊壊滅の報を知り、進退に迷いながらも、極東に向かっていく。
秋山好古率いる騎兵は遼東半島上陸後、苦戦の連続であったが、ロシアのコサック大騎兵隊に挑んでいく。
著者の司馬遼太郎氏が旅順攻略で両軍、特に日本軍の旅順における指揮官の愚による無意味な兵の死を延々と書き続け、指揮官である乃木第3軍司令官と特に参謀長の無謀と頑固、愚であることを何度も繰り返している。彼の陸軍体験からくる日本の軍部、特に明治時代の日清、日露戦争に勝ってしまって以来の陸軍に対する心からの恨みと批判だろう。
このあたりは組織、人事、政略、戦略、リーダーシップを学ぶ実例となっている。
今日は第5巻まで読んだ。
明治38年5月27日早朝の「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」まで、あと3巻じゃ。
9日ぶりに髭を剃ったTackeyでした。
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