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永井豪氏の初エッセイ集を読み返した。

また、彼の作品を無性に読みたくなったが、手元にないのじゃ。
10年度前に後輩から「デビルマン」と「バイオレンスジャック」を借りて読んだ以来、オレは大ファンになって、永井豪さんの作品全体も大好きになったのじゃ。
彼自身がストーリマンガ家としてのテーマについて語っている。
<~ この「輪廻転生」まんじゃないかな、とわかった。僕は宗教家でなく、もともとSFの人間なので、宗教でいう因果応報ではなく、「精神的な思考・イマジネーションが、物理的な世界にも影響を及ぼす」という言い方をしたい。「もう少しみんなで、自分たちの世界を良くしようよ」と考えれば、世界はそうなるに違いない。そういうメッセージも、「バイオレンスジャック」には含まれていると思う。>
<宗教が「欲望」を禁じるのも、科学的に見れば道徳や倫理の問題ではなく、みんなでパイを分け合う方がバランスが保たれて平和だし、独占する者が現れると、それを狙う者が出る、ということだ。精神的な思念が、現実の平和につながるのだ。>
ハレンチ学園、デビルマン、マジンガーZ、鬼シリーズ、バイオレンスジャック、デビルマンレディー、けっこう仮面などの作品を中心に彼のマンガの製作方法やテーマに対する考え方に語っていて、ファンは必読の書です。
特に彼の得意な悪魔や地獄は彼が子供のころに読んだダンテの神曲が潜在的に影響しているようじゃ。ただ、本来のキリスト教的な教義にとらわれず、人間と悪魔と天使の関係など独自な描き方が面白い。
そのほか、戦争やロボットに対する考え方がとっても興味深く、オレに大きな刺激を残した。
以前にHPとBlogに書いたことがあるけど、永井豪さんの作品には人間そのものの本能を隠さず、特に子供が青年から大人に成長するために必要なこと、大切なこと、悩み、煩悩などをストレートに表現していると感じている。
誰もが心の中に持っているもの、タブーも含めて、それをストーリーを展開することにより、満たしてくれる、表現してくれている。
少し長くなった・・・。また、紹介します。
昨夜飲みすぎたため、休肝日だったTackeyでした。
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