躰道∞(無限) 

2005年09月30日
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 己錬館はくるたびにメンバーが増えていて、初対面のかたも少なくない。どこかの現役大学生のかたもいれば、大学を卒業し続けていくと決めたかた、昔やっていてまたやろうと決断されたかた、そういった躰道人間が中野館長のところに集まっている。
 躰道に疑問をもつ人も少なくはない。絶対にいる。その一人が私であったから、こうまで断言できる。これは本当の意味で躰道をしらないから、躰道の本質を知らないから、もしくは中途半端に知っているが重要な部分に足を踏み入れていないからという理由もあろう。
 知るためには、知っている人の話をガッツリとガッツをだして聞く、と言うことが大事だと思う。どの人間に聞くかというのも大事だが、聞き手の態度がさらに重要だ。
「なんで、こんな凄い人が躰道にここまで情熱を燃やしているのか」そんな疑問をもって、その「なぜ」をまずはじめに解消していった。これが私の中での躰道の湯にどっぷりつかった理由だ。効能も大事だが、「湯につかっている」といったような気分、雰囲気を味わうのも見逃せない重大要素だ。

 ここ、己錬館では躰道を新しい見方で体験できる場だと思う。新しいというと、ただたんに指導陣の歳だけではなく様々な体験(スポーツ格闘技)、を通し、躰道に骨をうずめてからも数多くある日本中の道場に出向き、その知識をそろえ、そして組み替え、組み合わせしてきた中野館長らしさが、私にとって新しい。はじめて躰道に関る人にとって、ここでやっていればどこにいっても対応できるな、と感じさせる道場である。
 純粋に躰道を楽しめる。と、来るたびに思う。

 稽古の内容は基本が主で、徐々に加速をつけて運足からの技。転技、運足を組み合わせての技。といった具合に進められ法形でまとめる。といった内容である。黒帯と白帯が同じ練習をしていて、だからといって遜色があるか、ない!といってしまっては嘘になるが、手本が多い分流れにのってリズムで難技もやってのけてしまうようだった。ただ、そこにも、館長の優しさ、人の受けようによっては厳しさで、「サンドバックに当てる」という目標をたてたら、しっかり当てるまで何度でもくり返させていた。そこに妥協なき教育方針を感じ、自分の道場へ戻ってからもすぐに真似てみた。やはり子供たちの集中力、執着力がまるでちがった。

 稽古後には館長の自宅で乾杯をした。ここで、今まであまり話さなかった監督ことジャパンとなかよしになれたのは嬉しかった。私は次の予定もあり長居はできなかったが、メンバーのみんなで思いを綴った色紙を用意してくれていた。正直、館長ほどの人間がなぜ私のようなものにここまでしてくれるのかが分からないが、躰道を愛し、生涯現役でやっていく者どうし何かがつながっているのだろう。

 館長、みんな、本当にありがとう。





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最終更新日  2005年09月30日 13時10分28秒
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