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2008年11月21日
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テーマ: 韓国!(18348)
カテゴリ: 韓国2008
 翌日。アメリカに夜の便で出発するジュンサンは、荷物が片付けられた何もない部屋でキム次長に電話を入れた。誰にも見送りをさせることなく、出発すると言うジュンサンに、キム次長は深いため息をつきながらも、元気で、と明るく言葉をかけた。
そのあとジュンサンは、マンションを出、サンヒョクのラジオ局を訪れた。二人は屋上へ場所を移すと、空を眺めた。もう空も冬じゃなくなった、とつぶやくジュンサン。「透明で深みのある、ここの冬の空が好きだった。でも、もうこの空を見ることもない」。そうつぶやくジュンサンに、サンヒョクは、いつ出発するんだ? とだけ聞いた。これから空港に行く、そう言うとジュンサンは言った。
ユジンを頼む。さみしさや辛さからユジンを守ってあげて。君になら安心して任せられる。ユジンを頼む。大切にして……。
真剣なジュンサンの表情に、サンヒョクは驚いて、本気なのか? と尋ねた。本気で頼んでるんだ、と言うジュンサン。「僕はもう戻らない」。そう告げたジュンサンをただじっと見つめるしかないサンヒョク。「元気で」サンヒョクをまっすぐに見つめてそう言うと、ジュンサンは歩き出した。
去ろうとするジュンサンを、サンヒョクが呼び止める。行くな。本当は妬ましかっただけなんだ。ユジンとは兄妹じゃないんだから、ユジンの元に戻れよ。しかし、ジュンサンはそれはできない、と答えた。サンヒョクが問う。僕と兄弟だから? 僕がユジンを好きだから、譲ろうというのか?
だがジュンサンは、凛とした表情で言った。
「愛は譲るものじゃない。これから、ユジンの力になれるのは君だ。僕じゃない。君のほうが長くユジンを見守ってあげることができるから」
サンヒョクにはそれ以上、ジュンサンにかける言葉が見つからなかった。空港へ向かうため、歩き出すジュンサン……。

◎名台詞「愛は譲るものじゃない」・・・そうだ、その通り。しかし、チュンサンはサンヒョクにも遺言を語ったな。


サンヒョクは家を飛び出し、車を走らせた。電話で医師から、ジュンサンが重い病にかかっていることを知らされたのだ。アメリカで手術をすること、失明の恐れのある命にも関わる危険な状態にあること、そして「僕はもう戻らない」というジュンサンの言葉の本当の意味……。

◎やっとわかった!チュンサンの優しさが!(泣)

サンヒョクはユジンのアパートへ到着した。時刻はもう夜。ユジンはひとりリビングにいた。早く行こう、そう言ってサンヒョクはユジンを空港へ連れて行こうとするが、ユジンは昨日ジュンサンと会うのは最後にすると約束した、と言って動こうとしなかった。「そんなの本心じゃない」、その言葉を聞き、サンヒョクを見つめるユジン。サンヒョクは、ごめん、と繰り返すと、意を決して真実を打ち明けた。
「ウソをついていた。ユジンをまた奪われるのがイヤで……。いや、父の子だという真実を受け入れられなくて、今まで黙っていた。ジュンサンはユジンとは兄妹じゃない。ジュンサンは僕の父の子だ。僕の兄だ!」
サンヒョクの言葉を聞き、耳を疑うユジン。涙が溢れてくる。サンヒョクは続けた。
「ジュンサンは失明する恐れがある、命にも関わる重い病気を患ってる。それを手術するために、黙ってアメリカに行く気だ」
言葉を失い、涙を流すユジン。「時間がない!」サンヒョクはユジンを連れ出すと、空港へと急いだ。

サンヒョクとユジンは空港に到着すると、二人でジュンサンを探した。空港中のあらゆる場所を見、走るユジンとサンヒョク……。だが、ニューヨーク行きの便は10分前に出発していた。

◎間に合わなかった。おなじことは2度とおこらなかった。

ユジンはアパートの荷物をまとめ、パリ行きの航空券を眺めていた。そこへサンヒョクが現れる。おもむろに、ニューヨーク行きの航空券をユジンに差し出すサンヒョク。「今すぐ、ジュンサンを追い掛けろよ」。ユジンの心にはジュンサンの言葉が蘇った。
「会うのはこれで最後にしよう。冬の海の幸せだった思い出を大切にしたいから……」


空港に到着したユジンは、1枚の航空券を眺めていた。やがて、振り切るように立ち上がるユジン。残っていたのは……ニューヨーク行きのチケット。ジュンサンがニューヨークに出発したときと同じように、ユジンも小さな荷物を手に飛び立って行った。ジュンサンがいるニューヨークではなく、フランスへ……。

◎ユジンがアメリカへ!よかった!えっ!?フランスへ行く!?おいおい!もう会わないことを約束したから!?それはまた違うぞ!

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最終更新日  2008年11月21日 23時01分20秒
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