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2007年10月09日
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カテゴリ: 読書


 ピーター・ラヴゼイのダイヤモンド警視シリーズ第7作にあたる『最期の声』を読了。多分、先日書いたエイミスの『リヴァーサイドの殺人』があまりにつまらなかったため、その反動できちんとしたミステリが読みたくなってしまったのだと思われます。

 ラヴゼイはダイヤモンド警視シリーズしか読んでいないのだけど、とにかく話を作るのが上手い人だなあ、と読むたびに関心します。今回も、裁判の場面から始まる的確な導入、そして最初の殺人の後のダイヤモンドの苦悩で前半を読ませ、後半はアクションも交えた急テンポの展開で読者を引っ張る。最終部はちょっと強引な話の展開と思わなくもないですが、最終部をもっと丁寧に書いてしまうと多分読者は飽きてしまうのでしょうね。そういった気配りも見事です。

 最新作(今年出たばかり)の『殺人作家同盟』も読むのがとても楽しみですが、唯一心配なのは、ハーグリーヴズに続きステフまでいなくなってしまった事で、ダイヤモンドが軽妙で毒のきいたウィットを発揮する場面が少なくなってしまうのではないかということ。会話の巧みさこそイギリス・ミステリの本骨頂だと思っているので・・・。まあハーグリーヴスの再度のゲスト出演と、新たな登場人物の出現などを期待しましょう。

 おそらくそんな人余りいないと思うのですが、イギリスの刑事小説(ウェクスフォード警部とかモース警部とか・・・)が好きな人で、万が一このダイヤモンド警視シリーズを読んでいないという人がいましたら、もうそんなにもったいないことはないのでぜひぜひ読んで下さい。 





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最終更新日  2007年10月09日 14時47分43秒 コメントを書く
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