やっぱり日々の思う事

2005.01.06
XML
カテゴリ: おもしろ隣人事件
人生の中で本当の先生なんてなかなか会えませんね。

生徒への愛情がまた大事。

僕の人生にはこれまで二人います。
一人は小学校1、2年の先生。
二人目は大学の時の非常勤講師。

そのうちの一人の先生に今年、1月2日、約20年ぶりに会いました。

担任当時先生は当時50歳くらい。
なんと成人式にもいらっしゃって

すぐに「○○ですね?」と言ってくれて
思わず涙。
ほかの同級生も涙していた。

ずっと気になってたので
僕の独断で会いに行く日にちを決めてみたら
当日同窓会にこない連中までもやってきました。
20年も前の先生にみんな会いたがっていた。
それはその先生だから。

車で集合した待ち合わせ場所に
先生が現れる。
退職されているにもかかわらず、

ワイシャツにネクタイ。
ベストにグレーのズボン。
先生だ。

先生の自宅。
20年前にもかかわらず

その日だけでは見きれなかった。

給食。授業参観。図工。
何気ない風景。
そして最後のさようならの日まで。

教室の前の入り口を
三脚で固定されたカメラが見つめる。
もちろん先生がセットした。

一人一人
名前を呼んでは、顔をのぞきこむ。
両肩をとって「さようなら」
先生も僕らを担任してその小学校を離れていた。
その時で先生がいなくなるなんて、8歳の僕らは気づいていたんだろうか。
子供らしく恥ずかしげに逃げるようなさようなら。
僕らはものすごく幼かった。

固定カメラはカメラの枠外で教室を施錠する先生も伝えていた。
どんな映像作家だって、これ以上の映像は作れないね。

思い出は話せしだせばいくらでもあった。

九九は100問正解するまで帰れなかった。
できなければ居残り。
できれば、氷砂糖をくれた。
もちろん、学校ではダメなこと。

会いに行ってはじめて知ったこともあった。
先生として上部の人にはかなり不評だったと。
「こういうタイプは校長にはなれないけど
担任を最後まで持った方が楽しいもんな」

校長にならなくて
生徒に愛されていた先生は
僕らが想像するよりきっと困難が多かっただろうか。

それでも
僕らがお会いした先生は幸せそうで
本当の幸せはこういう事だろうって
僕らは学ぶ。

先生はいつまでも僕らの先生で
あの日もらった
やさしい氷砂糖は
僕らの中でいつまでたっても
とけることはなさそうです。

先生に会いに行ってよかった。
時計の巻き戻しはできなくとも
僕らのイマは確かに
ムカシの上に立っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.01.06 18:44:43
[おもしろ隣人事件] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

benson_siro

benson_siro

コメント新着

しろ↑ @ エム ハプビさん。ですね。こう考えるとすごい…
ハプビ @ Re:それはよかった(12/04) しろ↑さん そうですね。 撃沈しまして…
しろ↑ @ それはよかった ハプビさん、素敵ですなあ。 さらに一生…
ハプビ @ Re:いい傷(12/04) そっか。 なんか妙に納得しました。 さ…
しろ↑ @ ハプビさん なるんですよ。本当に。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: