やっぱり日々の思う事

2011.10.23
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夜、兄から連絡。

毎月父から返ってくるはずの15万円が今月から滞っている。

父に連絡しようか考えた。

そしたら父親から連絡があった。
これまでもいろいろはなしたけど、もっと、散々いろいろ話した。
私はだいぶ助けられた。

父は父の価値観で隠し事をしてるけど
たぶん、私や兄からすれば


こないだあったとき
私たちに詐欺まがいの借金をする理由はわかった。
一言で言えば追い詰められている。
だったら追い詰められているといえばいい。
ただ、父親だからいえないのだ。

ひとつもらしたこんな話がある。
仕事以外で始めて、うんじゅうねんぶりに東京にきたそうだ。
2年前。ある貸金業者に連絡したら
ヤミ金じゃないからたずねて来いという誘いを鵜呑みにして
秋葉原まで往復2万かけてやってきて
監禁されたという。

次の日、のせて、返した。

父さん、私東京にいたのに、ごめんね、って思った。
父の追い詰められ度ってのが、よりリアルに伝わった。
だし、それは氷山の一角なのも伝わった。
もっとすげー事してる、と。


さらなる秘密があることがわかった。
というわけで2月から毎月100万円返している。
今710万かえしたからもう大丈夫だ。

言うとお前は卒倒するだろう。
お前には抱えきれない。
お父さんは自殺しようかと考えた。
なんでこんな事がおきるのか、と、
今生きているのが不思議だ、という。

何したの、お父さん。
ヤミ金やヤクザなんてそんなのもう、ぜんぜん怖くないという。
何したの、お父さん。

父さんの孤独なたびはいま、まだ続く。
父さんは59になった。
私は33になる。

1時間半も話した。
そして、父さんは切り際こう言ったのだ。

『また「くっつぬいで抱っこして」やってやるから』

それは30年前の話。
兄はスイミングプールに通っていた。
私と父は迎えに来て、駐車場で待っていた。
私は3歳。
靴をぬいで抱っこされるのが好きだった。
たぶん、身体も大きくなって、抱っこされるにはぎりぎりだったろう。

父は『くっつぬいで抱っこして』という私のせりふを歌にして
一緒に歌うことで抱っこすることから逃げていた。
私もああ、ごまかされてる、とわかって
仕方なく『くっつぬいで抱っこして』を踊りながら歌っていた。

あの時の私と父。
たぶん、あれを幸せというのだ。
そして
娘に借金しようが、説教されようが、
父にとって、私は
「くつぬいでだっこして」とせがむ、
その時の存在そのままなのだと、改めて思った。

電話でそれを言われて、
言葉に詰まった。「30年前の話」とつっこんだが
完全に脳みそのある部分に父は素手で触ったのだ。

おろかな父も、父をおろかだと思う私も
似たものだ。たぶん、まったく同じものだ。
こうして昨日に続いて期せず父母連作ができてしまった。

だから父さん、私が守ってあげよう。仕方ないもの。





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最終更新日  2011.10.23 10:44:06


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しろ↑ @ エム ハプビさん。ですね。こう考えるとすごい…
ハプビ @ Re:それはよかった(12/04) しろ↑さん そうですね。 撃沈しまして…
しろ↑ @ それはよかった ハプビさん、素敵ですなあ。 さらに一生…
ハプビ @ Re:いい傷(12/04) そっか。 なんか妙に納得しました。 さ…
しろ↑ @ ハプビさん なるんですよ。本当に。

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