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磯野タクラミ

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2006.07.08
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カテゴリ: 磯野の問題提起
 先日、授産所のお話を書かせていただいた。その話を読んだ人から「あま~い!」と指摘されてしまいました。「お情けで商売してお金をもらっているようでは、いつまで経っても自立などできない」というのがその人の主張でした。

 ただでさえハンデを持った人が、健常者の作るものと同等なものを作っているようでは、本心で買ってもらえない。買っている人は「可愛そう」だとか「何とかしてあげたい」という気持ちから買っているに過ぎないのだと。だから、その売上は一過性なのだと力説していました。

 さらに、衛生面は抜群の環境で作られた食べ物にもかかわらず、「何か変なもの入っていない?」という偏見の目で見る人もいるのですね(私はかまわずにパクパク食べてしまいました。とても美味しかったですよ)。

 その人に「じゃあ、どうすればいいのでしょう?」と聞いて見ました。すると「この人たちにしか出来ない商品を開発しなきゃダメ」とのこと。「例えば?」と聞くと「そりゃ、危機感をもって自分たちで考えるべきだよ」ってかわされちゃいました。

 確かに、障害を持った方にやりがいのある仕事に就いていただくことは素晴らしいことです。でも、その仕事が果たして、これから先10年、20年と成り立っていくかは別問題だということでしょうか。やっぱり理想だけではダメなのでしょうかね。現実というのは厳しいものです。 





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Last updated  2006.07.08 19:36:41
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