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2007.03.20
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カテゴリ: 学生村

 さて、「ずっと」ってどっちの意味かと思った人がいました。当然、あらゆる可能性を考える必要があります。

 □ ずっと

 □ ずっと多い

 □ ずっと以前

 それぞれ「はるかに」、「はるか」が考えられますが、「はるか」も業務体としては若干甘いところがあります。ただ、ほかに浮かんでこない場合は、「はるか(に)」でいいでしょう。

 「きわめて」は確かに業務体ですが、比較には使えません。それでも、使っている人は使っていますので、「よい子」はマネをしないでください。

 ×× ~の方が~よりきわめて多い。

 □ もっと



 □ つまり

 「つまり」の業務体は「すなわち」ですね。
 ただ、若干使い方が異なります。

 もともと、「つまり」にせよ、「すなわち」にせよ、一種の逃げであって、多用すべきものではありません。トラドキスタンではいつも学生に「使うのは10年早い」と言っています。こんなものがなくても、文章は書ける。とことん、使わない練習をして、プロになって、ここはどうしてもという場面があれば、その時にはじめて使えばよい。
 それくらいのものです。
「~は3つある。すなわち、~、~と~である」なんて使い方は感心できません。第一、日本語の皮は着ていても、これでは中身は英語です。

「つまり」や「すなわち」というものは、やや比喩的,象徴的、抽象的に言ったことを、もう一度具体的に、やや解説するような調子で繰り返す時に使うのが本来の使い方です。

「換言すれば」と回答した人がいましたが、「つまり」の業務体というよりは、「つまり」、「すなわち」を使いたくなったら、「換言すれば」を使うことを考えてみるといいと思います。そこまですることはないと思えば、当然「つまり」も「すなわち」もやめるべきです。やはり、ここはそれくらい力をこめるべきだと思った時にかぎり、「換言すれば」にする――どんな文も、それくらいの「覚悟」で書くべきです。
 そういう「覚悟」のない人が少なすぎます。



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Last updated  2007.03.20 16:48:01
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