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2007.07.31
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カテゴリ: 学生村


 言語でも、そういう見方をしていくと、いろいろ面白いことに気づかされる。

 格が発達している言語にはふつう冠詞がない。格のなかでも生格、分格の類が発達しておれば量子の役割を担う冠詞が不要になり、格があることによって語順の自由度が増せば流子としての冠詞が不要になる。

 ブルガリア語の例にみるように格変化がやや弱いために、冠詞が残っている言語がある。
 ドイツ語が面白いのは、冠詞があって、しかも格変化があることである。英語以上に語順が拘束されてしまうドイツ語に冠詞が発達しているのはわかるが、格変化がある理由はすぐにはわからない。もちろん、格があるといってもわずか4つであり、スラブ諸語の6、フィンランド語の16に比べればはるかに少ない。
 もちろん、文法規則のなかにはヒトの盲腸や蛇についている脚の痕跡のようなものがある。英語で動詞の現在形三人称単数につくsなどがそれに当たる。
 しかし、ドイツ語の格変化はそういうものであるとは思えない。
 トラドキスタンでも、このドイツ語のナゾについては答えを出していない。
 その意味でも、オランダ語、北欧諸語との比較ができる人材が必要である。


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Last updated  2007.07.31 08:38:34 コメントを書く


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