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子供の髪を結んでやったので、朝にいったん起きたが、また眠ってしまった。秋はなんだか眠たい。このまま冬を眠ったまま過ごし、春にまた目覚めたいなあ、と昔からいつも思っている。音色のついて考える。アントンさんは、一つ一つの音が、「花が咲くように」、「笑っているように」、「くすぐられるように」、「暖炉の火がはじけるように」弾いている。いい音色と一口に言っても、多色で奥深い。それを知ってしまうと、アメリカニズムと、まっかっかな教育を受け、すみずみまで洗脳された、昔の人たちを否定し続けた戦後日本の価値観にどっぷりつかた、バイオリニストたちのいい音色というのは、どこまでも単調で、一色で、恥知らずの思い上がりのように聞こえる。多色で繊細な音色を追求するというのは、私たちが、再び日本人らしさを取り戻せるかということでもあるかもしれない。また、世界が多様な文化と価値観であるようにということかも知れない。私も、今以上に音色を追及していこうと思った。一生涯かけてできるだろうか?できるとも。絶対できる。
2008年09月19日
over-enthusiastic、興奮冷めやらずである。 昨日は、アイルランドからフィドルのチャンピオン、アントン・マガワンさんに来て頂いての、ワークショップ。「本物」を目の当たりにした驚きと興奮は、とても言い表せることができない。 音楽に対する、生命力あふれるパワフルさと同時に繊細に取り組む姿勢には、ほんとうに目が開かれる思いだった。自分の世界観をナチュラルに惜しげもなく見せてくれるのは、先生自身が、人生に対して充分リラックスしているからこそできるのだろうと思った。 目に見えず、映像にも写らない、こうした世界観や、オーラ、エネルギー、といった臨場感こそが、実はもっとも大事なことだと思う。 ワークショップは、守安さんの理解があって実現したもので、なんと、当日も通訳と共演と、ずっと「場」を作っていただいた。こういう贅沢さは、「資本主義」とは、まったく関係がない世界にだけある。 こういう、有難い(めったにない)時間というのは、人生の面白さを考えさせてくれる。 フィドルが大好きなのは誰にも負けないが、また、ますます好きになってしまった。
2008年09月18日
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