フィドル上達法

フィドル上達法

2006年01月20日
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わたしが、アイリッシュフィドルを日本のバイオリンの愛好者向けだと思う理由を述べてみました。

1)すべての曲がファーストポジションで弾ける。
2)曲をひとりで完全に弾ける満足感がある。
3)すべてが自然体。うまいもへたもない。
4)曲想が日本人の心からかけ離れすぎていない。
5)年取れば人生の味というものがでてくる。生涯の趣味にできる。
6)最高のアマチュアイズム!

1)すべての曲がファーストポジションで弾ける。
こんなすばらしいことはありません。すぐに弾けるのも、難易度の高いのもあって、向上心は常にかきたてられます。また、簡単な曲ほど簡単にいくわけでもありませんしね。また、レパートリーを少しずつ増やしていく喜びもあります。曲は6000曲も存在するといわれているので・・・。


私がオーケストラにいた頃、大曲をこなす仲間のだれもが一人で弾ける曲を持っていない事実に驚きました。伝統音楽では、誰かと合わせることもありますが、最初から、アンサンブルなどを目指しているのではありません。あくまでも個人的な表現であるのです。この喜びは大きいです!!

3)すべてが自然体。うまいもへたもない。
文学に例えれば自然主義。料理に例えれば家庭料理。家庭料理をけなすひとはだれもいないでしょう(クラシック音楽はそうはいかない。理想があるから、プロはつねに批判と賞賛にさらされ、素人の演奏ではアラばかりが目に付くのです)。

4)曲想が日本人の心からかけ離れすぎていない。
私は、東欧の方の曲も何曲か習いましたが、最初新鮮に思われたキーも、最後はあまりに自分の心からかけ離れすぎていて、苦痛になってきてしまいました。もちろん、音楽の好みはひとそれぞれあるですが、アイリッシュミュージックをへんてこな変わった音楽と敬遠している人に、ぜひそうではないことを知ってもらいたいです。私の周りの人も、懐かしさを感じさせる。といってくれます。さらに、知れば知るほど、東の果ての島国と西の果ての島国との共通点が見えてきて・・・。

5)年取れば人生の味というものがでてくる。生涯の趣味にできる。
年をとれば熟練の域に達するのは、もちろん他の世界でもいえることでしょうが、人生の生き方とキャラクターと混じりあい、なんとも魅力的な味わいが加味される世界はそうないかもしれません。
私の義母は前までは毎年孫たちのためセーターを送ってくれましたが、最近は目が悪くなり細かい作業も面倒になってしなくなってしまいました。私の祖母も歌が好きでいつもお決まりの歌を歌ってくれましたが、おととしから声が出なくなってしまいました。私は・・・おばあちゃんになっても死ぬまで弾いているでしょう。

6)最高のアマチュアイズム!
これだけで食べていこうとする人は、王道からそれています?!死ぬほど働いたあとに、フィドルを手にして思うこといっぱいあり。ロンドンのフィドルパーティーにペンキのいっぱいついたズボンをはいた、(たぶん)ペンキ屋のトムが、はだしでみんなの前ですてきな持ち曲を披露したときはなんだか胸がいっぱいになった。トムは今でもときどきサウスケンジントンの地下道で弾いているのかな。

次回は、フィドルの居場所について











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最終更新日  2006年01月20日 23時26分00秒


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