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ここにきて前記事以来、ひさびさにTBSテレビ放送50周年特別企画ドラマ『里見八犬伝』の情報が入ってきました。TBSの公式発表前にロケ情報やエキストラ募集情報から『里見八犬伝』ドラマ化をブログで発表したら、その直後、全面的に箝口令が敷かれて情報が漏れてこなくなり、一時の盛り上がりも下火になっていました。TBSの秘密主義にも困ったものです(笑)ところが一昨日、何の前触れもなくTBSドラマ特別企画『広島・昭和20年8月6日』終了後に、『里見八犬伝』の予告編が流れたようなんです。そのドラマを見なかった僕は、当然見逃してしまったわけです(汗)見られたかたは、ぜひご感想をお聞かせください!さて、今回の一番の情報は、あのドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)でヒロインを演じた綾瀬はるかが主人公 犬塚信乃(滝沢秀明)の許嫁である浜路役に決まったことでしょうか。犬塚信乃(滝沢秀明)と浜路(綾瀬はるか)1983年の角川映画『里見八犬伝』では岡田奈々が演じていた役です。信乃を慕っていたが他者との結婚を強いられ、その婚儀で犬坂毛野が起こした争いに巻き込まれるうち妖怪軍団に誘拐され、毒女とされてしまい信乃に刃をむけるという役でした。その時の犬塚信乃役は京本政樹でした。原作では妖怪軍団や毒女の設定はないのですが、幼い頃より許嫁とされる信乃を慕うがその思いが届かぬうちに悲劇を迎え・・・という部分では似ています。綾瀬はるかは薄幸な少女がよく似合いますから、このキャスティングには文句はありません。どんな悲劇に巻き込まれるのか、原作を知らない人へのネタバレは控えたいと思いますが、綾瀬はるかファンのみなさん、ご安心を!(放映時間の都合でガセネタになりかねないので大きな声では言えませんが)原作どおりなら、綾瀬はるかは二役を演じることになるかもしれません。一方の浜路は悲劇に、もう一方は・・・それが『南総里見八犬伝』の妙。「因果は巡る糸車」です。詳しく知りたい人は原作を読むか白龍亭さんのHPで調べてみてください。浜路役が決まると、その兄である犬山道節(浜路の実兄)役が誰になるのかますます気になります。その他の犬士役はどうなっているのでしょうか?今回新たに判明した出演者の顔ぶれは、小日向文世、渡辺いっけい、三浦理恵子、奥村公延、三枝太基、半海一晃、和鞍さほり、佐野観世、田辺誠一、石黒英雄でした。配役はいまのところ不明です。気になるのは、石黒英雄と佐野観世。おじさんおばさん役者の中(失礼!)で、ひときわ若い二人。もしかすると、石黒毛野、佐野親兵衛ってこともありかも・・・【里見八犬伝】TBS公式HP(更新しないのでしょうか?)☆ ★ ☆ブログ小説 好評連載中! 【プロトタイプの本棚】こちらも、ぜひ覗いてみてください!
2005.08.31
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今回はいいドラマでした。ほんと。それに尽きると思います。新しい鬼の登場で新鮮さもあり、適度に見せてくれるアクションもあり、謎が解明されつつもさらに深まり、そして何よりもメッセージがストレートで色濃く反映されていました。オールスターキャストなぶん個々の出番が少なかったけど、各自が自分のポジションでしっかり主張していたので、セリフが少なくても今回は許せるんじゃないかな(特にザンキさんファン。笑)やはり何といっても主人公はヒビキと少年ですから。ヒビキのセリフに、明日夢と自分とを重ねた人がいるんじゃないでしょうか?少年の新たな一歩のための原点回帰。そのための第1話と同じ魔化魍ツチグモの設定なのでしょう。「少年、走れ!」は第1話と全く同じ展開でしたね。もちろん、魔化魍、童子・姫が強化されたことを見せるためのツチグモでもあるわけです。ただ鎧化されたツチグモの強さをもっと見せて欲しかった気がします。結局、大きな魔化魍も響鬼紅で倒しちゃったわけで、「装甲(アームド)響鬼」なんかにならずに1年中響鬼紅でいられる工夫しろ!ってことになりますからね。まぁ、でも人間関係を重視したドラマ作りとしては及第点でしたよね。謎は全て解き明かされなくても、こんな平和で希望がもてる最終回であって欲しいって、今から思いました。次週は白狐でしょうか?なんかお稲荷さんの使いの白狐のように見えました。「カシャ」という魔化魍らしいですね。妖怪では「火車」って書くヤツのことでしょうか?それにしても烏テングの次は白キツネですかぁ。まるで僕の「飯縄説」に当てつけるように出てきますね(笑)もしや、このブログはマークされている?(思いこみ)さて、今回の第二十九之巻では、僕の深読みの虫が騒ぐところがあまりなかったのですが、実は先週放送分では沢山あったんですよ。記事を書いた後、ビデオで見直したらいろいろ気になるところが出てきました。まず、洋館の女。階段を下りてくるシーン。彼女の着物の柄をよく見れば・・・“紅葉(もみじ)”ではありませんか!?前記事「童子と姫についての仮説」で、「童子」「姫」の呼称の由来は酒呑童子と紅葉姫ではないか?という話をしました。それを暗示しているとは考えられないでしょうか?公式HPでのツチグモの故事で、「源頼光と四天王」の伝説まで登場させていますから、あながち間違いではないような気がします。酒呑童子についてはスサノオと関連する説があるようですし、紅葉姫は信州の「鬼女紅葉」と同一という説もあるようですので、これについては長くなるので近々また別の機会に話したいと思います。次は、魔化魍の出現場所についてです。前々から、なぜここまで地名に拘るのかが気になっていたので、今回も一応調べてみました。まず、テングが出現した下久保(公式HPより)。先週冒頭に響鬼と威吹鬼がテングと戦った場所が下久保ダムだったとすると、面白いことを発見しました。その場所の住所は群馬県多野郡鬼石町。「鬼石町」なんです!この町名の由来は「昔、御荷鉾山(みかぼやま)に住む鬼を弘法大師が退治した時に、鬼が石を投げ捨てて逃げた。その石の落ちたところを鬼石と呼び、それを霊石として鬼石神社社殿が建っている」という伝説からだそうです。またこの他に、城峰山をはじめ下久保の付近一帯には平将門伝説が多数残っています。そこに流れる神流川周辺には日本武尊東征の際の伝説もあるようです。次にツチグモが出現した榧ノ木山(かやのきやま)。これは劇中で日菜佳が地図を用いてその場所を指し示していました。しかし、この「榧ノ木山」では関わりがありそうな伝説などはヒットしませんでした。制作者のフェイクだったのでしょうか?でもその周辺を調べてみると、下久保と同様、将門伝説が数々残る地であることが判明しました。榧ノ木山の周辺は、土地の名、山の名が将門にまつわるものばかりです。では将門と鬼は関係があるのでしょうか?またまた強引に関連づけます。平将門は幼名を相馬小次郎といいますが、別名を鬼王丸と呼ばれていました。都からすれば、朝廷に仇なす将門はまさに東国の鬼王そのものであり、鬼として征伐されたに等しいわけです。さらに面白いのは、将門を調伏した藤原秀郷(別名 俵藤太。大ムカデを退治した伝説をもつ)の孫にあたる藤原千方は、自身が神通力を持ち、「火鬼」、「風鬼」、「水鬼」、「隠形鬼」という4人の鬼を引き連れ朝廷に反旗を翻したという伝説まで残っています。その鬼たちは実は修験者のことだったともいわれています。将門伝説の地も、スサノオ、日本武尊の東征や、役行者に関わりのある地と同様に魔化魍出現場所と重なっているように思われます。ただし、将門に関しては関八州(関東地方)を平定しているので、関東のあちうこちにその伝説が残るのはあたりまえなのですが。この詳しい話も長くなるので、また別の機会にします。話を榧ノ木山に戻しますが、この山と谷をひとつ隔てると関東一の霊山といわれる御岳山をはじめとする大岳山、御前山と連なる山々があります。いずれも山岳信仰と修験の山であり、特に御岳山には蔵王権現(やっぱり)が奉られています。また日本武尊の東征にも関わる狼信仰の山でもあるようです。もしかするとヒビキと明日夢は、折れた烈火の替わりの霊木を求めてこの霊山に分け入ったのかもしれません。「神代ケヤキ」をはじめとする巨木の山でも知られる山でもあるからです。近場にそんな場所があるのに第1話でなぜ屋久島まで行ったんでしょうね?さて次週は、「響鬼」はじまって以来の憎まれキャラの登場のようです。しかも名前が桐矢京介。頭の文字が「き」です。ここに来てやっと明日夢のライバル出現?洋館の男女は髪の毛を煮ていました(笑)やはりクグツは洋館の男女の細胞から作られたクローンか?それとも、その細胞から直接魔化魍を作り出そうしているのか?さらに次週は、いままでTVシリーズで脚本を書いていた大石氏、きだ氏に替わって、劇場版「響鬼」の井上氏が脚本を書かれたようです。この後の展開がかなり心配になってきました。あ、最後にひとつ。前回記事で、洋館入口上部にあった飾りが何なのか気になっていましたが、あれはガーゴイルである説が強まっています。ガーゴイルとは、西洋建築で、門などに置かれる悪魔像を模したモンスター(小鬼)のことです。日本でいう鬼瓦や沖縄のシーサーのようなものであり、魔除けの役割を担っていると思われています。毒を盛って毒を制す。または鬼には鬼を、ってことでしょうか。☆ ★ ☆ブログ小説 好評連載中! 【プロトタイプの本棚】こちらも、ぜひ覗いてみてください!
2005.08.29
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ああ・・・テングが出てしまったぁ。しかも恐れていた魔化魍として・・・。これで僕の「謎の男 天狗説」は崩れてしまいました(泣)ってゆうか、謎の着物の男女(以後、公式HPにあわせて「洋館の男女」と呼びます)が登場した時点で、「謎の男」に関しては全て見直しが必要になったわけです。今まで、親玉格だと思っていた謎の男たちが単なる傀儡(クグツ)の存在で、ズルい“後出し”で登場の洋館の男女が親玉だったわけですから。しかも“ぽっと出”ですしね(笑)公式HPでテングについては「天然のものに関しては鬼同様、山にこもった人間が変化したもの・・・」とありますが、人間が魔化魍化したということでしょうか?鍛えてテングに変身した人間が、元の姿に戻れなくなって、魔化魍になってしまったとか・・・?鬼も魔化魍になってしまう・・・ってこともアリってこと?さて、その謎の男=クグツは、黒白の2人だけではなく、複数いることが判明しました。しかも、クグツにも男女があり、洋館の男女にそっくり。これで“浅間山での謎”がひとつ解決しました。前記事で僕が冗談半分で「魂のないクローン・・・器はたくさんアリ・・・」と言ったのが、あながち間違いではなかったようです。ただ、血液(体液?)は白く、そこから童子や姫、魔化魍を生み出せるのだから、完全クローンとはちょっと違うようです。血液が白いといえば、魔化魍の血液も白でした。クグツも元は魔化魍なのか・・・?イラスト:きへんにふゆ さんこういう仮説が考えられないでしょうか。クグツは、洋館の男女と魔化魍の遺伝子を合わせもつクローンのようなものである・・・と。例えば、ツチグモと洋館の男女の細胞から生まれたクグツが、その血液と生きた蜘蛛の細胞を合わせ、魔化魍生成器である杖を使うことによって、再びツチグモを生み出すことができる。これならいつでも好きな魔化魍を生み出すことができます。血液だけなら、童子と姫が。血液と生物の細胞を混ぜると童子と姫と魔化魍が。生物の細胞と別の液体を混ぜると魔化魍だけが、というように生み分けできるかもしれません。女と男のクグツは何らかの操作(細胞比率の違い?)によって生み分けられるが、必ず男女の遺伝子は持っており、ゆえにそれから作られる童子と姫は洋館の男女と同じ顔になる。ただし、その操作のためか男女の声質が入れ替わってしまった。なんて、どうでしょう?今までは伝承や術ばかりにこだわった仮説でしたが、こういうのもアリかなぁって感じです。あれっ・・・!?自分で自分の説を否定していることに気づきました(笑)童子と姫は古来からずうっと同じ顔だったのでしょうか?でも、洋館の男女は「ぽっと出」ということです。ということは、童子と姫は昔は存在していなかったかもしれません?それとも、別の顔の童子と姫もいるってことでしょうか??前記事でニャーチさんさんから「2人(洋館の男女)がいた屋敷の窓枠の隣にある円を3つ組み合わせたような模様は意味があるのか、ないのか気になっています」というコメントをいただきました。僕は、はじめは単なる窓の飾りに思えたのですが、気になったので調べてみると家紋である可能性も出てきました。それがこれです。 分銅紋。分銅とは、秤で物の重さをはかるときのおもりのことです。そのもの「量る」ことに関わる仕事の家系に伝わる紋です。または「金」に関わる仕事をしていた家紋でもあります。つまり、商家か銀行家系の家ということです。どうりで立派な屋敷です。いやいや、そういうことじゃないです。ロケに使われた家がそういう由緒であるってことであっても、ここはこじつけで、分銅=「量る」=「薬の配合」「化学」「実験」と考えたいですね。しかも、念力(呪術)も使えて、「金」にも関わるとしたら・・・彼らは「錬金術師」のようなもの、とも考えられそうです。そういえば、黒クグツは洋っぽい魔導師風で、白クグツは和の道士(法師)風な装束ですよね。ここは和洋折衷で考えましょうか。ちなみに「錬金術」は、中国では「仙道(神仙道)」となり、それを日本で色濃く反映しているのが「密教」であり「修験道」です。またしても、役行者の影が・・・まぁ今回は、かなりのこじつけですけどね(笑)鎧化するADで鬼の強化を考案中の猛士。一方で、クグツによる鎧化で魔化魍を強化しようとする洋館の男。猛士と洋館の男女は表・裏であるかのような気がします。やはり、洋館の男女は「裏猛士」であり、「凄」と「橘」ではないでしょうか?女黒クグツが洋館を出ていく時に、入口の上に何かの飾りか紋のようなものが見えたんですが・・・、誰かハッキリ判別できた人いますか?鬼の顔のようにも見えたんですけど。そうそう、以前から気になっていたのですが、公式HPの「猛士組織図」で「データ収集」担当者がずうっと空いたままなんですよね。一体誰になるんでしょう?明日夢? ツトム? でも、データ収集係ってデスクワークのようですから、女性かもしれません。モッチー!?それとも・・・また別のキャラが登場するのでしょうか?
2005.08.21
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お盆中だというのに、震度5強の地震に襲われました。でも僕は、な~んてことありませんでした(強気)机の上や棚の上の小物がすっ飛んで散乱しているくらいですよ。はっ!?・・・人形の首が無い!どこいったぁ!!!そうめんを茹でようとして鍋に入れていた水が、揺れでほとんどなくなりました。鍋自体は、なんとかコンロの上に踏みとどまっていたのですが、レンジ周りはビショビショです。あ~あ・・・揺れは凄かったですね。大きなうねるような縦揺れでした。揺れていた時間も長かったです。やはりエレベーターは止まって動かなくなりました。階段を歩いて上り下りしてます。地震よりこっちのほうが大変です(笑)さっきからヘリコプターが頭上を飛んでいて喧しいです。いったい何基飛んでいるのでしょうか?この状態でも、僕は仕事です(泣)それでは、また後ほど!
2005.08.16
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「『たまや』っていうのはね・・・江戸時代の花火屋(花火職人の屋号)で、もうひとつ『かぎや』ってのがあって、花火があがった時の「たまや~!」「かぎや~!」って観客からの屋号の掛け声(歌舞伎の掛け声と同様)だったものが、今では屋号とは全く関係なく一般的に花火があがったときの歓声として広まったものなんだよ」って言いたかったんだですよね。ヒビキさん!(笑)さて、今回も少しだけ謎が解き明かされたようです。前記事で白い謎の男の名前は「クグツ」と紹介しましたが、どうやら黒も「クグツ」と呼ばれるようです(さっそく前記事を直しました。笑)謎の男(黒)(白)→ クグツ(黒)(白)に変わっただけ。呼びやすいように、「黒」と「白」は別の名前にして欲しかったですね。どうやら「クグツ」=「傀儡」(操り人形のこと)だったようです。もちろん「白」だけではなく、「黒」もでしょうね。やはり、あの清楚な着物姿の男女が原型であり主のようです。彼らがクグツたちを操り、さらにクグツに自分たちに似せた童子と姫をも操らせ魔化魍を育てていたということでしょうか。なんともややこしい。男は銀の指(指サック?)で白クグツを操っていましたね。たぶん黒クグツは金の指で操るんでしょうね。それにしても遠隔操作で術まで伝えられるとは。恐るべし!もしかして、クグツって・・・魂のないクローン!?(エヴァの綾波か?笑)魂の器はたくさんアリのパターンかぁ!?遺伝子操作と傀儡法の融合ということも・・・式神、管狐、蠱術・・・まだまだこれらの説も捨てられないですね。あの謎の男女。あんなに強いなら童子も姫も魔化魍もいらねぇべぇ!って思うのですが(笑)僕的には、ますます「凄」「橘」の臭いがプンプンしています。今回は明日夢の弟子の話が再び浮かび上がってきました。劇場版『響鬼』では、明日夢は既にヒビキの弟子となっている設定のようです。実はTVのほうも、当初は5話くらいで弟子になる予定だったようですね。さて、明日夢はいつ弟子になるんでしょう。ツトムも深く絡む様子は今のところありませんね。「暁鬼」と言われていたのはどうなったのでしょうか?みどりさん、何でもかんでもバラし過ぎです(笑)いくら元猛士だからって、開発中のDAって極秘じゃないの?鎧化するDAって、既に巷でバレまくっている「装甲(アームド)響鬼」への布石ですね。イラスト:きへんにふゆ さんそれより、「さっきの(先週の)魔化魍の話の続き聞きに来たの?」って、その続きはどうなったんだぁ~っ!!他にもツトム相手に重要なことを言ってましたが・・・前記事でも話したように、来週はテングが出ます!ああ・・・来週は新しい鬼「鋭鬼」も出るようですね。そして、さらに謎が明かされそうです。
2005.08.14
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伊坂幸太郎さんの新作紹介記事でもチラッとお話しした我が“仙台の作家たち”。今回は、その中でも僕の一番身近にいる作家 三浦明博さんの記念すべき作品が文庫本化されたので紹介したいと思います。『滅びのモノクローム』(講談社文庫)。第48回江戸川乱歩賞受賞作、待望の文庫化です。【滅びのモノクローム】(講談社文庫)「CM制作者・日下が骨董市で偶然手に入れた、古いフライフィッシング用のリールとスチール缶。その中から発見した16ミリフィルムの映像をCMに利用しようと考えた日下だったが、そのことが戦時中の封印された犯罪を暴き出し、新たな殺人を引き起こす結果に!?」(講談社文庫HPより)今回、著者 三浦明博さんに話しを聞くことができました。「今回ほとんど手を入れていません。【滅びのモノクローム】は素人が応募用に書いた小説なので、いま読み返してみると気になるところはいっぱいあります。でも、一般読者の人はもちろん、小説家志望者も読むわけで、できれば受賞時に近い状態で残しておくべきじゃないかと考えました」(三浦さん談)文庫情報誌『IN★POCKET』(講談社文庫)8月号には、「乱歩賞新世代座談会・受賞後第一作はもっと面白い!~近年受賞の4人が語る、応募の頃から受賞第一作まで~」と題して三浦明博さん、赤井三尋さん、不知火京介さん、神山裕右さんという近年の江戸川乱歩賞受賞者たちによる座談会記事が載っています。文庫情報誌【IN★POCKET】(講談社文庫)また、三浦明博さんはエッセイ「二番目に多かった質問」も載せています。「あるときふと、ミステリー小説を書いてみようと思い立った。どうせはじめるのならなるべく遠い場所を目指した方がいいだろうと、江戸川乱歩賞一本に絞ることに決めた。題材としては趣味のフライフィッシングしか考えていなかった。ただし本当の本気で取り組もう。期限は3年・・・」(記事抜粋)作品応募時の心境を垣間見ることができたり、作品に纏わるエピソードを書かれたエッセイです。作家志望の方には、ぜひ併せて読んでいただきたいと思います。
2005.08.11
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謎の男とザンキの名前が明らかになりました。え?ザンキの名前はもう分かっているって?いえいえ、苗字ではなく名前のほうです。「財津原・・・蔵王丸(ざいつはら・ざおうまる)」これがザンキの名前です。凄い名前ですね。でもザンキさんならどんな名前でも似合うのは何故でしょう(笑)そして謎の男は名は「クグツ」。漢字で書くと“傀儡”ということでしょうね。忍者のような名前です。人型の魔化魍を操るから傀儡(傀儡師)なのでしょうか?それとも、白い男自身が・・・以上は、ニャーチさんと きへんにふゆさんの情報から「TV Bros.」にて確認できました。ありがとうございました!今日の『響鬼』。今日から提供読みが変わりました。あの声は、やっぱ芦名星ちゃんだったのかな?物語は、いよいよ新展開か!?って臭いがプンプンしてました。まず、明らかになったこと。謎の男は2人いる。黒い男と白い男は別人のようです。「黒が大きな魔化魍を生み、白が小さな(人サイズ)魔化魍を生み、小さな魔化魍は夏限定の分裂タイプ・・・」ということでした。これに関して説明不足。後々フォローが必要でしょうね。それにしても、魔化魍は常に謎の男から生み出されてきたということでしょうか?これは謎の男の業も猛士と同様に古来から伝承されてきたと考えるべきでしょうね。まさか、古来よりずっと生き続けてきたわけじゃ・・・?そしてもうひとつ、イブキが追跡した童子と姫にそっくりな二人の男女。和服を着ていて品が良く、いつもの童子と姫とは全く様子が違います。しかも瞬間移動? DAも一瞬に溶かしてしまった!何者でしょう?もしかして、この2人が童子と姫の原型?これが『凄・橘』なのかも!?謎が少しずつ解き明かされ、しかし更に謎が深まるって感じで、1週間待った甲斐があったというものですね。話をザンキの名前に戻しちゃいます。「蔵王丸」って名前。この名前、財津原家が修験道と関わり深い者であることを表しているように思われます。「蔵王」とは、昔、役行者が大峯山(奈良 吉野)の山中で、地上で苦しむ人々を救う神を顕現するため、荒行を続け、一心に経を読んだ末、ついに感得した神「蔵王権現」のことです。その為、修験道の人々に厚く信奉されている神なのです。吉野の蔵王堂をはじめ、日本各地の霊山に蔵王権現は祀られています。スキー場で有名な山形と宮城の県境に位置する「蔵王」もそれに由来しています。【蔵王権現像】蔵王権現の形相は鬼のようそして、実は「蔵王丸」の「丸」にも意味があるのです。それについてはのほっさんが、詳しく考察されています。ぜひご覧ください。以上から、ザンキの父親は修験者、もしくは猛士の一員だったという推理ができます。さらに確認した情報では、近々天狗が登場するようです。この時期で出るということは・・・魔化魍?ってことは僕の「謎の男 天狗説」は・・・えー!?(笑)「関西特撮死のロード」が始まった関西地方の皆さんは、今日の『響鬼』を観ることができたのでしょうか?(「関西特撮死のロード」とは、夏の甲子園大会が始まるとテレビ朝日系列の朝日放送がその放送のため、その時間帯の元番組を順延させてしまうという、特に『響鬼』など日曜朝の特撮番組ファンには恐怖の期間のことです)実は今日の第一試合は我が宮城県代表の東北高校だったのです。しかし、なんと! 試合の放送は『響鬼』が終わった直後からでした。関西はどうだったのでしょう?
2005.08.07
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貞子の母 山村志津子のモデルとなったのは、明治末期に「千里眼」と呼ばれ日本国中にその名を轟かせた御船千鶴子という女性です。彼女は17歳の頃からその能力に目覚め、海岸に落ちているダイヤの指輪を見つけたり、炭鉱の鉱脈を当てたり、難病の治療をしたといいます。その評判を聞きつけ研究に乗り出したのが、東京帝国大学で心理学を研究していた福来友吉博士でした。この福来博士が貞子の父親 伊熊平八郎博士のモデルです。福来博士の行った透視実験で、千鶴子はほぼ100%の成績を収めました。その研究発表を新聞は大きく書き立て、千鶴子はあっと言う間に大スターになってしまったのです。そして、ついに公開実験が行われました。そうです。『リング』の劇中にも登場するあの公開透視実験です。透視は成功したのですが、実験の立会人や新聞記者からクレームがつき、その真偽は闇に葬られてしまいました。『リング』では、この異議を唱えた新聞記者を貞子が念で殺すエピソードが語られています。幼少時の貞子の登場シーンです。さて、実際の千鶴子は、その後悲劇への道を辿ることになります。千鶴子以上の透視能力があると言われ、千鶴子にはなかった「念写」の能力を持つ長尾郁子という女性が現れます。福来博士は長尾郁子へ研究心を傾けていき、世間の目は徐々に千鶴子から遠のいていくのです。しかし、その長尾郁子は千鶴子が行ったと同様の公開透視実験に失敗してしまいます。この時、世間から見放されていた千鶴子も郁子と同様に疑惑の目に晒され、最後は「インチキ」の烙印をおされてしまうのです。とうとう千鶴子は毒を飲んで死んでしまいます。『リング』では、志津子は三原山の火口に投身自殺したことになっています。では、貞子自身のモデルはいるのでしょうか?山村志津子、長尾郁子と同様に、福来博士の研究対象になった高橋貞子という女性がいます。彼女も透視と念写の能力者だと言われています。しかし、既に名誉を失墜させた福来博士の研究発表は誰にも聞き入れてもらえず、闇へと葬られ、彼女の存在も謎のままで終わってしまったのです。貞子のモデルもやはり謎なのです。晩年、福来博士は宮城県仙台市に「福来心理学研究所」を構え、オカルト精神学の研究をすすめます。そう、僕の住む仙台市にです。実は鈴木光司が『リング』を発表する前に、僕は雑誌でその研究所の存在を知り、そこを訪れようとしたことがあります。そこで実に面白いエピソードがあったのですが、それはまた別の機会にお話しします(笑)最近、心霊物のTV番組で一番のお気に入りだったのは、SMAPの稲垣吾郎と子供たちが、実話として視聴者からの恐怖体験や心霊写真を紹介する『ほんとにあった怖い話』(フビテレビ系)です。脚色されすぎの再現ドラマと良質の心霊写真がマジ怖かったです。ぜひ3rdシーズンが始まって欲しいと熱望しています。☆ ★ ☆好評連載中! ブログ小説プロトタイプの本棚ぜひ覗いてみてください!
2005.08.05
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『リング』(鈴木光司 著)は良くできたホラーだと思います。特に映画『リング』(中田秀夫 監督)は、原作以上ではないかと思わせます。まず、原作とは違い女性を主人公にしたことが成功でしょう。やはりホラーの主人公は女性に限ります。気丈で美しい女性を失意に落とすことで、圧倒的な恐怖を演出できるからです。さらに夫婦より母子の絆のほうが深いと言わんばかりの設定変更にも納得できます。子供を守るために奔走する親の姿を描くほぅが、物語に感情移入しやすいのです。貞子。怪談の中で怨念に取り憑かれたヒロインは数多ありますが、彼女は紛れもなく現代最高のオカルトヒロインです。前記事のように、ごく普通の人間が悲惨な死をきっかけに他人を呪い、連続殺人を犯すという不条理さには疑問ばかりが残って、正直ついていけないところがあります。怖いと思う反面、頭の中では失笑しながら観ている部分もあるのです。でも、貞子は違うのです。なぜなら、彼女は希代の超能力者だという大前提があるからです。生きていても恐ろしい貞子が、悲惨な目に遭い、世の中を恨んで死んだ。その恨みの念はどれほどのものだったでしょう。貞子が呪いで人を死に至らしめる仕組み。それを映画『らせん』では説明しています。「怨念」「呪い」で全てが片づけられるホラー物の中で、そこまで考えられているところが、僕の苦手なホラーながら惹き付けられるところです。貞子が死ぬ間際に込めた強力な念は、貞子が死んだ後も残留思念となった。貞子が死んだ井戸の上にはコテージが建てられ、そこにあったビデオテープにそれは念写された。そのビデオの映像を観ると、念がブラウン管を通して信号化され観た人間の網膜に焼き付く。その信号を脳が認識すると細胞が変化を起こし、心臓の動脈に瘤を作り急性心筋梗塞を引き起こし死に至る。その発症するまでの潜伏期間が7日間。そんな感じだった思います(やや勝手に解釈した部分があります)とにかく、物語は遺伝子レベルまでに及ぶのです。貞子の呪いは、特定の人間に向けられたものではなく、そのビデオテープを観た人間が勝手に引き起こしてしまうものなのです。実はこの『リング』にはモデルになった事件があり、実在の人物がいるのです。〈つづく〉☆ ★ ☆好評連載中! ブログ小説プロトタイプの本棚ぜひ覗いてみてください!
2005.08.04
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ここ数年、夏の風物詩といえるアノ番組が少なくて、少々寂しい感じがしています。昔は夏休みになると、ワイドショーなどで毎日のようにあったアレ。そう、アレとは・・・『心霊写真特集』。そしてその『再現ドラマ』のことです。僕はホラー映画が苦手です。でも、TVの心霊写真物は子供の時から何故か惹き付けられるように観ていました。僕が恐山の麓の生まれだからでしょうか?(僕に霊感はありません!)ヘタなホラー映画のストーリーより、その1枚の写真には隠されたストーリーのほうが断然怖いのです。それを霊能者が読み取り、再現ドラマや現地取材などで裏付けられる事柄から、更なる恐怖が広がります。いつもブラウン管にかぶりつきで観ては、「うわっ」「キツイなぁ」と声を上げています。先週、TVで金曜ロードショー(日本テレビ系)『着信アリ』を観ました。柴咲コウ、堤真一 主演の話題になったホラー映画です。ホラー映画はあまり好きじゃないと言いましたが、TV放送になるとつい観てしまいます。感想としては、怖い場面もありましたが、事件の真相とラストシーンにあんぐり・・・という感じでした。何故、子供の遺恨ごときで、あれほどの超常現象が起きてしまうのでしょうか?死の予告が携帯電話に着信する因縁は何だったのでしょうか?ラストシーンはどう解釈したらいいのでしょうか?見終わった後、かなり悩みました。分かる人がいたら教えてください。それに比べると、『呪怨』(清水崇監督)はまだましかな?と思います。止まる事を知らない呪いが、事件に関わった人間に次から次へと伝染していく。事件は全く解決を見せず、「どうせ助からない」というどうしようもない恐怖を黙って受け入れるしかないのですから。僕はビデオ版と劇場版の両方を観ました(もちろんTVで)が、ハッキリ言って一番最初に作られたビデオ版『呪怨』が一番怖いと思います。僕はこの『呪怨』おける呪いの連鎖を、イギリスの人類学者フレーザーが考察した「共感呪術」の中の「感染呪術」ではないかと思っています。「感染呪術」とは、「かつてたがいに接触していたものは,物理的接触のやんだ後までも,なお空間を距てて相互作用を継続する」(金枝篇より)というものです。この呪術を誰かが解くまで、呪怨の恐怖は続くのではないでしょうか。〈つづく〉☆ ★ ☆好評連載中! ブログ小説プロトタイプの本棚ぜひ覗いてみてください!
2005.08.03
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『響鬼』もいよいよ後半に突入。でも、今週の『響鬼』は『世界水泳』の為にお休みでした。毎週『響鬼』の感想をお書きになっている皆さんはどうしているのでしょうか?そういえば、次回は月が変わって8月。提供読みが変わります。7月は童子役の村田充さんでしたが、次は誰になるんでしょうね。やはり次は姫の芦名星ちゃんになるのでしょうか?さて、「謎の男の正体 仮説」〈1〉、〈2〉、〈3〉と長くなってしまいましたが、そろそろ一区切りつけたいと思います。今回はちょっと長くなるっすよぉー!(笑)さて、またまた浅間山の話になります。僕はどうしても浅間山が気になってしょうがないのです(苦笑)前記事の仮説どおり謎の男が戸隠に関わるものなら、浅間山、嬬恋、軽井沢は同じ長野県内であり、自分たちの本拠地に近い場所で事を運ぶに適していたと考えられます。しかし、場所として浅間山を選んだことで、別の仮説を考えることもできるのです。「浅間山篇深読み〈2〉」で、浅間山と役行者との関わりを説明しましたが、その土地に纏わる役行者の霊験を利用する為だとしたらどうでしょう。そう考えると、謎の男出現以来、童子たちや魔化魍が出現した場所は、役行者の修行場、または関わったとされる霊地である浅間山、伊豆、箱根、江ノ島、房総、日光、筑波・・・の付近であることに納得できませんか?前仮説では否定しましたが、もし謎の男(黒)が飛ぶことが出来たら・・・。役行者は伊豆に配流になった折、「昼は則ち禁を守り、夜は必ず霊地に遊ぶ。或いは海を蹈んで往き、或いは虚を歩いて還る。その疾なること飛鳥も及ぶべからず」(徴業録より)と言われたように、飛行術とも瞬間移動術とも思える術を身につけていたと伝えられています。その術を使えば、嬬恋で童子たちとウブメを生み出した後、それより先に鬼押出に到着できたわけです。昔、陰陽師が式神を都で連れ歩く時、式神は童子に姿を変えたといいます。どうやら式神は自ら変化の術を有していたようです。しかも、必ず2体の式神を呼び出し、その2体は常に一緒に行動していたといわれています。(今昔物語、宇治拾遣集より)そのルーツは役行者の使役した鬼である、前鬼、後鬼にあるようなのです。前鬼、後鬼は伝説では男、女の鬼だという伝説もあります。つまり・・・もうお分かりでしょう。謎の男は役行者の術を使っていると考えられるのです。そしてこの場合、童子と姫は、前鬼と後鬼を模した式神なのかもしれないのです。では、なぜ謎の男は役行者の術を使えるのか。謎の男=役行者・・・こればかりは恐れ多いですね(汗)それより役行者の術を継承した者と考えるべきではないでしょうか。これがもうひとつの「謎の男も鬼の仲間」とする仮説です。第二十三之巻のヒビキと飯田のおじさんとの会話で、イブキのことを「宗家の若い衆」と言っていました。「宗家」。イブキの吉野の実家であり猛士の総本部のことですが、「宗家」とは伝授された術を正統に継承してきた家のことです。そして、その歴史が古いほど「分家」「分派」も多くなるわけです。その中から「異端」とされた家系が出てきてもおかしくありません。そう、謎の男は役行者の術を継承しながら異端とされた家系なのかもしれません。前記事で響鬼たち鬼のマークが三つ巴に似ている話をしました。その例として挙げたのが雅楽の大太鼓で「“三つ巴”と“二つ巴”紋が描かれた太鼓を一対で用いる」という話でした。これは陰陽五行説で、奇数が「陽」で偶数が「陰」であることを現しており、陰・陽で一つの世界を形作っていることを現していると言われています。これを猛士と謎の男に置き換えてみます。猛士の「鼓」「管」「弦」、または「火」「風」「雷」の3流派が陽であり謎の男たちが「黒」「白」の2流派が陰であると考えられます。また、「火」「風」「雷」は陽に属し、「黒」「白」は陰に属していることからも陰・陽の関係にあることが頷けます。つまり「表猛士」、「裏猛士」という関係が考えられないでしょうか。もし、謎の男が鬼に変身できるとすれば、そのベルトには“二つ巴”に似たマークがあるかもしれません(ちょっと飛躍した想像ですが)※〈追記〉fmGIGのDJ 田中逞馬さんはこの分派を「覇弥徒(はやと)」と 命名されました。ナイスです(笑) ライダーファンなら、もちろんこの意味お分かりですよね?では、この仮説での「金」「銀」の杖の意味は何でしょう?前の仮説でも述べたように五行説での季節関係ではないようです。これは単に「師弟」「兄弟」などの上下関係とみること位しか思いつきませんでした(汗)師弟関係の斬鬼が「金」、轟鬼が「銀」であるのと同じ意味では?と考えました。もし、兄弟関係であるなら・・・双子でしょうね(笑)(僕は当初、黒も白も同一人物だと思っていました)謎の男が誰なのか?については今のところ劇中にそのエピソードを見つけることができません。第十九之巻で、おやっさんが謎の男について「吉野の予測は・・・だろうと・・・」と言ってました。これはある程度の見当はついているということです。それに対してヒビキやあきらの受け答えは「ですね」程度の簡単なものであり、やはりある程度は承知のようです。ただ、その言動、表情から察すると、少なくとも猛士の近親者ではないことがわかります。また1度ならず2度も遭遇したあきらに対して、圧倒的な力を見せているにも関わらず、とどめを刺すどころか拉致、監禁することもありませんでした。これは他の鬼に対しても同じことが言えます。つまり、謎の男の目的は猛士ではないということです。では、謎の男の目的はなんでしょう。前記事の魔化魍についての仮説で、「魍魎」とは自然界に宿る精霊であり、その精霊が魔物化(邪悪化)した時「魔化魍」となるという話をしました。そこから考えられることは、自然を侵す人間に対する復讐です。特に著しい自然破壊が進む今日、謎の男は魔化魍たちに人間社会への復讐をさせようとしているのではないでしょうか。そして、もうひとつ。魔化魍は元々自然界に宿る精霊、つまり神でもあったわけです。そして、童子と姫も別の仮説どおりなら神なのかもしれないのです。それを使役することは、すなわち、謎の男が“神々への冒涜”を続けているということに違いないのです。仮説が多すぎて混乱されているようでしたら申し訳ありません。謎の男に関しては、その他、「単なる陰陽師説」や「白蛇説」、「土蜘蛛族説」などがあります。また、皆さんがコメントに書き込んでいただいた各説などもあります。どれも興味深いものばかりですので、まだ本編の謎解きが始まらないようでしたら、それらも取り上げて考察してみたいと思います。僕にとって、この仮説の当たり外れより『響鬼』が始まって中間点にあたるこの時期までに、これだけの数の仮説を立てられたことに価値があると思っていますし、それを読み物として楽しんでいただければ嬉しいです。後半は、自分の仮説と徐々に解き明かされていく謎とを見比べ、検証しながら楽しもうと思っています♪もちろん毎週更新するつもりっす(笑)☆ ★ ☆好評連載中! ブログ小説プロトタイプの本棚ドラマ・映画 専門ブログ 盛り上がってます!僕のド☆ラマismぜひ覗いてみてください!
2005.08.01
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