一日ひとつありがとう

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2005.10.25
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暗夜行路(前篇)〔2004年〕改

暗夜行路(前篇)〔2004年〕改


暗夜行路読みました。

これは、いろんな捉え方があるらしいのですが、
私は、夫婦のありようみたいなものが、
赤の他人、今まで、別々の人生を送ってきたもの同士が
交じり合うことは、甚だ難しい・・

しかし、

何か、自分に向かって、
これからを預けようとするものに対しての、
なんの、保証もない

しかも、不安になるような、頼りない感情で結びつくさまを
見たような気がします。


細雪もそうでしたが、
細雪

細雪

全く違う作品ですが、
私が読んだものは、改訂版ではない、
図書館の隅で、図書館に来る人を、何年も眺めていたような
ふるい本でしたが、

この、
自分が学生時代に、習ったであろう人物、作品名。

何の興味もなく、ただ通り過ぎた人物が、
この30代の壁を越えたあたりから、

むしろ、
昔の小説であるのにも関わらず、
自分の中で、ずっしりと響いてきて、
そして、入り込んでしまうことに
驚きと、そして、

感じるのです・・。


もちろん、
小説は、日々、発売されていて、
いろんな、あたらしい小説家が生まれていて、

売れたり、売れなかったりしているのでしょう。

ただ、今、この時間に小説を書いている作者も、
そして、登場人物たちも、

今、このときに脚光を浴びることもあれば、

産みの親が亡くなってから、注目されるものもあり、
そして、
全く、読まずに生きる方法もあり、
あらゆる物を、読んで生きる方法もある、この世界で、

この、紙切れの塊に、
宇宙から見れば、ちっぽけで見落としそうな人物の
胸を貫き、
また、その人物も、何事もなかったかのように、
読もうが、読むまいが、
同じ毎日を過ごすであろう、人物に、

その、塊は
出会う不思議に、私はどうしていいのかわからなくなることがあるのです。


人との出会い、
作品との出会い、


毎日、

同じようで
同じでない自分に、戸惑い、
それでも、この流れの速さについて行かなくては、と
焦ることが正しいのか、
そうでないのか。




本から出会うものは、
もしかしたら

もう一人の自分なのかもしれないですね。

読書の秋。

いろんな自分に出会えるチャンスなのかもしれないですよ^^。





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Last updated  2005.10.25 11:36:24
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