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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第七段。完結編です。--------------------------------------------------------------------遂にハジャイ入り!! 途中、牛を轢き殺しそうになりましたが、 11:00に無事(?)空港到着です。K 「いや、助かった。ありがとう。」男A「ハッハッハ、See you again.」ガタゴト、ガタゴト、、、、行ってしまいました。もう二度と会うことはないだろうな。でもいい人だったかも、 途中、殺意を抱かれたけど。そして、ボスに会えました。後光が射して見えます。行動を振り 返ってみますと、文無しのため15時間以上水分をとっていません。 ボスに会って最初の言葉は、「コーラ、おごって下さい」でした。誤解のないように、みなさんにちょっとinformation!現地の知り合いが「ここは大丈夫」というなら話は別ですが、 海外で白タクには絶対に乗らないこと。後日、シンガポール人にこの話をしたら、バタワース以北での私の行動、殺されててもおかしくないそうです。特に女の子は。 みんな、危ないから まねすんじゃないぞ。おしまい。
2005.05.07
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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第六段です。--------------------------------------------------------------------男A「おーい、起きろー。もうすぐイミグレだ。」9:00、国境前。何にもない平原にほったて小屋がぽつんとあります。男A「ここに両替屋もあるから、換金して、金払ってくれ。」どれどれ、金を出して換金して、K 「はい、TB600。」男A「・ ・ ・ ・」K 「???」男A「おいおい、全然足りねえよ。」K 「こんだけしかないって何度も言ったでしょ?」男A「本当にこれだけ? US$とかないのか?」やっと意味が判りました。この男、私の外貨全部合わせれば、 TB1200ぐらいあるだろう、と思っていたようです。けど、本当にこれだけしかありません。まずい! 男の目が殺気立っています。ここで殺されて そこの プランテーションに埋められたら、20年は出てこないでしょう。 男A「ちょ、ちょっと待った。」持ち物中、すべてチェックしてみます。出てきた!!ボロボロのシンガポールドル札が、合計SGD30 !!!もちろん、こいつも両替です。K 「 合計TB1100、すまん本当にこれだけだ。」男A「しょうがねえ、これで行ってやる。なんでそんなに貧乏 なんだ? 本当にビジネスで行くのか?」K 「本当だ。」イミグレです。イミグレも平原の中に ぽつん とあります。みなさん陸路のイミグレ知らないでしょう。何てことはない、 ドライブスルーみたいなとこでパスポート出すだけです。男A「お、おまえ、日本人か!?」しまった、パスポート見られたようです。もういいか。K 「ハッハッハ、驚いたか。」男A「何で日本人がこんなとこ来るんだ? それより何でそんなに 金ないんだ?」
2005.05.07
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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第五段です。--------------------------------------------------------------------K (ふぅー)気分はすっかり マルコです。男A「ずいぶん困ってるようだな。」どうやら、このおやぢ一部始終見てたようです。男A「どうだい、俺がTB1200(タイバーツ) で行ってやるぜ。」K 「えーっと、だめだ。RM 60でTB 600にしかならない。」男A「いや、だからTB1200で行ってやるって。」K 「だからぁー、RM60しかないの。」金のトラブルは後々やっかいなので、何度も確認します。男A「まあ、とにかく乗りな。」K 「言っとくけど、RM60しかないぞ。」もう、ええわ、行ったれ。男A「この車だ。」20年ぐらい前のボロボロのベンツです。ドアを開けます。ガチャ、「フギャーーーー」男A「どわぁーー」何か飛び出して来ました。男A「猫が入ってたようだな。」どういう車だ?あちこち穴が空いてるとこから入って来たようです。 ガタゴト、ガタゴト、悪路を走ります。まるで馬車です。最高時速は50kmしか出ないようです。サイドミラーもありません。窓をあけなくても車の中に風が入って来ます。省エネタイプです。荒地、プランテーション、景色が一段と殺伐としてきました。男A「吸うか?」変なお手製の葉巻です。この味、ヤクが入っているのでは?男A「おめー、どっから来たんだ?」日本なんて言うと危険、タイ、マレーだと言葉でばれる、よって、K 「台湾だ。」男A「ハジャイには何しに行くんだ?」K 「ビジネスだ。」男A「はぁ、見えねぇな。」K 「この格好は、俺の趣味だ。」男A「へえ。まあ、眠いんなら少し眠ってな。」今思い起こすと、この状況で眠るなんて、信じられませんが 随分あっさりと寝てしまいました。つづく。。。
2005.05.05
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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第四段です。--------------------------------------------------------------------K 「とにかく、このチケット 次の電車に振り替えて。」駅長「ハジャイ行き直行電車は、一日一本だけだ。」K 「がーーん。」駅長「まあ、アレンジしてやる。1時間後、K.L.発22:00、 明日バタワース着6:00。そこで半日ペナンで遊んで、 バタワース発14:00、ハジャイ着夜。これでどうだ。」K 「ペナンで遊んでって、あのね。こんな格好してるけど明日の 昼にハジャイでアポあるの。ビジネストリップなんだけど。」駅長「はあ?見えねえな。」K 「本当にビジネスだ。」駅長「じゃあ、バタワースからタクシー乗りな。」K 「(バタワースからハジャイ。名古屋大阪より遠いぞ) どれくらいかかる?」駅長「 RM 140ぐらいだろう。(マレーシアリンギット約¥6200)」K 「 RM 60しかない。」駅長「相乗りすれば? あとは知らンよ。」まあ、とにかくバタワースまで行こう。本来なら、寝台特等でゆっくり寝ながら行けたのに。振り替えて もらったチケットだから、木でできた椅子のC席だってことに 文句は言わないけど、このインド人の団体、うるせー。ラジカセで タミール語のカラオケかけて唄いまくってる。すごい異様な雰囲気だ。 なんか危なそうだからマレー語の新聞を見てるふりして寝ます。私の完璧な変装に、日本人と気付いていないようです。でも、第三者が見ると、すごいハマってる光景だろうなあ。月曜朝6:00、バタワースに着きました。まだ暗いです。一応、タクシーにハジャイ空港までの値段を聞きます。運転手「 RM 140だな。」K 「 RM60で行ってくれ、アミーゴ。」運転手「他を当たってくれ。」やっぱりお金足りない。しかしあの駅長、正確だな。では早速、相乗りフレンドを見つけなくては。K 「 Where are you going ? 」男1「 ペナン」K 「 Where are you going ? 」女1「 ペナン」繰り返すこと、20数回。バタワース駅で降りてくる人達は、みんなペナンにいくようです。リゾート地なんだから当たり前です。グアム空港の到着口で、「アラスカに行きませんか」と誘っているようなものです。K (ヒッチハイクしかないな)しかし国境越えだから、トラックかローリーを捕まえないと。ふと北をみると、荒地・プランテーションが続いています。
2005.05.03
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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第三段です。--------------------------------------------------------------------バードパークまでダッシュです。改造人間は、この山道で疲れて しまったようで、諦めてついに立ち止まりました。女?「ホワ~イ? プリ~~ズ、ウェ~~イト。」後ろから呼びかけています。あほか、そこで一生やってろ。ものすごく話がそれました。下品な話ですいませんK. L.のバードパークは、森を網でドームの様に覆っていて、 その中にカラフルでコミカルな鳥たちを放し飼いにしています。熱帯雨林気候なので、空調設備もいらず、こんな施設が簡単にできるわけです。目の前を、のしのしでかい鳥が我が物顔で歩いているのは迫力があります。一見の価値あり です。その後、博物館、プラネタリウムなどで時間をつぶし、その辺の飯屋で夕食です。なんと、英語が通じません。おかまは、英語話さんでいいのに 飯屋のおばちゃんには話してほしかった。K 「ナシレマ 。」(マレー風ぶっ掛け飯、ご飯にいろいろ載せて上から 辛いココナッツミルクをかける) おばちゃん「ナシレマ ティダ アダ (ないよ)。」K 「ミーゴレン アダカ?(マレー風焼きソバ) 」通じたようです。マレー語のボキャブラが少ないのでしょうがない。そろそろ時間です。K.L.中央駅に向かいます。出発30分前、20:15、駅員にチケットを見せて確認しました。1番ホームに間違いありません。ホーム中央で待ちます。20:30、まだ電車が来ません。20:44、まだ来ません。おかしい、駅員に尋ねます。駅員「ほら、あそこだよ。」なんと、ホームが500mぐらいの くそ長いホームになっており、 1番ホームの北端に止まってる電車が今にも出発しそうです。ポ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー (発射ベル)ポー、じゃねえ。うおーー待てーーーーー!後ろに飛び乗ろうとしましたが、間に合いませんでした。ああ、母を訪ねて三千里 の マルコ のようです。K 「はるかーー、草原をーーーー、」呑気に唄ってる場合ではありません。重大なことに気付きました。そう、チケットを持ってるということで、ほとんど金を持って来ていないのです。残されたのはハジャイからシンガポールに帰るエアチケットと小銭少々。とにかくハジャイでボスと会わねば。駅長室にダッシュです。K 「何だ、この駅の構造は? 電車が来ても判んないぞ。乗り遅れてしまったではないか。」駅長「そういう文句は電車が出る前に言ってくれ。」たしかに、そうだ。つづく。
2005.05.02
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友人K君のマレーマレー鉄道 優雅な旅? ボスを訪ねて三千里 第二段です。--------------------------------------------------------------------Tシャツ半パン、サンダル山リュック キャップをかぶって、得意のスタイルで出発です。スーツは山リュックの中に隠してます。この時点での予定が、日曜12:00 飛行機でSinからK.L.へ。K.L.をぶらぶら散歩。20:45 K.L. 発のマレー鉄道乗車月曜07:00 ハジャイ着。ハジャイをぶらぶら散歩12:00 ハジャイ空港でボスと落ち合う14:00 怪しげな客先へ20:00 Sinへ帰国by Airタイムテーブルから判るように、マレー鉄道エクスプレスというのは 名前だけ。スピードは鈍行列車です。エアーチケット、鉄道チケットも持ってるし、お金はタクシー代くらい持ってりゃいいでしょう。日曜昼、サクっとK.L. に着きました。まずはバードパークにでも行ってみましょう。バードパークは丘の上の森の中にあります。てくてく歩いていると、突然声をかけられました。マレー女「ねえ、あなた、どこ行くの?」K 「ん、バードパークまで。」女 「私、一緒に付いて行っていいかな?」K 「別に、構わんが、、、」どっから来ただの、仕事は何だのしつこく聞いてきます。しばらく歩いていると、女 「どこのホテルに泊まってるの?」K 「K.L.には滞在しない。今晩20:00すぎには、発つ。」女 「・ ・ そう。」何か残念そうです。女 「あなたを一目見て、好きになったワ。」K 「???(なんや、こいつ) 」女 「ねえ、触ってもいい?」無視して、てくてく歩きのスピードアップです。女 「あなたの○○○しゃぶりたい(I wanna suck your cock) 」K (あっ、こいつ改造人間(おかま) だ!)女?「気にしないでいいのヨ( Never mind ) 」K 「あほか! 俺はバードパークに行く。」女?「ホワ~イ? ネバー マ~インド。」K 「 You never mind , but I mind !!!! 」続く。。。
2005.05.02
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