たんぽぽ730

たんぽぽ730

Jul 27, 2024
XML
カテゴリ: 登山
7月27日(土)

何年か前に主人が友人の群馬百名山100座目に同行して登って時にはノーマークだったが
ラジオ、山カフェでU字工事の益子さんがお勧めするのを聞いて
興味が出て、主人に連れて行ってもらった。
主人が以前登った時には群馬側の大清水からだったが
今回は登山口が少し遠くなるが、栃木側の奥鬼怒温泉郷の方から入った。

くねくねした山道を進むと設備の整った広い女夫淵駐車場が現れ
車もそこそこ止まっている。
「人気の山なんだな」と思った。

登山口を出発。

どこで道を間違えたのか
本来なら沢沿いを歩くはずが、林道をずっと歩いてしまった。
そのせいか誰とも会わない。

林道を歩いたために八丁の湯は通り越して、加仁湯に到着。

加仁湯の脇からさらに進む。

歩き始めて2時間ほどで、日光沢温泉に到着。
ちなみに、八丁の湯と加仁湯までは女夫淵駐車場から送迎バスが出るが
この日光沢温泉は歩いてしか来られない、本当の秘境温泉だ。

犬を連れた男性が一人、日帰り湯に浸かりに来ていた。

トイレをお借りするので中に入ると、昭和レトロの良い雰囲気。
泊まってみたい。

売店の看板の文字に時代を感じる。

建物の脇から坂を上って登山道は続く。

少し歩いてから、建物全体を見渡す。
素敵だ。本当にいつか泊ってみたい。

いよいよ本格的に急登が始まる。
しかし、おかしい。
あんなに車があったのに、誰一人として登山者がいない。

登山道には花がなく、ギンリョウソウくらいあってもいいのにと思ったら出てきた。

ギンリョウソウの赤ちゃんもいた。
これは初めて見た。

ずっと森の中を歩く。
森の妖精たちがお出迎え。

こんなキノコも。

おしゃべりをしながら結構なスピードで歩く。
この辺りでソロの登山者に会う。

そして、ついに。
鬼怒沼湿原に着いたー
左のピークが鬼怒沼山の山頂だ。
さっきお会いしたソロの人は山頂まで行かず、鬼怒沼がゴールだそうだ。
我らは山頂を目指す!

湿原から鬼怒沼山頂までがすごい急登だった。
最後尾を歩いていたが、なにやら後ろからガサゴソ。
熊ではなく、登山者だった。
大清水から一人で歩いてきたが誰とも会わなかったと言っていた。

大変な思いをしてひたすら登ったが
山頂は「ここが山頂?」と思うほど何もないところだった。
鬼怒沼山は県境に位置するため、栃木百名山と群馬百名山のどちらでもあるのだが
群馬百名山の標識が割れて壊れていた。
知っていれば下敷きにでも書いて持ってきたのだが

ピークで記念写真を撮って早々に鬼怒沼湿原まで下る。
知らびその新芽が縁取りしているみたいで可愛かった。

さあ、湿原に戻って来た。
ちらほらとサワランが咲いていた。

湿原の中のベンチに腰かけて、ランチタイム。
不安定な天気だが、雲が取れて燧ケ岳が見えている。

沼に雲が映ってきれいだ。

キンコウカとヤマサギソウ。

こんなのもあって、後で調べたらウキミクリ。

金沼に映る根名草山(左)と日光白根山。
鬼怒沼湿原と言ったらこの風景が有名らしい。
今回は雲多めだけど。

イワショウブ。

タテヤマリンドウ。

ワタスゲもちょっとだけ。
ここで、男性2人組の登山者に会う。
結局、山でお会いしたのは全部で4人だった。

さあ、下山開始。
下山も結構なスピードで下る。

ヒナタオソロシの滝へ行くつり橋。
滝へは行かなかったが、橋だけ渡ってみた。

鬼怒川の源流(多分)

日光沢温泉まで戻って来た。
またトイレを借りたが、行きに払ったからお金は要らないと言ってくれた。
それに、こんな山の中に自販機のがあり、サイダーが百円。
良心的。やっぱり泊まりに来たいなぁ。


帰りは、道を間違えないで沢沿いの道を歩くと
駐車場から加仁湯や八丁の湯へ歩いて行く人たちにたくさん会った。
送迎バスも出ているようだけど、敢えて歩く人も多いみたい。
女夫淵駐車場に止まっていた車は
登山者ではなく、奥鬼怒温泉郷の宿に泊まる人達の車だったことが判明。

沢沿いの道は、こんな橋を幾つか渡りながら結構長かった。



駐車場に戻り、登山終了。
行きも帰りもいつものようにずっと主人が運転してくれた。
途中、睡魔に襲われて、コーヒーを調達。
運転ありがとう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 19, 2024 05:16:23 PM
コメント(0) | コメントを書く
[登山] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: