京阪宇治駅の前、宇治橋の東詰に、「つうゑん」という名のお茶屋があります。おそらく宇治に行かれたときには必ず目にしているのではないかというくらい、目立つ場所です。

漢字で書くと「通圓」。辞書によると、宇治の茶人の名前だということです。同名の狂言もあるそうです。
http://www.tsuentea.com/ によると、創業は永暦元年(西暦1160年、平安時代の終わりごろ)にさかのぼるそうです。通圓の元祖は源頼政の家臣で、晩年は隠居をして宇治橋東詰に庵を結んだということです。
その後、通圓は代々宇治橋の橋守として、「道往く人々に橋の長久祈願と旅人の無病息災を願って、茶を差し上げてまいりました」ということだそうです。
また、吉川英治氏が書いた小説「宮本武蔵」では、武蔵の恋人「お通さん」が、この茶屋で休むシーンがあります。実際、吉川氏もこの茶屋を訪れたそうです。
現在の建物は、寛文12年(1672年)に建てられたそうです。
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