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Verdiさんさんまぁ進むにつれてノッてくるノッてくる!グルベローヴァ様全開!
満員の東京文化会館大ホールで観客全員がスタンディングオベーション。そりゃラストにあんなすごいヴィオレッタ聞かされたら、熱狂します![m:209]
すばらしい、すごいとしか言えません。
前半ラスト、ルクレツィア・ボルジアを生で聞いて大興奮し、思わずシャンパン飲んじゃいましたが、後半はそれどころじゃない!
エルヴィーラの狂乱は凄まじい迫力とアピールです。しかし、それをさらに上回るヴィオレッタでした。
アルフレートもパトロンもすべて飲み込んでしまいそうな、ド迫力ヴィオレッタは初めでです!
観客を大興奮の渦にまいたあと、一転コメディタッチのアンコール。グルベローヴァも肩の力が抜けて、サービス満点でアピールします。
それにしてもあのグネコンデに対抗できるのは、グルベローヴァより若さアピールできるナタリー・デセイくらいでしょうか。キャンデイードは、グルベローヴァのglitter and be gay だけで観客を満足させてしまうのでは?というインパクトでした。そして、あくまで優しくかわいいアデレードが続きます。
まさにグルベローヴァの人間性が表れた、すばらしいアンコールナンバーで、これで観客はますますヒートアップ!
あの文化会館大ホール満員の観客が全員でスタンディングオベーションするうえ、オケが引き上げてもまだ拍手続き、グルベローヴァは舞台に一人出てきて答えたのですから、興奮の度合いが違います。
今日はさすがにみんな熱狂しました。
私は都民劇場会員ではないので、WEBチケットぴあで個別に買ったのですが、B席で1階1列28なんてビンゴ1位みたいなとんでもない席がとれて、なんとしても行くっきゃないと、かなり前から仕事調整に気合いいれました(笑)
その最前列席で聞いて感じた驚き。
グルベローヴァって4階や5階で聞く声と真前で聞く声と、ほとんど変わらないということです!
真前だから大音量になるなんてことなく、どこの席でもレザービームのように自分に向かってくるのは、やはり奇跡だ、凄い、としか言えないです
間近で見るグルベローヴァは、舞台に出て挨拶をすると、キッと表情が変わって瞬時に役に入り込むのがとてもよくわかりました。やっぱすばらしい集中力が、感情表現にもでているんですね!
最後、オケ引き上げ後の舞台に再度現れ、手を差し出す観客全員の手を取ってから袖に引き上げるグルベローヴァは、本当に素敵でした!
指揮 アンドリー・ユルケヴィッチ
モーツァルト 「後宮からの逃走」序曲
モーツァルト 「後宮からの逃走」あらゆる苦しみが
ドニゼッティ 「ロベルト・デヴェリュー」序曲
ドニゼッティ 「ランメルモールのルチア」狂乱の場 あの方の優しいささやきが~苦しい涙を流せ
ロッシーニ 「ウィリアム・テル」 舞踏音楽「6人の踊り」
ドニゼッティ 「ルクレツィア・ボルジア」聞いて、ああ~この若者は私の息子でした
休憩
トマ 「レーモン」序曲
ベッリーニ 「清教徒」狂乱の場 あなたの優しい声がボンキエッリ 「ラ・ジョコンダ」 「時の踊り」
ヴェルディ 「椿姫」ああ、そはかの人か~花から花へ
アンコール
バーンスタイン 「キャンデイード」きらびやかに楽しく(グネコンデ)J.シュトラウス 「こうもり」田舎娘の姿で(アデレード)
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