たろへいブログ

2024.07.14
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術後6時間が過ぎてベッドの上で寝返りができるようになり、腰の痛みからは解放されたが、今度はおなかがゴロゴロするようになり、おならプープー地獄に陥った。10分に1回くらいは、プーっと出た。臭いのしないおならだったが。

そして、夜通しプープーして、翌朝を迎えた。
何だろう、これは手術前まで下痢地獄に陥っていた後遺症なのか、全身麻酔の時に注入されたガスが出てきているのか、まぁ、どちらかだろう、と思った。⇒多分、後者。

翌朝7時に、血栓予防で両足のふくらはぎに装着されていた、マッサージ器が外された。

朝からは食事が出てきたが、ベッドの枕の高さを60度くらいまで上げて、ベッドの上で食事を取った。普通に座ると切った患部を刺激しそうだったので、念のため直撃しないように注意した。(術後2日目くらいから、バスタオルのようなクッションを敷いて、普通に座れるようにはなった。)

朝9時には、膀胱洗浄液の注入が終わった。(術後、尿道カテーテルを通じて膀胱が洗浄されていたみたい。そんなことをされていたとは、自覚症状は無かった。)

お昼12時には、点滴も外れた。
どんどん体に装着されていたものが外されていき、最後まで残ったのが、おしっこを出す管と排尿バッグであった。
でもようやく、排尿バッグを点滴スタンドにぶら下げつつも、病院内を歩けるようになった。


すると、○棒の先(入っている管との隙間)から、ドッと血が出た。結構な量が出たので、びっくり動転して、便意も引っ込んでしまったのであった。

そんなこんなで、15時30分になり、排尿バッグをシャワー室に持ち込みながら、シャワーを浴びた。
前日の術後から紙オムツをしていたが、脱ぐと、紙オムツには血糊がべっとり付いていた。
血塗れになり、ぶっとい管を咥えている愚息を見つめながら、相当な修羅場を乗り越えてきたんだな、よく頑張ったね、と妙なねぎらいの言葉をかけるのだった。(個室シャワーなのでもちろん独り言ではあったが)

それにしても、○棒に刺さっている管が少しでも何かに触れるだけで、○棒の先がもげるような感触になった。痛いというか、もげてしまうような恐怖感というか。
しばらくは、この管と排尿バッグとは、一心同体の運命共同体だな、と思うのだった。





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最終更新日  2024.07.14 09:20:10
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