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カテゴリ: Science
「東京の自然史」(貝塚爽平、講談社学術文庫)を読む。

その世界では有名な本で一度読んでみたいと思っていた1冊。ちょうど文庫化されたので読んでみた。

「自然史」と銘打っているが、メインは地質・地形で、それに関連する地震や水害などの災害や、昔問題になっていた地下水揚水による地盤沈下などの公害などを論じている。

まぁ相変わらず地質の用語体系の複雑さにはちょっと難儀させられる。例えば「縄文海進」に「有楽町海進」という別名があったり。まぁそのへんを我慢して読めばなかなか面白い。

面白いと思ったひとつの話は、私が高校時代を過ごした神奈川県厚木市に関してである。ここは地盤が悪いため「空地」であったのが、住宅や工場、はたまた新幹線まで建設(厚木には止まらないけど)されたことで、専門家でないと昔の地形・地盤の状況が判らなくなって、しまいには土地が安いので人口が密集してしまった、という笑えない話である。

他にも面白いエピソードを拾おうと思えば幾らでも拾える。ただ、今回は試験勉強をしながら読んだので、読み終わるまでにだいぶブランクが空いてしまった。内容的にも是非再読したい本なので、今度は「きっちり」読んでみたい。


東京の自然史/貝塚爽平





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Last updated  2012.10.25 20:18:24


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