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カテゴリ: Book Review
「フライ・トラップ-JWAT・小松原雪野巡査部長の捜査日記-」(高嶋哲夫、文春文庫)を読む。

O県警察生活安全部(生安)所属の小松原雪野が、頻発するオヤジ狩りや脱法ハーブを追って捜査していくうちに、犯罪に手を染めた少年たちの本当の姿が見えてくるという話。

少年犯罪に関して、単に厳罰化すればいいという訳ではなく、その裏にある犯人(未成年)の抱える闇や心の葛藤、家庭の問題などが明らかになるというストーリーを通じで、社会に一石を投じる作品。

ただ、ひとつ筆者は過ちを犯している。それはP.245で「岡山」と、事件が起きている場所を書いてしまっていること。まぁ著者自身が岡山の生まれだし、「O県」という伏せ字や描かれている地勢が岡山を連想させるのでイイと言えばイイのだが。

キングの超長篇を読んだ後なので、あっという間に読めてしまって若干呆気に取られた感は否めないが、それを差し引いても折角の社会派小説なのにちょっと物足りない気がした。ただ、問題提起自体は私にとっても考えさせらるものであった。

これで今年61冊目読了。


フライ・トラップ/高嶋哲夫











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Last updated  2013.11.20 20:02:32
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