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カテゴリ: Radio Actress
「アニメ文化外交」(櫻井孝昌、ちくま新書)を読む。

BOOK OFFでタイトルに惹かれて買った1冊。でも非常に楽しめた。

私も常々アニメに代表される日本のコンテンツビジネスの海外展開の強化(輸出)をすべきだと考えているが、その根拠を文書の形で表してくれた1冊だった。古書で買った新書なので、ちょっと時流的には遅れるが、それでもインパクトのある1冊と言える。コンテンツの輸出には著作権などの問題はあるが、日本のクォリティの高いコンテンツを輸出することは、「加工貿易」等と言われた日本の経済的なブレイクスルーと言っても過言ではないと思う。

正直なところ、私も本書に出てくるアニメを全部フォローしているわけではないが(タイトルは知っている)、コンテンツの輸出にはオタクである必要はないという点が本書の主張で、私も全くその通りであると思う。具体的には本書で日本のアニメの海外展開における「官・学・民」の役割として述べられているので、そこに譲る。

以降、気になったところやフムフムと思ったところを徒然と綴る。

●P.80~81でスペインのイベント「サロン・デル・マンガ」について書かれているが、写真のキャプションが「マンガ・デル・サロン」となっている。どっちが正しいのか?

●P.186~187、海外におけるアニメの吹き替えor字幕について。これはなかなか難しい問題である。アニメファンとしてはオリジナルの声優+字幕のほうがいいと思うが、本書では逆を言っている。この辺はなかなか悩ましいところではあるが、私個人としては、アニメを通して日本語・日本文化そして日本そのものについて知ってもらうためには、最初は吹き替えが必要であろうが、海外の日本アニメ市場がある程度成熟してきたら、オリジナルの声優+字幕でいって欲しいところである。

●P.196より。ここは丸のまま引用させて頂きたい。



まさにその通りであると思う。



これで今年15冊目。


アニメ文化外交/櫻井孝昌





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Last updated  2017.09.06 08:02:39


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